オメガが提供する情報で、オリンピックの新時代が幕開け

 From : OMEGA (オメガ )



平昌オリンピックを最も楽しめるのはテレビ観戦!?
オメガが提供する情報で、オリンピックの新時代が幕開け




2月9日から25日まで開催されるオリンピック 平昌大会。オフィシャルタイムキーパーの オメガにとっては28回目のオリンピックであり、オメガが担当した初の冬季大会となった1936年から数えて14回目の冬季大会となります。
1936年当時、現地に送られた技術者はたった1人で、27個のオメガのストップウォッチを使ってすべての競技の記録がなされました。それから82年の歳月が流れ、今回、オメガは平昌に300人のタイムキーパー、350人の研修を受けたボランティア、そして重量230トンに及ぶ計時装置を送り込みます。

今大会では、高精度のセンサーシステムを通じて、競技のスタートからフィニッシュまでの 連続的な計時・計測を実現し、深く精密なデータを即座に提供します。つまり、観戦のための 技術がさらに進化を遂げ、ほとんどの競技において、計測された様々な情報がテレビ画面に表示されるのをご覧いただけるでしょう。これは、オリンピック史上なかったことであり、この大会が新たな時代の幕開けとなることは確かです


では、いくつかの競技で、オメガの計時技術を紹介していきましょう。


スキージャンプ / ノルディックスキー複合

ジャンプの「20m地点」の滞空スピードが、オリンピックで初めて表示されます。
助走路でのスピードがジャンプごとに表示され、選手がジャンプに至るとその表示は「テイクオフ」スピードに切り替わり、20m地点のスピードが「テイクオフ」 スピードと比べてどれだけ早いか、同じか、遅いかといった表示がなされます。
最後に「ランディング(着地)」スピードが瞬時に計測、表示され、ジャンプの距離の計測結果が出たところで切り替わります。
また、競技の生放送中、画面では着地地点にヴァーチャル ラインが表示され、暫定1位の距離が一目でわかるようになります。


フリースタイルスキーとスノーボード - ハーフパイプ

ハーフパイプは動きが多い競技です。数多くの採点基準があり、そのすべてがスコアに換算されます。
今回、観客のためのディスプレイには、各選手のランが終了した 後に、ジャンプの高さ(最高地点と平均)がオリンピックで初めてが表示されるようになります。さらに、1つのジャンプに おけるローテーション(回転)の数も計測されます



アイスホッケー
オメガのアイスホッケー用分析ツールは、 メイン モーション センサー データと連動 させる事で、今、リンクの上で起こったアク ションをヴィジュアルで表示することが可能になりました。

オリンピックで始めて導入 されるこのツールは、リプレイやゲーム分析の際に活用され、選手とパックの動きを知ることができます。具体的には、各選手のスピード、試合時間、各選手間の距離、そして、チームフォーメーションの表示などが可能です。


スキークロスとスノーボードクロス
モーションセンサー技術により、初導入となるライブスピード計測が可能になり、いくつかの計測ポイントでのスナップショットによる順位表示も初導入となります。さらに、ジャンプの飛距離をリアルタイムで計測する技術も初導入となります。このほか、各ジャンプにおける「テイクオフ」時のスピードと着地時のスピードも計測、表示されます。


アルペンスキー
オリンピックで初めてスピードがライブ表示され、さらに各計測地点において暫定1位の選手のスピードとの比較表示も行われます。加速や停止といったような動作も計測が可能となり、レース終了後、オメガは詳細な競技分析結果を提供し、報道関係者はそれを使って選手の比較などをすることができます。

もちろんそれらのデータは、選手自身と彼らのコーチにも提供されます。さらに、ストロモーションやサイマルカムといったシステムにより、各選手は、正確にどのポイントが勝負の分かれ目だったのかといったことも認識できるようになります。


スピードスケート
マススタートを除く個人種目では、暫定1位のタイムとの比較をライブ表示することが可能に なります。さらに、リンクにおける各選手や各チームのポジションもリアルタイムで表示され、どの選手が優位に立っているかということが明確にわかります。各選手が勝つために越えるべきタイムラインもトラック上にライブ表示され、1位になるために、あとどれくらいの距離を縮めなければならないのか、一目瞭然になります。



