セイコーインスツルより 針の動きでテンポがわかる「メトロノームウオッチ」発売～ 楽器奏者にお勧めの新機構

腕時計に搭載される機能というと、18世紀以来それらはほぼ出尽くした感があって、現在はそれらをいかにブラッシュアップさせるか進化させるかというところで各社はしのぎを削っていると思っていたのだが、なんとも斬新な機能を搭載した腕時計に出くわした。もしかしたら自分の不勉強でリストウォッチとしてすでに前例のある機構かもしれないが、音楽室でカチカチとリズムを刻んでいた、あのメトロノームの機能が搭載された腕時計が発売されたのである。
スマートウォッチなら"お茶のこさいさい"の機能なんだろうが、それをあくまでもアナログ時計の形をキープしつつ、時分針を駆使してメトロノームを実現したところが、なかなかに愛おしく面白いので、以下、セイコーインスツルの資料をピックアップして紹介したい。






セイコーインスツルより 針の動きでテンポがわかる 楽器奏者にお勧めの「メトロノームウオッチ」発売


セイコーインスツル株式会社（略称：SII）は、時計の針の動きで、楽器演奏に必要なテンポや基準音がわかる「メトロノームウオッチ」を、当社公認のECサイトにて販売します。


「メトロノームウオッチ」は、一見すると普通のアナログ腕時計のようですが、時計機能以外に、楽器の演奏に必要なメトロノーム機能と基準音機能が搭載されています。普段はおしゃれな腕時計としてお使いいただきながら、外出先でのちょっとした楽器の練習などにぴったりの商品です。



メトロノーム機能は、メトロノームモードから任意のテンポを設定するだけで、時計の分針がリズミカルにダイヤルの上を左右に往復し、ピッピッという電子音とともに視覚的にテンポを確認することができます。テンポは、40～304（BPM）までの41ステップが用意されており、小さいながらも実用的な仕様となっています。




百聞は一見に如かずなので、まずは動画を。





基準音機能は、楽器を演奏する前のチューニング（音合わせ）に使う機能で、合奏の時はもちろん、１人で練習する際も一般的なAの音と、吹奏楽のチューニングに使われるB♭の音を、440、442、443Hzの3種のピッチから選択し基準音を鳴らすことができます。



デザインはスタンダードとカジュアルの2つのラインで、スタンダードは落ち着きのあるワンカラーのダイヤルに、メトロノームの拍数を緻密に並べた機能的なデザインとなっています。



一方、カジュアルは明るくポップなカラーで、テンポの変化をドットで表現し遊び心のあるデザインとなっています。どちらもケースサイズは、横: 36.5 mm／縦: 39.6 mmと扱いやすいサイズとなっており、男女問わずお使いいただけます。



【主な特長】

1.分針の動きでテンポがわかるメトロノーム機能
モードボタンを１回押し、メトロノーム機能を選択。プラス（マイナス）ボタンを押して時針を動かし、希望のテンポ値を設定するとテンポに合わせて分針が往復運動を始めます。サウンドボタンを押すことでテンポ音のオンオフを切り替えることが出来ます。

スタートガイド動画で使用方法をご確認できます。

2.手軽に楽器のチューニングができる基準音機能
モードボタンを2回押し、基準音機能を選択。プラス（マイナス）ボタンを押して希望の基準音を設定。（時針が音名「AまたはB♭」を、分針が基準ピッチ「440、442、443hz」を示します。）サウンドボタンを押すことで基準音を鳴らすことが出来ます。　

 

【製品ラインナップ】

スタンダード  　ワンカラーのダイヤルで落ち着いた印象の6モデル

カジュアル　　テンポの変化をドットで表現したポップな印象の4モデル

 

 

【主な仕様】

駆動方式	電池式クオーツ
主な機能	時計、メトロノーム機能、基準音機能
メトロノーム機能	テンポ範囲：40～304回／分（41ステップ固定）
基準音機能	発音範囲：6種類(A-440Hz、A-442Hz、A-443Hz、B♭-440Hz、B♭-442Hz、B♭-443Hz）
時計精度	平均月差±15秒（気温5℃～35℃において腕に付けた場合）
電池寿命	約2年（メトロノーム機能テンポ120にて120秒間/日、基準音モード20秒/日で使用の場合）
防水性能	日常生活用防水
ケースサイズ	厚さ: 10 mm／横: 36.5 mm／縦:39.6mm
ケース材質	ステンレススチール
バンド材質	皮革（カーフ）
腕周りの長さ	180mm（最長）

【価格】　¥20,900 （税込） オープンプライス

【公式サイト】　https://www.sii.co.jp/music/mw/

【販売】　
みらい奏楽舎（https://mirai-sougaku.jp/）　
（SII公認ECサイト）