ジャガールクルト、“アート・オブ・プレシジョン ~精度という名の芸術~” を探求するイベントが京都で開催

 From : JAEGER-LECOULTRE (ジャガー・ルクルト )


“アート・オブ・プレシジョン ~精度という名の芸術~”
を探求する



ジャガー・ルクルトはこの度、「精度」に焦点を当てた特別なイベントを開催し、限定シリーズの 新作、「マスター・グランド・トラディション・ミニッツリピーター・パーペチュアル」を発表しました。
2019年の“アート・オブ・プレシジョン ~精度という名の芸術~”の第二章は日本で公開され、このイベントの開催地としてジャガー・ルクルトは京都を選定しました。特別な雰囲気と美しい建築、究極の精度を具現化する伝統のクラフツマンシップで名高い古の都を選んだのは、至極、 当然のことと言えるでしょう。



phot by hiroakifukuda

“アート・オブ・プレシジョン ~精度という名の芸術~”の第二の故郷
このイベントは、日本の古都、京都とジャガー・ルクルトの強い結びつきを、両者が共有する「精度へのこだわり」という視点から紐解いた極めて独創的なイベントとなりました。


phot by hiroakifukuda

ジャガー・ルクルトによる精度への飽くなき探求は、時刻を示すだけでなく、より複雑な表示を実現するためのムーヴメント上での技術的精度の追求から、180に及ぶ専門技術と一つ屋根の下に集結した職人たちによって受け継がれている“クラフツマンシップ(メティエ・ラール®)”ならではの行動や芸術的なこだわりを厳格に管理するという精度にまで及んでいます。日本の芸術もまた、数世紀にわたり、ディテールの追求や強いこだわりを持って、こうした難題や困難に挑み続けています。



活躍を続ける人間国宝
このイベントには、日本の人間国宝である福田喜重氏、須田賢司氏、山岸一男氏に加えて、 ジャガー・ルクルトが誇る2人の時計職人とエナメル職人もジュウ渓谷より特別に参加し、最高評価の時計製造技術をはじめ、世界屈指の応用美術技法を披露しました。

●人間国宝の匠たちとジャガールクルトのウォッチメイカーとエナメラー。
左から、須田賢司氏、福田喜重氏、時計師のクリスチャン・ローレント氏、エナメラーのソフィー・クエオン氏、山岸一男氏

圧倒的な精度を誇る時計製造技術や1999年にジャガー・ルクルトが復刻した1世紀におよぶ伝統的な装飾技法のエナメル装飾に加え、日本の刺繍や寄木細工といった技術が極めて貴重な作品の数々とともに披露されました。ゲストは制作に数時間、あるいは数ヵ月を要するジャガー・ルクルトの腕時計の真の芸術作品に触れ、魅惑的なひと時を過ごしました。


●刺繍家としては唯一の人間国宝、福田喜重氏 photo by hiroakifukuda


●ジャガールクルトのエナメリングと細密画におけるマイクロペインティング photo by Pol Baril


●祖父、父と三代にわたる木工藝家、須田賢司氏 photo by hiroakifukuda


●ジャガールクルト工房でのレベルソのケース仕上げ photo by Pol Baril


●ジャガールクルト工房での円グレーヴィング photo by Eveline Perroud
※画像はないが、もうひとりの人間国宝、山岸一男氏は漆芸の加飾技法である「沈金」を追求し、色漆をほどこす「沈金象嵌技法」を確立した輪島塗の匠。



絶対的精度ゆえの力強さと美しさ
ジャガー・ルクルトがこのイベントにおいて特別に発表した限定モデル「マスター・グランド・ トラディション・ミニッツリピーター・パーペチュアル」は、同様の圧倒的な精度による時計製造 技術により生み出されました。

この新たな傑作は、高い支持を集める「マスター・グランド・ トラディション」コレクションの芸術的要素からインスピレーションを得たものであり、チャイム機能が付いた腕時計におけるジャガー・ルクルトの優れたノウハウを具現化しています。
革新的な ゴング機構はアンティークのチャイム付きポケットウォッチが奏でる理想的な音色を再現しながら、「グランド・コンプリケーション」時計ならではの豊かで澄んだ音響特性を兼ね備えるように設計 されています。

非常にコンパクト(厚さ13.72mm)でありながら、着用者の期待に最大限に応える ホワイトゴールド製ケースを備えたこの特別なタイムピースは、革新的な構造と繊細な装飾芸術の 両点でチャイム機能付きの腕時計における次世代の革新技術を具現化しています。それは、ネオ クラシカルなグレイン仕上げが施されたシルバーダイヤルとギョーシェ装飾を施したディープブルーの透明エナメルダイヤルという2種類のダイヤルからなるこの腕時計を見れば、一目瞭然です。

歴史豊かな芸術の町、京都の美しい夜の灯りの下、ジャガー・ルクルトは1833年以降、熟練時計職人と芸術職人の一挙一動によってもたらされた精度に改めてオマージュを捧げ、素晴らしいひと時を 共有しました。技術と芸術における精度の追求は、日本を象徴する京都でも数千年にわたって続いており、それ故に美しい芸術作品や歴史的文化を愛する人々から高い評価を受けています。


ジャガー・ルクルト CEO カトリーヌ・レニエのコメント:
「私たちは、“アート・オブ・プレシジョン~精度という名の芸術~”にオマージュを捧げる腕時計のコレクションを、洗練された雰囲気と豊かな伝統で名高い京都で披露できたことを大変嬉しく思います。完璧な演出を作り出すためには精度が極めて重要であり、それは自然や建築、文化や習慣に おいても同様です。ありとあらゆる場面に精度は存在しています・・・。そして、その精度こそが、京都という町と、1833年以来ジュウ渓谷で時計製造のノウハウと専門技術を追求し続けるジャガー・ルクルトとの共通項なのです。今回のイベントは、ゲストの皆様をディテールへのこだわりに特化 した“アート・オブ・プレシジョン~精度という名の芸術~“というテーマや、ジャガー・ルクルトの腕時計コレクションのような、芸術作品を生み出すために不可欠な伝統技巧の世界へと誘う大変 素晴らしい機会となりました。」

●Kyoto Shinnyodo Temple 真如堂 (真正極楽寺) photo by Hiroaki Fukuda(次の画像とも)

Jaeger-LeCoultre Art of Precision Kyoto Event - Gala Dinner  photo by Zhou Wei

<ジャガー・ルクルト>
 創設以来、ジャガー・ルクルトは技術と芸術性、洗練性、精巧な外観美の調和を追求することにより、独自の手法で精度を芸術へと昇華させています。1833年より培われた発明精神に忠実に、 マニュファクチュールの職人たちは常に時計製造の最先端を行く高級時計コレクションを創造しています。レベルソ、マスター、ジャガー・ルクルト ポラリス、ランデヴー、アトモスといった グランドメゾンが時の流れとともに築き上げた豊かな遺産は尽きることのないインスピレーションの源となり、前例のないタイムピースを生みだすことで、時計製造の限界を押し広げ続けています。
www.jaeger-lecoultre.com