ローマン ゴティエ 新作レビュー in Kamine、November 25, 2017

 By : Kamine

ローマン ゴティエ 新作レビュー in Kamine、November 25, 2017.

時計作りの聖地、スイス・ヴァレ ド ジュウから

ローマンゴティエさんが凄い時計をひっさげ、来店されました。

 

 

 

 

 

 

 

 

日頃 彼はトレーニング好きなジムマニアですが、

前日夜の来日以来のハードワークに、少しお疲れ気味。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、どんなに疲れていても、そんな表情はみじんも見せずに丁寧に、丁寧に、一人一人のお客様に、自身のこれまでの仕事の紹介をしていきます。

そして、お客様のお帰りには、ゴティエさん自身のパンフレットにメッセージとサインをしたためます。

 

 

 

 

 

 

 

 

その温かい人柄のせいで、時計の聖地・スイス ジュウ渓谷でも、師であるフィリップ デュフォー始め、大勢の仲間から慕われる存在になっています。

 

 

これが新作、インサイトマイクロローター。素晴らしい仕上りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

直径39.45㎜のやや小ぶりなフォルムは

厚みとのバランス感の整ったダイヤルレイアウト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

多くの自動巻マイクロローターは裏のシースルーから見えますが、この新作は表からもその動きをテンプと共に見ることができます。

 

このマイクロローターの特徴は、究極の巻上げ効率と静音です。

 

 

 

 

 

 

 

 

22kゴールド製の両方向回転式マイクロローターは、摩擦を最小限に抑えるルビーペアリングを採用することで、滑らかに“音を立てずに回転します

左右どちらの僅かな動きにも反応するローターによって、常に巻き上げられるツインバレル(香箱)は、直列に配置することで巻上げ状態によるトルクの強弱を最小限に抑えます。

また 性能だけではなく、息を呑む程に美しい切削技術とポリッシング

完璧な面取りは、ジャンシャンという木で磨き上げられます。

(フィリップ デュフォーのシンプリシティと同様)

 

11/27には東京・シャングリラホテルでも、

人気の時計愛好家のポータルサイト ウォッチメディアオンライン(watch-media-online)

https://watch-media-online.com/

が主催して開催されました。

その時のひとコマです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スイス時計業界には独立時計師は沢山存在しますが、永久カレンダーやトゥールビヨンという様々な従来からの機構を その時計師なりの設計制作で毎年僅かに製造されますが、比較的若いローマン・ゴティエさんは、古典的な機構、モジュールをクリエイトしながら、より高性能で芸術的に仕上げていく能力のある、数少ない人だと言えます。

将来の活躍が益々楽しみです。

 

 

マイクロローターと並ぶカミネ限定(ワンオフ)のチェーンフィジーの「ロジカルワン」

 

 

 

 

 

 

 

 

GPHGジュネーブグランプリ取得モデルです。

この素晴らしい逸品、ローマン・ゴティエは、

カミネ 旧居留地店に展示されています。

一度、是非ご覧ください。