オーデマ ピゲからイエローゴールド製の 新しいロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークが登場

 From : AUDEMARS PIGUET (オーデマ ピゲ )

オーデマ ピゲからイエローゴールド製の 新しいロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークが登場


スイスのオートオルロジュリー マニュファクチュール、オーデマ ピゲは、18Kイエローゴールドの新作を発表し、ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワーク(ref.16204)のコレクションを充実させました。鮮やかなケースは、その中で時を刻む最新ムーブメント、キャリバー7124を優雅に縁取ります。イエローゴールドのトーンがケースやブレスレットの色と調和した、繊細なオープンワークの構造は、時計の両側で中心的な役割を果たしています。ホワイトゴールドの繊細なタッチが際立つ、この象徴的な39mmのタイムピースは、エレガントなコントラストを描きます。


新作ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークは、18Kイエローゴールドのケースとブレスレットに、イエローゴールドの透かし彫りが施されたムーブメントを組み合わせたモデルです。©オーデマ ピゲ提供


洗練された華やかな装い
2022年、ロイヤル オーク誕生50周年を記念して発表されたロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワークは、今年、18Kイエローゴールドのエレガントなボディを纏い、装いを新たにしました。伝統に忠実に、厚さ8.1mmのこのタイムピースは、1972年に発表されたオリジナル モデルの美しいデザインコードを受け継いでいます。ゴールドのテーパーブレスレットと39mmのケースは、マニュファクチュールならではの優美なサテン仕上げとポリッシュ仕上げの面取りが交互に施され、無限の光の戯れを生み出します。

インナーベゼルとムーブメントのオープンワークブリッジは、ケースやブレスレットと同じイエローゴールドの色調で装飾されています。ダイヤルには落ち着いた風合いのポリッシュ仕上げのホワイトゴールド製アワーマーカーと針が配され、ベゼルをケースに固定するホワイトゴールド製の六角形のビスや、ムーブメントのオープンワークブリッジから見える歯車列を想起させます。また、ダイヤル側から鑑賞できるムーブメントのジュエルが彩りを添えています。
さらに、サファイアクリスタルには、オーデマ ピゲのフルレター シグネチャーがブラックカラーで装飾されています。


最先端のオープンワーク ムーブメント
超薄型自動巻きキャリバー7124は、精度、性能、そして古くから継承されてきたオープンワークの技術を結集しています。この、厚さわずか2.7mmの透かし彫り時分表示ムーブメントは、キャリバー7121と同時に、オーデマ ピゲのエンジニアと時計職人によって特別に考案され、その美しい外観と厚さを変えることなく極薄の8.1mmの"ジャンボ"ケースに収まるように製造されました。このムーブメントの周波数は4Hz、装着していない状態での駆動時間は約57時間です。また大きな香箱により、長期間にわたり精度が保証されます。さらに、イエローゴールドカラーの22Kピンクゴールド製のスリムな透かし彫りのローターを備え、このボールベアリングに取り付けられたローターは、自社開発の2つのリバーサーによって両方向に巻上げられます[※1]。不要な摩擦を避け、性能を向上させるために、バランスホイール内に慣性ブロックが挿入されています。



キャリバー 7124 の透かし彫りの構造がダイヤルとケースバックの側面で際立ちます。その精巧なデザインは、職人による巧みな手作業と細部へのこだわり、そして高度な技術により実現されました。各パーツの位置と形状は、調和のとれたバランスの良いオープンワークの美しさを実現するために、当初から細心の注意を払い考案されました。まずメインプレートとブリッジの予備段階の形状をコンピューター数値制御マシーン (CNC)でカットした後、最終的な形状を出します。その後、さまざまな部品にヘアライン仕上げ、スネーリング、ポリッシュ仕上げの面取りといった、高級時計製造の仕上げが施されます。ポリッシュ仕上げが施された247のV字アングルを有するムーブメントには、マニュファクチュールの職人たちの高度なノウハウが反映されています。


"ジャンボ"とオープンワークの技術
ロイヤル オーク コレクションは、これまでに50以上のオープンワークモデルを発表してきました。さまざまなムーブメント、サイズ、素材、そしてスタイルに展開され、数十年にわたる情熱と熟練が世代を超えて引き継がれています。



