時計製作の聖地・ヴァレ・ド・ジュウ。神々の手により製作されるローマン・ゴティエのタイムピース。

 By : Kamine

ファクトリー訪問レポート。迫真の製作過程をご覧ください。
ファクトリー内では、最新鋭のCNC旋盤がずらりと並び超複雑なパーツの切削をしています。

 シャネルの資本参加による設備投資で高度に拡張した製作現場を見に行ってきました。
(今後ローマン・ゴティエ社は、益々ブランドとして安定感を増すことになります)
CNCマシーンは、ほとんどが日本製の最新工作機械。

さまざまな高級ブランドからパーツ製造を請け負っているので、高品質な長い鋼材から大量のパーツを切り出しています。

世界の有名コレクターからも高い評価を受けるローマン・ゴティエの群を抜いた仕上げ作業。
決め手となる「ハンドフィニッシュ」を最後に施すのが、このジャンシャンという高山植物。ジュウ湖畔に自生するリンドウ科の一種です。

 乾燥させた茎に研磨剤をつけ、金属を特殊な技で長時間かけ鏡面に磨き上げるのに使用します。

 完璧に仕上げられた各パーツを組み上げる時計師は、元BP社の有名なグランドコンプリケーション「1735」の製作責任者パトリックマルタン氏。(スイス時計業界では有名)

 

6大機構と呼ばれる「ウルトラスリム」「ムーンフェイズ」「永久カレンダー」「スプリットセコンド・クロノグラフ」「トゥールビヨン」「ミニッツリピーター」を1本の時計に集約させた歴史的に高名なこのモデルは、BP社の創業年をその名に冠す「1735」グランドコンプリケーション

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