パルミジャーニ・フルリエから『トンダＧＴ』の新バージョン～ステンレススティールとローズゴールドケースの「トンダＧＴシルバーブラック」誕生

2021年10月14日　From : PARMIGIANI FLEURIER (パルミジャーニ・フルリエ )

「トンダＧＴシルバーブラック」～ステンレススティールとローズゴールドケース

光と影。スポーティでシック。古典的なデザインキューを取り込んだモダンな時計。エレガントでエネルギッシュな『トンダＧＴ』コレクションに、新しく２モデルが追加されました。ステンレススティールモデル、１８Ｋローズゴールドモデルの両方とも、スモールセコンド、デイト表示、その他の装飾がブラックでハイライトされた、シルバーカラーのギョーシェダイヤルで、ストラップにはブラックラバーが付属されます。パンダの愛称で親しまれているブラック・オン・ライトカラーの配色がユニークなアシンメトリーで表現されていて、モダンでシック、そして控えめなオート・オルロジェリー。

パルミジャーニ・フルリエは、２０２０年の『トンダＧＴ』コレクションの発表で、メゾンの誇るエレガンスと職人技術を、よりスポーティな新領域に取り込む挑戦をしました。トンダファミリーの磨き抜かれた外観をデイリーウェアに取り入れたタイムレスなデザインで、コレクションのローンチはまたたく間に成功を収め、時計愛好家の間で広く評価されました。『トンダＧＴ』の「スティールシルバー」や『トンダグラフＧＴ』の「シルバーブラック」など、いくつかの後継モデルに続いて、この度新しいバージョンが誕生します。

ブラック・オン・シルバー
『トンダＧＴ』のシルバーブラックバージョンは、シルバーのギョーシェダイヤルに、ブラックのスモールセコンド、デイト表示、インデックスでデザインされています。ステンレススティール、またはローズゴールドのケースには、『トンダＧＴ』コレクションに特徴的な一体型ブレスレット、またはブラックのラバーストラップが付属されます。

拡充するコレクション
「２０２０年のトンダＧＴの誕生は、私たちのオーディエンスを拡げ、既存コレクションをよりモダンに一新させました。それはメゾンに推進力を与え、新しい潜在顧客にパルミジャーニ・フルリエを手にする機会を生み出しました。そしてこの度、古典的なシルバーブラックダイヤルにモノクロームのステンレススティールまたはローズゴールドのケース、一体型ブレスレットとブラックラバーストラップが、限定生産ではないエクステンションとして、トンダＧＴコレクションにまた新しいレベルのフレッシュさを与えます。」グイド・テレーニ（CEO）

デザインの原点
シンプルな『トンダＧＴ』と、より複雑な機構を備えるバージョンの『トンダグラフＧＴ』は、そのケースのシェイプなどデザインの随所を、２０１６年発表の『トンダクロノールアニヴェルセール』から取り込んでいます。パルミジャーニ・フルリエが生み出すすべての時計と同じように、『トンダＧＴ』コレクションのデザインは、ミシェル・パルミジャーニのゆたかな想像力から生まれた黄金比に基づいていて、より手首に沿うようにアップデートされたしずく型のラグ、ケースと同じ素材と仕上げの一体型ブレスレット、メゾンが開発した初の時計『トリック』から継承される、職人の手で刻まれたモルタージュ装飾が特徴です。ダイヤルはとても装飾的ですが控えめな「クル・トリアンギュレール」パターンのギョーシェで飾られ、オープンワークのデルタ型の針はパルミジャーニ・フルリエを象徴するデザインのひとつとなりました。

ディテール
『トンダＧＴ』のシルバーブラックは、サテン仕上げのステンレススティールまたは１８Ｋローズゴールドの径４２mm のケースに、１００m の防水機能を備えています。シルバーとブラックのダイヤルは「クル・トリアンギュレール」のギョーシェで飾られ、インデックスはブラックロジウム製。デルタ型の針の先はブラックのコーティングが施され、１２時位置の大きな窓に日付が表示されます。

搭載されたエンジン
先行して発売された『トンダグラフＧＴ』のシルバーブラックモデルと同様に、『トンダＧＴ』のシルバーブラックモデルも、自動巻キャリバーＰＦ０４４を搭載しています。ムーブメントはサファイアクリスタルのケースバックから、２２Ｋローズゴールドのローターを透かして眺めることができます。４５時間のパワーリザーブを保持し、ブリッジのコート・ド・ジュネーブのような装飾的な仕上げが施されています。すべてのパルミジャーニ・フルリエの時計と同様に、ムーブメントのデザインから製造、装飾、組み立て、仕上げ、ケースに納めるまでをパルミジャーニ・フルリエのマニュファクチュール施設の中で行っています。

パルミジャーニ・フルリエコレクションの中での位置付け
『トンダＧＴ』のシルバーブラックモデルは、ドレスウォッチが主体であったパルミジャーニ・フルリエの世界の中で、デイリーウェアのシリーズが成長していることを物語っています。他のコレクションと比較すると手に取りやすい提案として構想された『トンダＧＴ』は、メゾンの生み出す美しく傑出なウォッチメイキングを、新しいファンを惹きつける価格帯で提供しています。

【プロダクトテクニカルスペック】
トンダＧＴローズゴールド／シルバーブラック
【PFC910-1500140-X01482】ブラックバルカナイズラバーストラップ：３,１５７,０００円（税込）
【PFC910-1500140-B10082】ポリッシュ／サテン仕上げ１８Ｋローズゴールドブレスレット：６,２７０,０００円（税込）

キャリバー：PF044 ‒自社製自動巻きムーブメント
パワーリザーブ：４５時間
振動数：２８,８００振動／時（４Hz）
石数：３３
部品数：２７４
直径：３０ mm
厚さ：５.３ mm
装飾：コート・ド・ジュネーブ、ペルラージュ
ローター：スケルトン、２２Ｋゴールド、サンドブラスト加工、サテン仕上げ

［ケース］
ポリッシュ／サテン仕上げのステンレススティール、手作業のローレット加工ベゼル
直径：４２ mm
厚さ：１１.２ mm
リューズ：Ø ６ mm、ねじ込み式
ガラス：ARunic 反射防止加工のサファイアクリスタル
ケースバック：サファイアクリスタル
ケースバックの刻印：シリアルナンバー
防水：１００ m

［ダイヤル］
カラー：シルバー、ブラックのサブダイヤル
仕上げ：クル・トリアンギュレールギョーシェ
インデックス：ハンドアプライドロジウムメッキ

針：デルタ型スケルトン、ロジウムメッキ
バックル：ステンレススティールフォールディングクラスプ

【お問い合わせ】
パルミジャーニ・フルリエ
03-5413-5745

［パルミジャーニ・フルリエ］
時計師であり修復師である創業者ミシェル・パルミジャーニのを冠した時計メゾンは、1996 年にスイス、ヴァル・ド・トラヴェールのフルリエに誕生しました。時計製造に関わるすべての会社をグループ内に保有し、95％以上を自社で製作するマニュファクチュールです。そのため、製造工程の隅々までが自社でコントロールされ、またグループに属さない独立性を大切にし、自由な創造を可能にしています。パルミジャーニ・フルリエの個性の根幹となる過去の傑作の修復の仕事は、遥かな未来においても修復するに値するタイムピースを生み出す原動力となっています。それは、過去の作品から大胆に未来をつくりあげるマニュファクチュールとしての試みであり、自然、黄金比と共に枯渇することのないインスピレーションの源です。