ストロモーションとサイマルカム
今大会で導入される最新のストロモーション技術により、選手たちが描く軌道をビデオ映像で 見られるようになります。今までベールに包まれていた選手の動作やテクニックが明らかになり、彼らがいかに素晴らしいかを知ることができるのです。ストロモーションは、アルペンスキー、フィギュアスケート、エアリアル、そしてハーフパイプなどで活用される予定です。
またオメガのサイマルカムは、数多くの競技でのリプレイの精度を向上させることになります。リプレイの際、選手の姿を別の選手の姿と重ね合わせて表示をすることで、それぞれ選手のテクニックや技術の違いが一目瞭然で分かるようになるのです。サイマルカムの映像表示が見られる
可能性のある競技は、アルペンスキー、ボブスレー、スケルトン、リュージュ、スキージャンプ、そしてノルディックスキー複合です。



オリンピックにおけるオメガの役割を考えた時、タイムキーピング(計時)しか思い浮かばないのも無理はありません。しかし、オメガのデータ処理システムも、オリンピック運営の肝ともいえる重要な役割を担っているのです。例えば2014年のソチ大会では、オメガは65万回以上の競技最終記録、中間記録、順位、距離、点数を測定しました。これは2週間に行われた98種目の競技での測定の合計です。この莫大な量のデータは、その1回1回が選手のために正確に計測されただけでなく、結果は即座にスコアボードに配信、表示され、さらにメディアを通じてテレビなどに配信されたのです。しかも、そういった一連の作業がすべて100ミリ秒(0.1秒)以内になされました。
すべてのオリンピックで一瞬にして配信されるこのようなデータの唯一の情報源、それがオメガです。だからこそ、夏季大会であれ、冬季大会であれ、それぞれの競技に特化・カスタマイズされた計時システムと、その競技のエキスパートであるタイムキーパーが必要となるのです。
3月9日からのパラリンピック 平昌大会においても、オメガはその責務を引き続き果たします。



“ピョンチャン 2018” リミテッド エディションとオリンピック コレクション
腕時計の製造、開発とタイムキーピング技術はまったく異なるものですが、精度・正確性や革新性を追求するというポリシーは共通しています。オメガは、2018年オリンピック 平昌大会の開催を記念して2本の特別なシーマスターを、そして86年にわたる比類なき計時の伝統を記念し、5本のユニークなシーマスター オリンピック コレクションを発表しています。
平昌大会を記念モデルは、「シーマスター プラネットオーシャン ”ピョンチャン 2018“ リミテッド エディション」と「シーマスター アクアテラ “ピョンチャン 2018” リミテッド エディション」で、それぞれ世界限定2018本です。

プラネットオーシャン モデルは、韓国国旗をイメージした鮮やかな青と赤が印象的なタイムピースです。アクアテラ モデルは、象徴的な5色のオリンピックカラーに彩られた“PYEONGCHANG 2018”の文字が、人気のブルーダイアルの分目盛りに刻まれ、一目でオリンピックとわかるデザインです。


いずれも限定番号が刻印され、ケースバックのサファイアクリスタルガラスには、平昌大会のロゴが施されています。また、オリンピックデザインの特製ボックスに入っています。

今年発表されたシーマスター オリンピック コレクションは、誰もが知っているオリンピック カラーである、ブラック、イエロー、グリーン、ブルー、レッドの各色で展開します。


鮮やかなカラーデザインと遊び心を備えたこのコレクションは、計時の伝統を支えてきたオメガのストップウォッチから着想を得ています。中でも、1976年のモントリオール大会とインスブルック大会で使用されたモデルは、特にこのコレクションに大きなインスピレーションを与えています。

ケースバックのアルミニウム製リングには、オメガのオリンピックの旅路を表すリストが刻まれています。1932年のロサンゼルス大会から2028年開催予定のロサンゼルス大会まで、現時点で決定しているすべての開催年と都市名が網羅されています。この印象的なリストは、オメガが長年にわたってオリンピックでその名を確立してきた経緯を正確に表しています。各モデルは世界限定2032本です。これは、オメガのオフィシャルタイムキーパーの役割が2032年まで
延長されたことにちなんでいます。なお2032年は、オメガのオリンピック計時100周年にあたります。
















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オメガお客様センター TEL:03-5952-4400
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