<グランドセイコー>ミラノデザインウィーク2019 出展のインスタレーション 「THE NATURE OF TIME」東京展 開催中

 By : a-ls

<グランドセイコー>

ミラノデザインウィーク2019 出展のインスタレーション

「THE NATURE OF TIME」東京展が開催中





以前にも開催をお伝えしたように、
<グランドセイコー>が ミラノ デザインウィーク2019に出展した作品「THE NATURE OF TIME」の東京凱旋の展示 (参照→  https://watch-media-online.com/news/2595/ )が、わずか5日という短い会期ではあるが、現在、東京で開催中である。


原宿駅近くにある会場(jing)で、そのオープニング・イベントを拝見した。
「時計」という存在を、「時」という概念から捉えなおし、さらにセイコーという"歴史"と"印象"の中で再構築した、非常に興味深い空間だった。



日本の若き気鋭のクリエイターたちとチームを組んだ空間――そこに流れる「時」の根底には、日本的な「無常観」があり、結果としてセイコーの作る時計が刻む「時」は、外国製のそれとは明らかに異なる哲学に拠ることを、強い印象として受け取ることになった。







オープニングのスピーチで、挨拶に立った高橋修司代表取締役社長兼COO兼CMOはこんな風に語っていた。



「ブランドには宣伝は要りません。必要なのはブランディング、その真髄のプロパガンダです。
時計ブランドとしては、大きな時計の見本市であるバーゼルで毎年発表をしていますが、そのコンセプトの発信の場として、ミラノ デザインウィークを選んでいます。時間に対する日本人としての考えである"時の移ろい"を、グランドセイコーはその駆動力としてスプリング・ドライブのスイープ運針で表し、そのハイテクなバックグラウンドを、(このインスタレーションは)神秘的、日本的に表現しています」

古今から未来永劫、「時」は絶え間なく流れていて、何人たりともそれを止めることも戻すこともできない。
無限な存在ではあれども、しかし同じ瞬間というものは二度とない。



水の波紋と光を使った最初の展示は、まさにその概念を表象化したもので、映像の生む光と微妙な振動で水面に描かれる波形の組み合わせに、同型のものが生じることはないことを暗示している。

まことに哲学的ではあるが、この展示を成立させているのは、実は先端的なハイテクノロジーというところも面白く、これこそまさに現代における機械式時計と時計製造技術との、その関係の縮図でもある。


●ミラノでのメイキング映像

もう一つの展示は、日本伝統の大洲和紙と、時計パーツを収めたオブジェとのコラボレーション。





和紙を透過することで光は柔らかく優しくなり、「THE NATURE OF TIME」を演出している。



イベントの性格上、時計の展示は決して多くはない。





なので、早歩きでならば5分ほどで会場を回ることもできるし、逆に、数時間をこの会場でゆっくりと過ごすこともできる。縁台に腰を下ろしたり瞑目したりしつつ、そんなふうに、「時間」と「時」の個人差を体感するのも、たまには良いかもしれない。





エントランスで流されているビデオは、次のような言葉で締めくくられている。

時は、絶え間なく新しい表情を生み出し続ける
同じ瞬間は、二度とない
時の移ろいの本質を見つめる
日本人ならではの美意識が、グランドセイコーに結晶する
光と蔭の変化に応じて無限に表情を変えるデザイン
日本の匠の手によって突き詰められた比類のない精度
時を尊重し、愛し味わう豊かな人生のために。
「THE NATURE OF TIME」


会期はこの土・日まで。


<開催概要>
展示タイトル : 「THE NATURE OF TIME」
会  場 : jing 東京都渋谷区神宮前6-35-6
( JR 山手線「原宿」駅徒歩2 分、東京メトロ千代田線・副都心線「明治神宮前< 原宿>」駅1 番出口徒歩1 分)

会  期 : 2019 年10 月16 日(水) ~ 2019 年10 月20 日(日)
開場時間 : 11:00-20:00
クリエーター : we 、阿部伸吾
プロデューサー : 桐山登士樹



【お問い合わせ先】
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セイコーウオッチ(株)の公式Web サイトアドレス
www.seikowatches.com

<グランドセイコー>の公式Web サイトアドレス
www.grand-seiko.com

<THE NATURE OF TIME>の特設Web サイトアドレス
www.grand-seiko.com/jp-ja/special/milandesignweek/2019/tokyo/