『The CITIZEN(ザ・シチズン)』誕生25周年記念第二弾、プラチナ箔を雪のように舞い散らせた和紙文字板が美しい限定モデル発売

ザ・シチズン誕生25周年記念モデルとして、金沢金箔を施した土佐和紙文字板とデュラテクトゴールドを施したスーパーチタニウムTM製のケースを採用したモデルが、今年3月に発売されていたが（参考→ https://watch-media-online.com/news/2913/ ）、それに続く第二弾として、今度は土佐和紙文字板にプラチナ箔を撒き、デュラテクトプラチナ＋スーパーチタニウムTM製ケースのザ・シチズンが登場する。

幸運にも実機を拝見する機会があったので、実機画像を交えつつ、まずは公式のプレスリリースを紹介する。






『The CITIZEN（ザ・シチズン）』誕生25周年記念、プラチナ箔を雪のように舞い散らせた和紙文字板が美しい限定モデル


シチズン時計株式会社は、時計の本質を追求するシチズンブランドの最高峰『The CITIZEN（ザ・シチズン）』から、ブランド誕生25 周年を記念した限定モデルの第二弾として、年差±5 秒の高精度 光発電エコ・ドライブ※1 ムーブメントを搭載し、土佐和紙にプラチナ箔を施した文字板とスーパーチタニウムTM※2 のケースを組み合わせた数量限定モデル【希望小売価格385,000 円(税込)、（税抜価格350,000 円）】を、2020年10月22日に発売します。 ※価格、発売日は予定です。



2020年10月に発売となる本限定モデルは、本年3月に発売した金沢金箔を使用したザ・シチズン25周年記念限定モデルに次ぐ第二弾となります。今回は、プラチナ箔を施した土佐和紙文字板とデュラテクトプラチナ※3 を施したスーパーチタニウムTM 製のケースを合わせた仕様で、数量限定350 本で発売します。
文字板の土佐和紙は、千年の歴史を持ち世界で最も薄い和紙と言われる「土佐典具帳紙（とさてんぐじょうし）」を採用し、さらに、日本の伝統的な「砂子蒔き（すなごまき）」技法でプラチナ箔を和紙の上に雪のように舞い散らせています。和紙の柔らかな風合いと、職人の手でひとつひとつ仕上げた砂子蒔きの上品なあしらいが、ふたつとない特別な仕上がりです。



スーパーチタニウム™ケースに施したライトシルバー色のデュラテクトはプラチナを配合しており、キズがつきにくいだけでなく、明るく透き通るような色調が特長です。ケースと⽂字板双方に使われたプラチナの輝きが重なり、奥行や知性を感じさ
せるモデルです。また、本モデルは、光発電エコ･ドライブで年差±5 秒という高精度を誇るムーブメントを搭載しています。加えて、ザ・シチズンの日付つき年差精度時計は全て、2100年2月28日までうるう年などの月末カレンダー修正が一切不要なパーぺチュアルカレンダーを搭載しているのが特長です。文字板、りゅうず、ケース裏ぶたのメダリオンには、シチズンの時計づくりの自信と誇りの象徴として、イーグルマークを載せています。



『ザ･シチズン』は、1995 年に誕生し、2020 年にブランド誕生から25 周年を迎えました。
「正確な時刻を刻み続けること。時刻を見やすく伝えること。その使命を長く維持すること。」をテーマに、時計の基本性能を追求しています。


【特長】
■プラチナ箔を施した和紙⽂字板 『ザ・シチズン』ブランド25 周年記念限定モデル第二弾
古来室内に光を取り込む為に障子などに用いられてきた和紙は、光発電エコ・ドライブの文字板に適した素材です。
25周年記念限定モデル第二弾の文字板は、日本三大和紙の一つである土佐和紙に「砂子蒔き」技法でプラチナ箔を手作業で散らしています。

職人がひとつひとつ手作業で仕上げるため、同じ模様は存在しない、世界にひとつの文字板を持つ時計です。また、「25th Anniversary」の文字とシリアルナンバーを裏ぶたに刻印しています。限定BOX が付属します。
「The CITIZEN 25 周年スペシャルサイト」https://citizen.jp/the-citizen/25th/index.html

■デュラテクトプラチナを施したスーパーチタニウムTM 製のケース
シチズン独自のスーパーチタニウムTM は、「軽量（ステンレスより約40％軽い）」「硬い（ステンレスの約５倍の硬度）」「錆び
にくい」「肌に優しい」という腕時計に最適な素材です。
本モデルは「デュラテクトプラチナ」を施しています。硬度50〜110Hv程度の軟らかい貴金属であるプラチナを使用しながら、ケース表面の硬度を1,000 Hv まで向上。
また、硬さだけでなく、明るく透き通るような色調が特長で、間接照明の空間や暗がりの場所でひときわ美しく腕時計を輝かせます。



■パーペチュアルカレンダー搭載の年差±５秒高精度ムーブメント
定期的な電池交換が不要の光発電エコ･ドライブで、年差±5 秒という高精度を誇るムーブメントを搭載しています。また、
ザ・シチズンの日付つき年差精度時計は全て、2100年2月28日までうるう年などの月末カレンダー修正が一切不要なパーぺチュアルカレンダーを搭載しているのが特長です。さらに、強い衝撃などによる針ズレから守るシチズン独自の衝撃検知機能や、たとえ針ズレが生じた場合でも自動修正する針自動補正機能、0 時ジャストカレンダー更新機能を備え、光さえあれば正確な時を刻み続けます。

■自信と誇りの象徴、『ザ・シチズン』の「イーグルマーク」
シチズンの時計づくりの自信と誇りの象徴としてイーグルマークを文字板、りゅうず、ケース裏ぶたのメダリオンに載せてい
ます。



