オリス「ハンク・アーロンリミテッドエディション」を発売～野球殿堂入りした偉大なプレーヤーであり人道活動家としても功績を上げたスポーツマンを讃える記念の限定モデル

2023年7月29日　From : ORIS (オリス)

ハンク・アーロンリミテッドエディション

オリスは野球殿堂入りした偉大なプレーヤーで、人道活動家としても功績を上げた、ハンク・アーロンを讃える記念の限定モデルを発表します。オリスのシグニチャーモデルであるビッグクラウンポインターデイトをベースとしたハンク・アーロンのユニフォームカラーを配したモデル、「ハンク・アーロンリミテッドエディション」を発表します。彼の勝利打点数と同じ2,297本限定です。

特別な記念やお祝いに時計をプレゼントする習慣があります。そういう意味でオリスも野球界の素晴らしい人を記念する時計をつくりました。ハンク・アーロンリミテッドエディションは、野球殿堂入りした名選手で、多くの人々にチャンスを与えるために尽くした、偉大な人に捧げる時計です。

この時計はオリスのシグニチャーデザイン、ビッグクラウンポインターデイトをベースに、数々の記録を打ち立てた偉大なプレーヤーを彷彿する要素を加えました。ブルー、レッド、ホワイトの配色は、誰もが良く知るハンク・アーロンのユニフォームから採用したものです。その配色はアーロンの謙虚な性格を反映するように使われています。レッドの数字をブルーで縁取り、ブルーのミニッツリングを赤で縁取っています。ブルーのレザーストラップには野球のグローブに似せたホワイトのステッチを施しました。付属品として、ブルー、レッド、ホワイトのストライプのナトーストラップがセットされています。

時計はおなじみの、スムーズで手首によくなじむ40㎜径ステンレススチールケースのビッグクラウンです。センターに赤いチップのポインターデイト針、往年のパイロットウォッチを彷彿させるコインエッジベゼル、大き目のリューズなど、オリスが1938年にパイロットが飛行中にグローブを装着したまま操作できるように設計したデザインを踏襲しています。ケースバックにはハンク・アーロンの有名なクロスハンドでバットを構える姿を刻印しました。

「ハンク・アーロンのファミリーとチェイシング・ザ・ドリーム基金とコラボレーションできることは本当に光栄なことです」とオリスの共同経営責任者ロルフ・スチューダーは語ります。「アーロンさんから学ぶことは沢山あります。人種差別を打ち破り、記録を更新し、他の人々を援助することに人生を捧げました。オリスがそのレガシーと恵まれない若者たちの人生に変化をもたらすというミッションを引き継ぐ基金を支援できることは素晴らしい特権です。」

【仕様】
ハンク・アーロンリミテッドエディション
リミテッドエディション 2,297本限定、限定番号付
税込み価格 363,000円
発売 2023年7月

ケース：マルチピースステンレススチールケース
ケースサイズ：40㎜
風防：サファイアクリスタル、両面ドーム加工、内面反射防止コーティング
ケースバック：ステンレススチール、ねじ込み、特別刻印
リューズ：ステンレススチール製ねじ込み式リューズ
防水：5気圧

ダイアル：ホワイト
・ルミナスマテリアルセンター針とインデックスにスーパールミノバ®を充填
ブレスレット：ホワイトステッチを施したブルーレザーストラップ（ステンレススチールバックル）、ブルー・レッド・ホワイトのストライプの替えナトーストラップ（ステンレススチールバックル）、ストラップ交換用工具

ムーブメント：ナンバーオリス754(自動巻)
ファンクション：時分秒針、ポインターデイト針
・瞬間デイト更新
・デイトコレクター
・ファインタイミングデバイス
・ストップセコンド
パワーリザーブ：38時間

