ウブロのテクフレーム

フェラーリ70周年を祝し、ウブロのウォッチをフェラーリがデザイン

フェラーリ70周年を祝し、その名を冠したイタリア製スポーツカーとそのパートナーであるウブロは、新たな コレクションを発表します。フェラーリ・デザインセンターにて車の設計と同じ手法で構想され、ウブロの時計製造の技法と融合することで誕生した「テクフレーム フェラーリ トゥールビヨン クロノグラフ」は、ウブロとフェラーリが紡ぐパートナーシップの新たな1ページを開きます。「テクフレーム フェラーリ トゥールビヨン クロノグラフ」は、3バージョン（キングゴールド、PEEKカーボン、チタニウム）で展開します。各70本限定の貴重なモデルは、コレクターズアイテムとなることは間違いないでしょう。



フェラーリによってデザインされ、ウブロによって製作されたウォッチ。それが、「テクフレーム フェラーリ トゥールビヨン クロノグラフ」のデザインを支配し、完全無欠なものとする原理となっています。マラネッロにあるフェラーリ本社で取り組みが始まり、ニヨンにあるウブロ本社で結実しました。ウブロのコレクションに加わったこの新ラインは、力強さ、性能、軽快さを融合するフェラーリのDNAに深く根ざしながら、ウブロのマニュファクチュールが作り出し、完成させたウォッチを提供することを目指しました。つまり、自動車と時計製造という2つの世界が完璧に融合されたのです。



フェラーリの設計アプローチ
フェラーリが設計責任者フラヴィオ・マンツォーニのリーダーシップのもとでデザインした、この「テクフレーム フェラーリ トゥールビヨン クロノグラフ」は、マラネッロで生産されているスーパーカーのように見えますが、それにはもっともな理由があります。それは、このウォッチが新しいスポーツカーの開発と同じプロセスによって、フェラーリでデザインされているからです。デザイナーたちの出発点はウォッチの「エンジン」であるウブロのムーブメントでしたが、彼らはその周りの高性能なフレームを自由に設計しました。フェラーリのフレームにも似たその格子構造は時計作りの世界では他に例を見ないものですが、それが最低限の重さと最大限の堅牢さをもたらしているのです。

「『テクフレーム フェラーリ トゥールビヨン クロノグラフ』の様式は、このウォッチの性能を支える基礎であり、たまたまそこに配されている部品など1つもない」と、フラヴィオ・マンツォー二は言います。それゆえ、ダイヤル上のブラック構造がクノログラフカウンターをホールドし、優れた視認性をもたらしています。4時位置にあるリューズの一部は、フェラーリを象徴する跳ね馬が装飾されたブラックPVD加工のチタニウムで仕上げられ、 ウォッチの大きさが最大限縮小され、空気が抜けるようなダイナミックな外観となっています。レッドのプッシュボタンは、車を運転している時でも使いやすいように戦略的に配置されており、よりエルゴノミックなデザインとなっています。



ウブロのマニュファクチュールは、フェラーリのデザインと研究を採用し、その専門性をエンジニアリングや材料、時計製造に活かし、このような美しい技術コンセプトを実現しました。そうして生まれたのが、フェラーリがイメージしたスタイリングに忠実な、スケルトンミドル、コンテナ、バックカバーの3部品で構成されたモジュール構造のシャーシケースでした。キングゴールド製とチタニウム製、そして耐久性と信頼性が極めて高い多層低刺激性素材である（とりわけ長い炭素繊維から作られた）PEEK（ポリエーテルエーテルケトン）カーボン製の3種類があります。この独特のオープン型のケースは「テクフレーム フェラーリ トゥールビヨン クロノグラフ」に欠かせない要素となっていますが、それだけがイノベーションということではありません。側面にある2つのプッシュボタンが、最高の安全性を確保しながらのストラップ交換を簡単にします。この新テクフレームモデルで、色づけされているほかのパーツ同様、これら2つのプッシュボタンも有名なP485フェラーリレッドで作られています。ケースバックには限定ナンバーと「Ferrari 70 Years」の文字が刻まれています。