■「シチズン オーナーズクラブ」で、きめ細やかなサービスを提供
『ザ・シチズン』では、ユーザーとのコミュニケーションを大切にしています。
「シチズン オーナーズクラブ」に登録いただくことで、購入後のお客さまからのお問い合わせやご要望に対して、迅速かつ質の高いサービスを提供いたします。詳細は以下のURL をご覧ください。
https://citizen.jp/support-jp/afterservice/owners.html



【仕様】
ザ・シチズン/25周年記念限定モデル第⼆弾
商品番号 AQ4070-05A
発売時期 2020 年10月22日発売予定
希望小売価格 385,000 円（税込）、(税抜価格350,000 円)
限定数量 350本予定


ケース/バンド ：スーパーチタニウムTM（デュラテクトプラチナ）/ワニ革
文字板 ：プラチナ箔入り土佐和紙文字板
ガラス ：デュアル球面サファイアガラス（99% クラリティ・コーティング※4）
ケース径/厚み 径38.3mm／厚み12.2mm（設計値）
主な機能：
■Cal.A060 / 年差±5 秒 / 光発電エコ･ドライブ / フル充電時約1.5 年可動（パワーセーブ作動時）/ 秒針停止機能 / 日付早修正機能/ パーペチュアルカレンダー / 衝撃検知機能 / 針自動補正機能/ 0時ジャストカレンダー更新機能 / 時差設定機能 / 充電量表示機能 / 充電警告機能 / 過充電防止機能 / パワーセーブ機能※5
■10 気圧防水
■耐磁1 種
■限定BOX 付き

メーカー保証 「シチズン オーナーズクラブ」登録で10 年

[※1.] エコ･ドライブ：定期的な電池交換不要の光発電時計で、シチズンの機能ブランドです。時計で初めて「エコマーク商品」に認定されました。
[※2.]スーパーチタニウム™：シチズン独自の技術により、チタニウムに表面硬化技術デュラテクトを施しステンレスの約5 倍以上の硬さを実現。（ステンレスのビッカース硬度は約200Hv。）キズに強く、軽く肌にもやさしいので、快適な着け心地で使用できます。1970 年にシチズンが世界初のチタニウムケースの腕時計を発表して以来50 年かけてスーパーチタニウムTM へと進化させてきました。
「チタニウム技術50 周年スペシャルサイト」https://citizen.jp/titaniumtechnology50th/index.html
[※3.]デュラテクト：デュラテクトはシチズン独自の硬化技術。ステンレスやチタニウムなどの金属表面硬度を高め、優れた耐摩耗性により、すりキズや、小キズから時計本体を守り、素材の輝きを長時間保つ技術の総称です。デュラテクトプラチナは、硬度50〜110Hv 程度の軟らかい貴金属であるプラチナを使用しながらも、特殊な加工により硬度を1,000Hv まで高めることに成功。また、硬さだけでなく、明るく透き通るような色調が特長で、ひときわ美しく腕時計を輝かせます。（ステンレスのビッカース硬度は約200Hv）
[※4.] 99% クラリティ・コーティング：サファイアガラスの表裏両面にシリコン加工物を多層構造コーティングすることにより光の反射を抑え（透過率99%）、高い視認性を確保し時計の文字板を見やすくしました。またキズがつきにくく、表面には汚れを防ぐ撥水膜を施し、耐久性と防汚性を向上させています。
[※5.] パワーセーブ機能：暗闇で光発電が停止すると、自動的に針止めて節電状態となる機能。光が当たり発電が開始されると自動的に現在時刻まで戻ります。


●Eco-Drive(エコ・ドライブ)、スーパーチタニウム、DURATECT（デュラテクト）および、クラリティ・コーティングはシチズン時計株式会社の登録商標または商標です。
★本リリースの内容は発表日時点の情報です。商品のデザイン及び価格、発売日、スペックなどは、一部変更になる場合があります。


続いて、実機画像。









日本の伝統工芸「和紙」のなかでも、薄さと丈夫さが特長の「土佐和紙」を文字板に採用する技術はシチズン独自のものだが、和紙の風合いを活かし、さらにその美しさを高める素材を組み合わせる表現は他に例を見ないものだ。

調べてみると、はじめて「和紙」文字板が採用されたのは2017年の「シチズン エクシード プレシャス」のようだ。
（参考→ https://watch-media-online.com/news/740/ ）。

参考までに、WATCH MEDIA ONLINEのアーカイヴで"土佐和紙"の検索結果を付記しておく。
レディース・ウォッチの装飾的な手法だった和紙文字板を、やがてブランドの顔にまで高めていく過程を過去記事で辿ってみるのも、非常に興味深いと思う。

◆『ザ・シチズン』に土佐和紙文字盤を採用(2018年5月)
https://watch-media-online.com/news/1502/

◆エクシードに白蝶貝（ダイヤモンド22 ポイント入） と土佐和紙のモデルが登場(2018年8月)
https://watch-media-online.com/news/1646/

◆『ザ・シチズン』から土佐和紙の中の「雲龍紙（うんりゅうし）」を採用した数量限定モデルを発表(2019年5月)
https://watch-media-online.com/news/2180/

◆『ザ・シチズン』に土佐和紙にカラーヴァリエーションを加えたモデル登場(2019年6月)
https://watch-media-online.com/news/2354/

◆25周年を迎えた『ザ・シチズン』の記念モデルに金沢金箔を施した土佐和紙文字板が採用される(2020年3月)
https://watch-media-online.com/news/2913/

◆『ザ・シチズン』の上位機種として、土佐和紙文字板とその充電量表示部分に白蝶貝を用いた「真砂」発表(2020年6月)
https://watch-media-online.com/news/3225/






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