ジャケ・ドロー 「プティ・ウール ミニット レリーフ タイガー」 実機を拝見～水辺に佇む白虎

ジャケ・ドローの「干支」シリーズ、今年は寅年として6作品のユニークピースが発表されていました。

その中で、水辺で警戒する白虎をエングレーブとエナメルで表現したホワイトゴールドのプティ・ウール ミニット レリーフ タイガー(RELIEF PETITE HEURE MINUTE TIGER)の実機が日本に到着し、拝見させていただけたのでレポートします。



高温焼成エナメルダイヤルに彫金細工の立体的な白虎が佇んでいます。
「警戒」しているホワイトゴールドピースと「リラックス」しているレッドゴールドピースの「ペア」と言う形でしたが、既にレッドゴールドは販売済みのため今回はホワイトゴールドのみ。
時間を表示するサブダイヤルはブラックエナメルとは表情が違うオニキス製です。



虎の足元に施されたウール・ブルー（青い時）エナメルはベースに彫りこんだ「鏡像」の虎の姿を半透明のエナメルで覆う事で水面が虎の姿を映す様子を表現しています。



トリックアートのように存在しない水中に虎の像が写っているような効果を生んでいます。



角度によって虎は表情を変えます。
正面からだと目が合ったような表情。



逆側からは水面に映る自分自身を見つめているような感じでしょうか？
この角度だと半透明のエナメルの中に彫りこまれた彫刻が鏡像に見える、という効果が伝わりますでしょうか。



文字盤側とは対照的にムーブメント側ではリラックスした姿の虎がローターに描かれています。
世界限定1本をという事を表す「Pièce unique」のレターも…



リアルな虎を腕に載せることができるプティ・ウール ミニット レリーフ タイガー、その立体的な虎の表情はやはり実物を見ないとなかなか伝わらないとは思います。
是非実機をご覧ください！



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