ハンク・アーロンから学ぶことは沢山あります。
人種差別を打ち破り、記録を更新し、他の人々を援助することに人生を捧げました。

[ハンク・アーロン]
ヘンリールイス（ハンク）・アーロンはこの50年間で最も優れたアスリートの一人であり、偉大な人道活動家でもありました。自ら脚光を求めることはありませんでしたが、その功績は広く知られています。
アーロンはメジャーリーグ（MLB）の英雄の一人でもあります。そのキャリアにおいて、球場内外で人種差別に直面しましたがそれを乗り越えて、逆境に打ち勝ち社会に変化をもたらしました。今では不屈の精神のシンボルとして尊敬を集めています。
アラバマ州モ－ビルで1934年に生まれたアーロンは1951年、野球のニグロリーグに入ります。アメリカの野球界はまだ人種差別が厳しい時代でした。それでもその才能を見出されて1954年メジャーリーグ（MLB)のミルウォーキーブレーブス（現在のアトランタブレーブス）にスカウトされました。
1974年、40年間破られなかったベーブ・ルースのホームラン記録に迫るほどになると、アーロンに嫌がらせの手紙や脅迫状が送られてきました。それでも彼はくじけることなく同年4月に記録を更新します。1976年に42歳で引退するまでにアーロンがMLBで打ち立てた記録（勝利打点2,297、打席数6,856など）は未だに破られていません。1986年に野球殿堂入りし、MLBによって最優秀打者に授与する「ハンク・アーロン賞」が設けられました。

アーロンは謙虚な姿勢を貫き、引退と同時に妻のビリーとともに「チェイシング・ザ・ドリーム基金」を設立して恵まれない若者たちに数百万ドルの奨学金を提供してきました。基金によって800人以上の子どもたちが高等教育を受けて、アスリートやミュージシャン、医者や科学者、そして教育者になったのです。

オリスはアメリカを本拠とする非営利法人、ハンク・アーロン・チェイシング・ザ・ドリーム基金に協賛し、野球殿堂入りした偉大なプレーヤーで、人道活動家としても功績を上げた、ハンク・アーロンを讃える記念のモデルを発表します。
7月25日の週にアトランタブレーブスはアーロンのレガシーを讃えるスペシャルセレブレーションを開催します。オリスのハンク・アーロンリミテッドエディションはそのセレブレーションの一環として、これまでハンク・アーロン賞を受賞した選手たちにも2,297本の中から1本ずつ授与されます。

人々のために生きる
ハンク・アーロンの親切は直接関係した人々に留まらず、数えきれないほどの若者たちの人生を変えました。
1974年4月8日ハンク・アーロンは715本目のホームランを打ち、40年間破られることの無かったベーブ・ルースの記録を更新しました。

●1974年4月8日ハンク・アーロンが715本目のホームランを打つ

1976年に引退するまで、23年の野球人生で打ったホームランは755本です。その功績について、彼はこう言いました。
『自分の子どもたちだけでなく、全ての人たちに、どんな困難があっても努力すれば成功できるという見本になれたら嬉しいです。誰でも成功する可能性を持っています。どんな子供も諦めずに頑張ってほしい。何でもできる可能性を持っていることを知ってほしいです。』

彼の人柄
アーロンの人柄は素晴らしいもので、モハメッド・アリが「自分よりも崇高な存在として尊敬する唯一の人」と称したほどです。どこへ行ってもアーロンの謙虚でありながら威厳ある人柄は人々の印象に残りました。彼が715本のホームランを打って記録を更新した直後、ジョージア州議員のアンドリュー・ヤングは「ハンク・アーロンは常に謙虚さと尊厳、秘めた能力の手本となってきた。自ら求めることはなかったものの、結果的に国民的なスポーツヒーローたち同様の人気を獲得した」と語っています。

不屈の寛大さ
チェイシング・ザ・ドリーム基金の当初の目標はアーロンのホームラン打数と同じ数の755人の若者を支援することでしたが、すぐにその数は増大します。

「妻のビリーも私も気前がいいからね」と亡くなる直前のアーロンは言っていました。「でもそれが人生の意義だと思う。自分は何も所有しておらず、全ては神様から与えられたものだと感じている。だからこの世を去るときにたくさんのお金を持っていても仕方がない。幸運に恵まれて蓄えたものを他の人のために使うのは当然でしょう？」。そのミッションは現在も引き継がれています。