ブルガリの新型コロナウイルスとの闘いを支援するための取り組み。ハンドクレンジングジェルの寄付を英国へ拡大~日本ではBvlgari Lunch Box Project「ブルガリ お弁当プロジェクト」を開始

 From : BVLGARI (ブルガリ)



ブルガリの新型コロナウイルスとの闘いを支援するための取り組み。ハンドクレンジングジェルの寄付を英国へ拡大。日本ではBvlgari Lunch Box Project「ブルガリ お弁当プロジェクト」を開始




ブルガリは、新型コロナウイルスのさらなる蔓延を防ぐため、最前線でウイルスと向き合う英国の医療従事者へハンドクレンジングジェルを寄付しました。

(参考→https://watch-media-online.com/news/3124/


ブルガリは、2020年2月より、新型コロナウイルスの撲滅において科学会と医学会への支援をつづけております。
ローマ、スパランツァーニ病院への寄付による最先端の3D顕微鏡の納品は、新型コロナウイルス感染を細胞レベルで研究することを実現し、この先に期待されるワクチンの開発に貢献しています。
その翌月、イタリアでの感染拡大がさらに深刻な局面をむかえると、ブルガリはフレグランスの生産設備をハンドクレンジングジェルの製造に切り替え、政府の保険当局を通じ、イタリアとスイスの病院、医療関係施設へ寄付しました。


ブルガリは、英国の医療現場でも使用できる160,000本以上のハンド消毒ジェルを寄付することを発表し、5月初旬に国民保健サービス(NHS)を通じ供給されます。
医療従事者がポケットに常備できるよう、ジェルは75mlサイズのリサイクル可能な容器を用いています。英国は欧州のなかでも感染拡大が深刻な状況となっている国のひとつであり、最前線の医療従事者は前例のない課題に直面しています。
ブルガリはこの支援により、感染リスクと向き合う彼らの感染予防に貢献できると信じています。ブルガリにとって長きにわたり大切なマーケットであり、もっともブルガリが愛されている国のひとつである英国が難しい局面をむかえた今、支援活動を通じて貢献する義務があると考えています。新型コロナウイルスと闘うための支援は、イタリア国内でもっとも影響を受けているロンバルディア州ベルガモのクレマ市から始まっています。同市は、ブルガリがフレグランスの生産で長きにわたりパートナーシップを締結するICR社が寄付用の消毒剤を用いたハンドクレンジングジェルを生産している都市です。

当初は1日に6,000本生産していましたが、現在は1日に20,000本まで増やしています。これは何千人もの命がすでに失われているイタリア国内の感染中心部にいるにもかかわらず、自発的に活動を続けることを、勇気をもって選択した、勇敢で献身的な50人のブルガリの従業員がもたらした称賛すべき成果です。
彼らの英雄的な貢献は、イタリア、スイス、そして英国での蔓延を防ぎ、命を救う一助となっています。

ブルガリ・グループ CEO ジャン-クリストフ・ババンは次のようにコメントを寄せております。

「ブルガリはミラノ近郊のローディ市で製造されたハイエンドのフレグランス生産を通じアルコール使用のノウハウを習得しており、新型コロナウイルスの感染から英雄的な医療従事者を保護するため製造インフラを消毒ジェルの生産に集中することにいたしました。この支援活動はもっともウイルスの影響を受けている母国であるイタリアから始めました。つづいて、100万人あたりの感染者数がもっとも多い欧州諸国のひとつであるスイスに寄付を拡大することにいたしました。そして現在、欧州で1日あたりの死者数がもっとも多い英国の国民保健サービスを通じた寄付へも拡大いたします。
企業とは利益を最大化することだけでなく、つながりのあるコミュニティにおける責任のある一市民として行動することは、日々の倫理的な資源調達、サステイナブルな活動、ネパールでの地震から英国での感染流行まで、自然災害救助に貢献する迅速な対応であると信じています」 

