ショパールが機械式の完成形を追求した「アルパインイーグル 41 XP TT (Tech Titanium) 」～グレード5チタン製で繊細な透かし彫りが施されたピース

2024年5月5日　From : Chopard (ショパール )

「アルパインイーグル 41 XP TT （Tech Titanium）」～グレード5チタン製で機械式の完成形を追求

ショパールの「アルパインイーグル」は、研ぎ澄まされたデザインと洗練された美しさの両立を実現した、現代的なスポーツシックコレクションです。本コレクションに、キャリバー「L.U.C 96.17-S」の複雑な機械機構を余すところなく目にすることのできる超薄型タイムピースが新たに加わります。厚さわずか3.30mmのムーブメントには繊細な透かし彫りが施され、素材と仕上げのコントラストがエレガントな雰囲気を醸し出すとともに、ショパールマニュファクチュールで培われた最高峰のノウハウと革新性がいかんなく発揮されています。直径41mmのチタン製ケースは、優れた耐久性を誇りながら極めて軽量であり、最適なプロポーションとモダニズム溢れるデザインは、コレクションのスポーティな外観を継承しつつ、テクニカルな個性を生み出しています。

ショパールの歴史的モデルから着想を得た「アルパインイーグル」コレクションは、発表以来、常に新しい時計技術により進化し続けています。その最新作が、ショパール自社開発のムーブメント「L.U.C 96.17-S」を搭載したモデルです。ケース径を表す「41」と、ムーブメントとウォッチの薄さ（extra-plat、超薄型）を示す「XP」、そしてモデルのデザインに色濃く反映されている “テクニカル”と“チタン”を連想させる「TT」をその名に冠した「アルパインイーグル 41 XP TT」は、ショパールのアトリエが誇る機械式の技術と「アルパインイーグル」コレクションのスポーティなエレガンスを見事に融合させたタイムピースです。

ショパールマニュファクチュール製ムーブメント、L.U.C 96.17-S
超薄型キャリバー「L.U.C 96.17-S」は、ショパールマニュファクチュールの時計製造に対する姿勢の根底にある、精巧な技術と品格ある美しさを兼ね備えています。　　初代L.U.Cムーブメントの進化版であるこのキャリバーは、オフセンターの22Kゴールド製マイクロローターを備え、優れた慣性により2つの香箱を効率よく巻き上げます。ショパールツインテクノロジーを応用した積載式二重香箱は、65時間のパワーリザーブを確保するのに必要なエネルギーを蓄えます。

文字盤を設けず、内部機構を余すところなく見せるために、地板とブリッジはケース開口部の曲線に沿って透かし彫りにされ、ムーブメントの中心を囲む同心円状の空間が形成されることで、時を刻むメカニズムを目にすることができます。このアプローチは、伝統的なエングレービング技術とは異なる方法を採用したいというメゾンの意向を反映した、ショパールならではのものです。

さらに地板とブリッジにサンドブラスト仕上げを施すことで、ケースとブレスレットのサテン仕上げやポリッシュ仕上げとのコントラストが生まれ、ムーブメントへと視線を惹きつけます。同様に、ブラックロジウム仕上げも、ゴールド仕上げの輪列を引き立てる新たなコントラストを生み出しています。コレクションが掲げるスポーツシックのデザインコードとも見事に融合する、「アルパインイーグル」初となるこのテクニカルなデザインは、ショパールマニュファクチュールのアトリエで長年受け継がれてきた専門技術によって実現されました。

グレード5チタン製タイムピース：優れた耐久性が実証された素材
「アルパインイーグル 41 XP TT」は、素材全体にグレード5チタンを採用しており、スティールよりもわずかに深い色合いが、同コレクションのスポーティで精悍なアイデンティティをさらに際立たせるとともに、腕に着けていることを忘れてしまいそうなほど軽やかな着け心地を実現しています。

アルミニウム、バナジウムとの合金素材であるグレード5チタンは、特に耐腐食性、耐塩水性に優れており、「アルパインイーグル 41 XP TT」は、切り立った山頂から海底まで、エクストリームスポーツ愛好家の最高のパートナーであり続けるでしょう。

超薄型タイムピースに最適なプロポーション
「アルパインイーグル 41 XP TT」は、薄型ムーブメントにより、最適なプロポーションを実現しています。直径41mmのケースは厚さわずか8mmで、従来の「アルパインイーグル 41」に比べ側面とベゼルが薄くなり、文字盤の開口部が広くなっています。

ショパールが特別なモデルに採用してきた絶妙なプロポーションが、タイムピースに優雅な趣を添えています。さらに「アルパインイーグル 41 XP TT」には、自然の力強さに着想を得て、ショパールの先見の明を宿したコレクションのデザインも忠実に反映されているのです。

アルパインイーグル：アイコンの新たな解釈
3世代にわたるショイフレファミリーの男たちの情熱から誕生した「アルパインイーグル」コレクションは、ショパールの共同社長であるカール‐フリードリッヒ・ショイフレが1970年代後半に初めてデザインした「サンモリッツ」ウォッチを現代風に解釈したコレクションです。

端正かつ主張のあるデザインが魅力の同コレクションは、自然から力強いインスピレーションを得ることで、メゾンのヘリテージをさらに豊かに発展させました。スタイリッシュに側面が隆起したラウンド型ケース、コンパスローズが刻まれたリューズ、8本の機能的なネジを配したベゼル。「アルパインイーグル」は、品格を極め、凛とした現代的なエレガンスを体現しています。

【仕様】
アルパインイーグル 41 XP TT
チタン製

[ケース]
グレード5チタン
外径 41.00 mm
厚さ 8.00 mm
防水性 100m
ルーセントスティール™製リューズ、コンパスローズ付き 6.65 mm
バーティカルサテン仕上げのミドルケース、ポリッシュ仕上げの面取り
グレード5チタン製ベゼル、8本のネジによる接線固定
反射防止加工のサファイアクリスタル
シースルーバック

[ムーブメント]
機械式自動巻きムーブメント L.U.C 96.17-S
22Kイエローゴールド製マイクロローターによる巻き上げ
部品数 167
外径 27.40 mm
厚さ 3.30 mm
石数 29
振動数毎時28,800回（4Hz）
パワーリザーブ 65時間
積載式二重香箱 - ショパールツインテクノロジー
サンドブラスト仕上げのブリッジと地板
環状テンプ
フラットなターミナルカーブ
機能：中央に時、分表示

[文字盤と針]
スーパールミノバ® グレード X1を塗布したロジウム仕上げのインデックス、インナーベゼルで固定されたフローティングデザイン
スーパールミノバ® グレード X1を塗布したロジウム仕上げのバトン型時針と分針
ホワイトの転写

[ブレスレットとバックル]
グレード5チタン製テーパー形状のブレスレット、サイドにサテン仕上げを施したラージリンク、ポリッシュ仕上げのセンターキャップ
セーフティープッシュボタン付きルーセントスティール™製トリプルフォールディングバックル

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W&Wで実機を拝見しました。

伝統的な手法・表現が多かったアルパインイーグルに対し、現代的なメカメカしい表現を求めたダイヤル。
あえて手作業感がないスパッと抜いた機械っぽさを感じるスケルトン手法を使っているそう。
ムーブメント地板自体にブラックカラーのコーティングを施すことで、そのまま文字盤に転用、本来の文字盤パーツはインデックスだけが浮いているように見えるフローティングデザインです。