1981年にペンダントバージョン(モデル5710BA)でロイヤル オーク コレクションに登場したオープンワークが、実際にコレクションの一部となったのは1990年代のことでした。その後10年間でロイヤル オーク オープンワークモデルは幅広いラインナップが提案されていきます。
最初のオープンワーク"ジャンボ"は1992年に発表されました。この希少なモデル(14811)はオークの木のモチーフが彫られたもので、オーデマ ピゲ財団の発足を記念しオークションで落札されました。その後2000年まで、エクストラ シンキャリバー2120を搭載したいくつかのオープンワーク "ジャンボ" モデルが少数シリーズで製造されました。ジェムセッティングが施された針が特徴のモデルや(例えば14789、14793、14814など)、モデル14884と12518(唯一の125周年記念モデル)のようなモデルもあります。このモデルは高波を背景にした船の錨を描き、ロープで囲んだモチーフを特徴としていました。

オープンワークは2010年に"ジャンボ" コレクションのステンレススティールモデル(15305)としてカムバックしました。このモデルには、厚さ4.31 mmの自動巻きキャリバー3129が搭載されました。その2年後、マニュファクチュールはロイヤル オーク40周年を記念し、新しいスレートグレーのオープンワーク "ジャンボ" 限定モデルを発売します。このモデルはエレガントなプラチナ950ケースにキャリバー5122が搭載されました。2014年には、18Kピンクゴールドバージョンが発売されます。
そして、2022年のロイヤル オーク50周年アニバーサリーには、ロイヤル オーク "ジャンボ" エクストラ シン オープンワーク (ref. 16204)がカムバックしました。この機会に、マニュファクチュールはステンレススティールと18Kピンクゴールドの2モデルを発表しました。どちらにも、マニュファクチュールの新しい自動巻きオープンワークムーブメント、キャリバー7124が搭載されました。今年発表されたイエローゴールドバージョンは、受け継がれてきたノウハウと最先端の技術を融合させた、洗練されたゴールドの美しさで、これまでのモデルの軌跡を辿ります。

[※1]自動巻きムーブメントではリバーサーがローターの双方向回転の動きを単一方向の動きに転換させ、ヒゲゼンマイを巻き上げます。


“Seek Beyond.”
⟪時計の先へ。想像の先へ。⟫





【仕様】
ロイヤル オーク"ジャンボ"エクストラ シン オープンワーク
16204BA.OO.1240BA.01
機能:時、分。

[ケース]
18Kイエローゴールドケース、反射防止加工サファイアガラスとケースバック、5気圧防水。
ケース径:39 mm
ケース厚:8.1 mm

[ダイヤル]
イエローゴールドカラーのインナーベゼル、蓄光処理を施したホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤル オーク針。

[ブレスレット]
18Kイエローゴールドブレスレット、APフォールディングバックル。

[ムーブメント仕様]
自動巻きキャリバー 7124
外径 29.6 mm(12 ¾リーニュ)
厚さ 2.7 mm
石数 31
部品数 211
パワーリザーブ 約57時間
振動数 4 Hz (28,800振動/時)

キャリバー7124のケースバック側 © オーデマ ピゲ提供

価格:要問い合わせ
発売日:2023年9月以降順次入荷予定




※すでに再三アナウンスされていますように、「ロイヤル オーク」は熟練の職人による仕上げの美しさが特徴的で、多くの工程を経ることで完成まで長時間を要し、年間の製造本数も限られていますため、引き続き入手困難な状況が続いております。新作におきましても、充分な供給が難しいことが予想されますことをどうかご理解いただいた上で、ご興味をお持ちの方は、お近くのオーデマ ピゲ ブティックにお問い合わせください。



【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
03-6830-0000



[オーデマ ピゲ]
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史あるラグジュアリーウォッチブランドです。1875年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。実現可能な境界を押し進め、創造的な世界の間に橋を架けるオーデマ ピゲは常に新たな地平に向かって進み、その精神にインスパイアされたコミュニティを作り出してきました。Seek Beyond(時計の先へ。想像の先へ。)
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