英国保健・社会保障省の大臣であるマット・ハンコック氏は次のようにコメントを述べました。

「新型コロナウイルスとの闘いは世界的な取り組みです。このたび感染予防のためのハンドジェルを寄付してくださったブルガリに感謝しています。ブルガリは自身が担える役割を果たし、人々の感染予防を助けることで、間違いなく命を救っています。ブルガリの寛大さと、このウイルスとの闘いに勝つために、彼らが果たしている責任に敬意を表します」 

インペリアル・カレッジ・ロンドンのグローバル・ヘルス・イノベーション研究所のディレクター兼教授であるアラ・ダルジ・デンハム卿は次のようにコメントを述べました。

「英国政府により本日受理されたLVMHグループに属するブルガリから国民保健サービス(NHS)へのハンド消毒ジェルの寛大な寄付に、心より感謝しています。ブルガリは、前例のないほど困難な時期に自身の製造設備をハンドジェルの生産施設に改造し、新型コロナウイルスに対するグローバルな闘いにおいてグローバルブランドがどのように適応し、重要な役割を果たすことができるかを実証しました」 

ブルガリは、ラグジュアリー業界の世界的なリーダーであるLVMHグループに属しており、同グループはフランスの衛星当局に支援をすることを発表しております。LVMHグループパフューム&コスメティックス事業に属すディオール、ゲラン、ジバンシィの生産設備を活用し、週に50トンのハンド消毒ジェルを生産し、フランス国内の病院へ寄付します。また、中国のサプライヤーへ大量のマスクを発注し、100万枚のマスクがフランスに届けられます。LVMHグループは今後、数百万枚のマスクをイタリアとスペインに寄付することも検討しています。



日本では、Bvlgari Lunch Box Project「ブルガリ お弁当プロジェクト」が始動


ブルガリは、新型コロナウイルスの撲滅において科学界と医学界を支援しつづけています。この度、ブルガリ ジャパンでは、その企業活動の一環として、自社のホテルズ&リゾーツ部門に属するミシュランの星付きレストラン、イル・リストランテ ルカ・ファンティン(東京・銀座)のエグゼクティブシェフ、ルカ・ファンティンによる栄養・衛生面にも配慮したイタリア料理で彩るお弁当を製造・配送までを行うことを決定し、東京都内の感染症指定医療機関で日夜戦う医療従事者を対象に、4月22日より提供を開始致しました。



第1回目の「ブルガリ お弁当プロジェクト」は4月22日に東京都立駒込病院へ180食が届けられ、続いて、4月23日は、国立国際 医療研究センター病院へ200食が無償提供されました。



この活動は政府の緊急事態宣言期間中、週に2回のペースで行われ、次回は4月27日(月)に東京都立駒込病院、そして翌日の28日(火)には、国立国際医療研究センター病院へ無償提供が実施されます。



お弁当を受け取った国立国際 医療研究センター病院 院長杉山温人氏は下記のように語りました。
「このたびは、心のこもったイタリアンのお弁当をお届けいただき、誠にありがとうございました。お弁当は、新型コロナウイルス感染症の患者さんを救うために、日夜を問わず治療や看護等にあたっている医療スタッフをはじめ、センター病院の現場に届けたいと思っております。皆さまから支援してもらうことで、元気が出ます。看護師や現場の職員にとっても大いなる励みになると思います。」

今回の活動に対して、ブルガリ グループ CEOジャン-クリストフ・ババンは次のようにコメントを寄せております。

「この度、ブルガリホテルズ&リゾーツ部門がこの活動に加わることで、日本では食、ヨーロッパではアルコールを基にした殺菌・消毒と、それぞれが持つ専門知識をグローバルに活用することで新型 コロナウイルスと戦い、世界的に蔓延している感染病の最前線で戦う勇敢な医療従事者を支援できることを大変誇りに思います。ブルガリは、難民キャンプの子供たちへの教育支援にはじまり、災害救援、男女平等を謳うブルガリ アウローラ アワードそして歴史的なローマの建築物修復への寄付に至るまで、ラグジュアリー業界に於けるCSR活動の先駆者であり続けています。この世に生を受けた責任ある市民で ある私たちは、何十年にも渡り、恩恵をもたらせてくれた地域社会に貢献していかなくてはならないと信じています。ブルガリは、その地域の人々によるブランドへの信頼のおかげで、世界的なラグジュアリー アイコンとしての地位を確立しているに他なりません。日本は、ヨーロッパに続き最初に設立された子会社であり、最もブルガリが愛されている国のひとつです。この活動が、はかり知れないプレッシャーのなかで 邁進される日本の医療従事者の一助になれば幸いです」

