パルミジャーニ・フルリエ主催 「モーリス・サンド・コレクション特別展示会」が、新型コロナウイルスによるイベント自粛要請により開催延期

 By : a-ls

新型コロナウイルスに関する政府からの「イベント自粛」の要請を受け、3月26日から4月1日まで東京ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3で公開される予定だった、「モーリス・サンド・コレクション特別展示会」が無期限に延期となりました。
歴史的にも貴重な18~19世紀のオートマタの動く姿など、めったに見ることのできないものなので、とても残念です。
新しいスケジュールが決まりましたら、またあらためて告知いたします。
WATCH MEDIA ONLINE編集人・KITAMURA(a-ls)




【モーリス・サンド コレクション特別展覧会開催~機械じかけの生命】

1980年にミシェル・パルミジャーニが「モーリス・サンド コレクション」の修復に携わってから40年の歳月が流れた今年、この運命的な出逢いを記念する展示会が日本で開催されることになった。しかしこれは、歴史的にも貴重なモーリス・サンド コレクションの一部が日本で見られるということだけではなく、ミシェル・パルミジャーニとパルミジャーニ・フルリエがその信念としてきた、ウォッチメイキングそして伝統工芸の修復・保全・継承の展示でもあり、先達を敬愛する時計師たちの姿勢と生き様の展示でもあるような気がする。


 
パルミジャーニ・フルリエ主催
モーリス・サンドコレクション特別展覧会開催

 Mechanical Wonders
  機 械 じ か け の 生 命
会 場 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3

開催延期




[主な展示予定作品]

おうぎ形表示の懐中時計
製作者/場所:ペラン兄弟(Perrin Frères)/ヌーシャテル(スイス)
製作年:1800-1840年

数字が左から右へと移動して時刻を表示する懐中時計。音で時刻を知らせる、複雑なミニッツリピーター機構を備える。数字が現れる開口部の他は、田園風景が彫刻で描かれている。しだれ柳の下に座る女性は、竪琴を弾きバスケットの周りに戯れる二羽の鳥に聴かせている。
彫刻の周りにはリボンのモチーフが一周し、下部に刻まれた作者ペラン兄弟のサインを飾る。ベゼルとケースバックはゴドロンと呼ばれる細かい刻みが入っており、ケースのその他の部分は麦の穂のモチーフで彫刻されている。

時刻は、白いエナメルでつくられたおうぎ形の、5分毎の目盛りが分を、同じく白いエナメル製の丸いディスクには、時を表すひとつの数字が表示されていて、左から右へ目盛りを指し示しながら移動する。
時を表す数字が60分の目盛りを過ぎたとき、表示窓から消え、新たな数字を載せたディスクが0分の目盛りに現れる。
ケースの裏蓋を開けると、磨かれた部品が、青く焼かれたステンレススティールの地板の上に並べられ輪郭を鮮明にすることで、それぞれの役割をはっきりと見てとれる。地板の周囲を走るのは、ミニッツリピーターの音を鳴らす⼆重の円形のゴングで、先端は蛇の頭の形に模られている。 コイルが振動する部分のしなやかな形状、青と白の交互のパターンは、鱗を模している。



伸縮する針のオーバル型懐中時計
製作者/場所:ヴァードン & ステッドマン(Vardon & Stedmann)/イギリス
製作年:1780年

ロンドンの時計師ヴァードンとステッドマンが、中国市場のために製作した懐中時計。針をセンターに隠されたガイドカムで操作されるパンタグラフとして考え、下腕を引いたり伸ばしたりして針の長さを変えるように設計した。 小さなリベットを使用することで強化された針は、時が経つにつれて気づかれないようにゆっくりと動く細いゴールドの髪の毛のよう。

繊細な浮き彫りがベゼルとケースバックを縁取り、オーバルの輪郭は真珠で飾られている。ケースバックには、輝くロイヤルブルーの透明なエナメルに、逆V字の彫刻が施されている。ペンダントの両サイドの首にも同じロイヤルブルーのエナメルに、ケースバックのセンターを飾る花と同じ絵が描かれている。



白ねずみ
製作者/場所:アンリ・マイヤルデ(Henri Maillardet)/ジュネーブまたはロンドン
製作年:1810年頃

ゴールドに彫刻を施した、長さ120mm の全身には真珠が散りばめられています。目にはルビーが嵌め込まれ、ゴールドを編んだしっぽで動きを駆動します。数センチ移動しては停まり、前部を持ち上げて頭を上下に動かします。1810年頃製作。



かいこ
製作者/場所:アンリ・マイヤルデ(Henri Maillardet)/ジュネーブ
製作年:1800年頃

全長75mm のいも虫は、赤いエナメル仕上げのゴールド製のリングを連ねてつくられています。グリーンとブルーを基調に、ピンクダイヤモンド、ルビー、エメラルドで飾られていて、とても洗練されています。腹部にある掛け金で駆動する仕掛けで、頭部を上げると同時に尾部を下げながら、這って移動します。1800年頃製作。



かえる
製作者/場所:作者不詳
製作年:1805年頃製作

全長60mm の、エナメル仕上げのゴールドでつくられたかえるは、まるで本物のようです。真珠とルビーで飾られています。数回飛び跳ねた後に停まって鳴き、また再び何度か飛び跳ねてみせます。



ー イベント概要 ー
パルミジャーニ・フルリエ主催
モーリス・サンドコレクション特別展覧会

[タイトル]
Mechanical Wonders|機械じかけの生命

[会期]
 開催延期

 [  会   場  ]
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
東京都港区赤坂9-7-6(東京ミッドタウン)

 [会場URL]
http://www.2121designsight.jp/ 


協力/エドゥアール・エ・モーリス・サンド財団 
後援/在日スイス大使館






【問い合わせ】
パルミジャーニ・フルリエ
https://www.parmigiani.com/jp/