ジャガー・ルクルトが「アトモス インフィニット」を発表~透明感とミニマリズムを讃える

 From : JAEGER-LECOULTRE (ジャガー・ルクルト )




ジャガー・ルクルトが「アトモス インフィニット」を発表~透明感とミニマリズムを讃える


アトモスは、誕生から90年以上たった今でも時計の世界でユニークな存在であり続けています。単に素晴らしいタイムピースであるだけでなく、機構の独特な形状が特徴の強いデザインアイデンティティを持つ本物の芸術作品です。2022年、ジャガー・ルクルトは全く新しいデザインのアトモス インフィニットを発表し、この魅惑的な置時計のストーリーに新たな章を開きます。



•21世紀向けにアトモスを再解釈。 たぐい稀な透明性とシンプルなラインを備えた現代的な芸術作品として考案されました
•ほぼ見えないサポートによって、機構はガラス製のシリンダー形キャビネットの中で宙に浮いているように見え、あらゆる角度から眺めることができます


1928年に発明されたアトモスは、一見物理法則に反しているようにも見えます。この置時計は、ごくわずかな気温の変化からエネルギーを引き出し、手作業の操作を必要とすることなく動き続けます。その秘密はガスを密封したカプセルにあります。





このカプセルは、膜によって時計の駆動ゼンマイに接続されています。わずかな温度変化によってガスの体積が変化し、膜がアコーディオンの蛇腹のように「呼吸」し、ゼンマイを巻き上げます。エネルギー消費量はごくわずかであり、6000万台の アトモスの消費エネルギーは、15Wの白熱電球1個分に過ぎません。わずか1℃の温度変化で、約2日間分のパワーリザーブが供給され、日常における通常の使用状況下において永久に作動することが可能になります。



透明感とミニマリズムを讃える新しいデザインは、驚くほど純粋で現代的でありながら、アトモス固有のアイデンティティを忠実に受け継ぐオブジェです。クラシカルなアールデコの「ガラスボックス」キャビネットのタイムレスなエレガンスを21世紀向けに新たに解釈した、アトモス インフィニットのガラス製シリンダー形キャビネットは、ごく初期のモデルの丸いガラスドームをさりげなく想起させます。



「アトモスのデザインは、そのムーブメントの独特な形状によって定義づけられています。視界に遮るものが全くないシームレスなガラス製キャビネットは、その中で浮いているように見えるアトモスの機構の価値を余すことなく引き出しています」と、ジャガー・ルクルトのデザイン・ディレクターであるリオネル・ファーブルは説明しています。



アトモスの機能は、ほとんど目に見えないようにデザインされたガラス製のサポートで保持されています。これによって、時計を動かし続ける蛇腹やチェーン、歯車などを搭載した機構全体をあらゆる角度から眺めることができます。
このシンプルを極めたアプローチは、時計の機能にも及びます。ジャガー・ルクルト キャリバー570は、時・分表示機能を備えたムーブメントです。その構造も必要なものだけを残してすべてそぎ落とされていますが、サテン仕上げの表面、ポリッシュ仕上げのエッジ、コート・ド・ジュネーブ装飾のストライプなどの高級時計製造の仕上げが惜しむことなく施されています。



ブラックラッカー仕上げのダイヤルは2つの同心円で構成され、その上にはポリッシュ仕上げのバトン型インデックスが植字され、機構のシルバーのロジウム仕上げと同色の針が配されています。金属製のアウターリングには、凹んだ小さなドットで分の目盛りが記されています。その形状は、ムーブメント本体の下で、魅力的なリズムでゆっくりと回転する環状振子の丸いくぼみと呼応しています。



アトモスの精神を受け継ぎ、その本質的な特徴のすべてを現代的なスタイルへ新たに解釈した アトモス インフィニットは、モダンクラシックになる運命にあると言えるでしょう。



【技術仕様】
アトモス インフィニット

サイズ:直径 215mm x 高さ 253mm
ムーブメント:半永久式、ジャガー・ルクルト製キャリバー570
振動数:環状振子、60秒で1回振動
機能:時、分
キャビネット:シリンダー形ガラス
リファレンス: Q5405311




【お問い合せ】
ジャガー・ルクルト コンタクトセンター
TEL:0120-79-1833
営業時間:平日の月曜から金曜 11:00~19:00



[アトモス]
1928年に誕生したアトモスは、ほかに類を見ない時計です。一見物理法則に反しているようにも見えるこの発明は、従来の動力源や再度の巻上げを必要とせずに何世紀にもわたって動き続けます。実は、この機構は日常的な気温の変化によって駆動しています。2日間分のパワーリザーブを確保するには、摂氏1度の変化があれば十分です。1930年以来、ジャガー・ルクルトは、マニュファクチュールの時計製造技術を活かして、技術的改良を続け、その独創的な才能を活かして、高く評価される芸術作品にまで高めています。アトモスIIのアールデコ デザインをベースにしたガラスキューブはすぐに多くの人に知られるクラシックなものとなりましたが、その一方でジャガー・ルクルトは有名デザイナーや熟練した職人たちと共にアトモスのスペシャルエディションを制作してきました。jaeger-lecoultre.com