また、一昨日にこの提供を受けた、東京都立駒込病院の院長 神澤 輝実氏は下記のようにコメントを寄せています。

「新型コロナウイルスへの対応には、予断を許さない状況のなか、日々医療スタッフが真摯に向き合っております。そのような折、お弁当をご提供いただきましたことは、働く医療スタッフの励みとなり、一同、心より感謝申し上げます。みなさんの温かい気持ちに支えられていることに心から感謝し、大切な命を救うために、感染症指定医療機関として、多くの方のご期待に応えられるよう、これからも努力してまいります。このたびは誠にありがとうございました。これからも一緒に新型コロナウイルスと闘っていきましょう。」


●左から、イル・リストランテ ルカ・ファンティンのエグゼクティブシェフ ルカ・ファンティン、ブルガリ ジャパン株式会社代表取締役社長ウォルター・ボロニーノ、国立国際 医療研究センター病院 院長杉山温人氏

ブルガリ ジャパン株式会社 代表取締役社長 ウォルター・ボロニーノは次のように述べております。

「私たちは、やがて訪れる終息を信じてともに立ち向かっています。今回の支援は、ひとえに私たちの社会のために日々ご尽力されている医者、看護師、そして研究者の方々へ敬意を表するものです。ブルガリジャパンによる支援は、私たちに希望の礎をもたらすべく邁進されておられる医療従事者の方々への当然の行いです。希望を見失わず今を乗り越え、より強い社会となることを願っています。世界中で人々がより助け合う未来がもたらされることを願っています。今置かれている状況は、決して未来への妨げではなく、光がもたらされる未来への局面であることを願ってやみません」

また、今回のメニュー構成から実際の調理を担当した、イル・リストランテ ルカ・ファンティンのエグゼクティブシェフ ルカ・ファンティンは、


「仕事の枠を超え、生命を守る最前線で戦う医療現場の皆さまの多大なるご尽力に敬意を表します。この『ブルガリ お弁当プロジェクト』は、シンプルなイタリアンのメニューですが、私たちが常に大切にしている『季節』を感じて頂けるよう、栄養価も高い旬の食材を中心にメニューを構成しています。医療現場で働かれる多忙な皆さまに、少しでも、見た目と味で春という季節を感じ、心が和むひとときをお届けできればと願っています」とコメントしました。






ブルガリは長きにわたりチャリティパートナーシップを締結するセーブ・ザ・チルドレンが、新型コロナウイルスの蔓延により影響を受けた家族の支援に懸命に取り組んでいることへ敬意を表します。英国の慈善団体は、パンデミックの悪影響を受けやすい人々に不可欠な物資を供給するための緊急基金を立ち上げました。国際NGOである「ブルガリ セーブ・ザ・チルドレン」コレクションの売り上げの一部は寄附金としてセーブ・ザ・チルドレンの取り組みに貢献し、11年前に締結されたこのパートナーシップは、これまでに9000万ドル()(約97億円*4月20日時点1ドル=107円)以上の寄付を支援しています。 

また、新型コロナウイルス撲滅活動に於いては、イタリア・国立感染症研究所 デル・ヴェッキオ・パビリオンへ最先端の3D顕微鏡を提供する支援を行い、またブルガリのフレグランス製造に於ける専門知識により、ICR社(Industrie Cosmetiche Riunite S.p.A)とともに消毒剤を用いたハンドジェルを数十万本生産し、イタリア全土の医療施設に配布、また、深刻な感染拡大が進むスイスへの医療施設への提供も開始いたしました。



【問い合わせ】
ブルガリ ジャパン 03-6362-0100