魅惑のサラブレッド
フェラーリの設計理念に忠実なそのデザインの他にも、「テクフレーム フェラーリ トゥールビヨン クロノグラフ」は精巧な時計作りの縮図でもあります。このサラブレッドモデルの内部は、ウブロ自社開発・製造のムーブメント（手巻きの新型キャリバー：HUB6311：253個の部品）で駆動するトゥールビヨン・クノログラフとなっており、約5日間のパワーリザーブを誇ります。1つのボタンでスタート、ストップ、リセットの各機能を兼ねるこのシングルボタンクロノグラフは、専門家筋からもこの上ない最上級とみなされ、フェラーリレッドの陽極酸化アルミニウム製オリジナルレバーで操作されます。



ルテニウムアントラシートで処理されたこの精巧微調整「エンジン」は、ダイヤル上で見える印象的なトゥールビヨンでも際立った存在となっています。その独創的な構造原理により、この革新的メカニズムはフライングトゥールビヨンの審美性と2つのピボットポイントがあるトゥールビヨンの動作安定性をともに提供しています。このような二重の長所は、1分に1度回転しブリッジによりトゥールビヨンの上部を固定しているケージ上部に配置され実際には見えないサファイアクリスタルで実現されています。
フェラーリのロゴは9時位置に、ウブロのロゴは5時位置に配置されています。サファイアダイアルは、それが保護する最先端メカニクスを明らかにしており、外部の隆起部はタイマーをホールドしています。フェラーリがデザインしサファイアに添えられたマットブラックのブロックが、カーレースにインスパイアされたツイン構造のハーフセカンドカウンターを3時位置でホールドし、ミニッツカウンターは11時位置、コラムホイールは1時位置にあり、タンジェンシャルカップリングにより、この洗練されたクロノグラフのブレインコントロールとなっています。

高度技術による交換可能なブラックのラバーストラップは、PVDチタニウムのカバーが付いたホールディングバックルに取り付けられ、そのカバーはウブロのロゴがあしらわれたキングゴールド、PEEKカーボンまたはチタニウムで装飾されたプレートが付いています。



すでにコレクターズアイテム
カーデザイナーと精巧な時計作りマニュファクチュールの真剣で他に例を見ないコラボレーションの成果であるこの優雅なテクフレーム フェラーリは、フェラーリとウブロのパートナーシップで新たな時代の幕開けを告げるものです。キングゴールド、PEEKカーボン、チタニウムの3種類がそれぞれ70本限定であるこの新しい タイムピースは、すでにコレクターズアイテムとなっています。



References
チタニウム（以下、T） 408.NI.0123.RX
キングゴールド（以下、K） 408.OI.0123.RX
PEEKカーボン（以下、C） 408.QU.0123.RX

ケース
Ø 45 mm
T: チタニウム（マイクロブラスト加工）
K: キングゴールド（マイクロブラスト加工）
C: カーボン
厚さ 14.80 mm

ケースバック
サファイアクリスタル
T: チタニウム（マイクロブラスト加工）
K: キングゴールド（マイクロブラスト加工）
C: ブラックPVDチタニウム（マイクロブラスト加工）

ガラス
サファイアクリスタル（画面無反射コーティング）
防水性 3気圧 (30m防水)

ダイアル
サファイア

針
T & C: ロジウム（サテン仕上げ）＋ホワイトSuperLuminova®
K: キングゴールド＋ホワイトSuperLuminova®

リューズ
T: チタニウム（マイクロブラスト加工）
K: キングゴールド（マイクロブラスト加工）
C: ブラックPVDチタニウム（マイクロブラスト加工）
ブラックPVD加工のチタニウム（フェラーリの跳ね馬付）
Rampante), indexed, double sealing system

プッシュボタン
フェラーリレッドの陽極酸化アルミニウム製レバー（マイクロブラスト加工）
チタニウム製スイッチ（ブラックPVD加工、マイクロブラスト加工）

ムーブメント
HUB6311 – 手巻きトゥールビヨンクロノグラフ（自社開発・製造）
パーツ数 253
振動数 21'600/時（3Hz）3 Hz
パワーリザーブ 約115 時間

ストラップ
ブラックラバー（交換可）

本リリースに関してのお問合せ