ブルガリ、バーゼルワールド2020からの撤退発表!

 By : a-ls


ブルガリ、バーゼルワールド2020からの撤退発表!




バーゼルワールド2020からの 2月11日付メディアリリースによると、
「ブルガリは、2020年のバーゼルワールドからの撤退を発表。その理由として、新型コロナウイルスの感染拡大を挙げている一方で、LVMHグループは傘下の時計ブランド、タグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニスのバーセルワールド参加を確認している」 という驚きの事実が伝えられた。



●バーゼルワールド2019初日前日のプレス・プレゼンテーションでのブルガリ・ステージ



以下、バーゼルワールドからのリリースを引用する。


まずは、バーゼルワールドのマネージングディレクターであるMichel Loris-Melikoffの言葉。
『私たちは、次のバーゼルワールドから撤退するというブルガリの決定をとても残念に思います。私たちは、LVMHグループのウォッチ部門である3つのブランド、タグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニスのそれぞれに、最適なビジネスプラットフォームを実用的なコスト管理で提供するため、ステファン・ビアンキ氏(President of the Watch Division of the LVMH Group )ならびに彼のチームと引き続き緊密に連携しています』


そのステファン・ビアンキもこの方針を肯定、以下のようにコメントした。
『タグ・ホイヤー、ウブロ、ゼニスを含むLVMHグループの時計製造部門は、2020年もバーゼルワールドに引き続き取り組みます。私たちはスイスの時計業界にとって大きなイベントの重要性を信じており、3つのメゾンのイメージと販売の両面における、フェアの成功を楽しみにしています』


また一方、ブルガリCEOのジャン-クリストフ・ババン氏はこのように語っている。

●ブルガリCEOのジャン-クリストフ・ババン氏

『2020年に参加しないことは明らかに残念ですが、すでに述べたように、バーゼルワールドへの参加を継続することに2021年以降もオープンであり、バーゼルワールド2021のコンセプト、日付、およびコストが明確になっているならば、2019年6月までには決定を下します。 また、今年のドバイで行ったようなフェアからイベントのロードショーまで、LVMHの他の時計部門とも可能な限りの協力を続けたいと考えています』


バーゼルワールドのディレクターである Michel Loris-Melikoffは、改善への取り組みとして以下のポイントに言及している。

●Michel Loris-Melikoff バーゼルワールド・ディレクター

私たちは、パートナーたちと協力して新鮮なアプローチでバーゼルワールドを構築しています。 年間を通じたアクティブで大規模なコミュニティの構築という「Baselworld 2020 」のコンセプトは、出展者だけでなく、各セクションのすべてのキイ・プレーヤーからもたいへんにポジティヴなレスポンスを得ています。

コロナウイルスに関しては、当局と非常に密接に状況の変化をモニタリングしております。 これまでのところヨーロッパでは、バーゼルワールド2020とほぼ同じ時期に開催される予定の大規模な会議やショーは、すべて計画どおりに進行しています(現在までキャンセルの記録はありません)。

私たちは現在、ウォッチメイキング部門を含むすべてのセクションで成長を記録しており、今年導入したさまざまなフォーマットのおかげで、多くの施設がショーに(数十という単位で)新参加または復帰します。
リスニング、対話、創造性:ポジティブな力が再起動しています。
すべてのプレーヤーとの長期にわたる包括的なコラボレーションの結果として、
宝飾セクションは50%の成長という大きな復調を成し遂げており、工作技術セクションは今年も100%という成長で信頼を回復しております』



 

今回のブルガリの決定は、新型コロナウイルスの世界的流行のためという理由ではあるが、今回のブルガリの決断は、ここ数年、大きな変動と変革に見舞われている大規模展示会の将来に対し、決して肯定的とは言えない、新たな困難のひとつには違いない。

その意味で、バーゼル等の大規模見本市を考えるにあたって、非常にタイムリーかもしれない当サイトのイベント企画が予定されている。
来月に開催予定の「WATCH MEDIA "OFF"LINE サロン#6」 では、「バーゼル、W&W(旧SIHH)などの大規模展示会の未来」をテーマに、読者の皆さまとディスカッション&時計OFF会を行うので、ご興味をお持ちの方は以下の記事をお読みいただき、是非ご参加ください!!

https://watch-media-online.com/blogs/2932/