【速報】ルイ・ヴィトンが独立時計師・メーカーを支援・奨励する「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティヴ」を開催 最優秀賞には1年のメンターシップを提供

 By : CC Fan
一部の海外報道などで報じられるとおり、ルイ・ヴィトンが独立時計師・独立時計メーカーの創造的な才能を支援・奨励する「ルイ・ヴィトン ウォッチ プライズ フォー インディペンデント クリエイティヴ」という取り組みを2023年に行うことを発表しました。



既に日本のルイ・ヴィトンのサイト内にも案内ページが作られています。

LOUIS VUITTON WATCH PRIZE

上記のページではルイ・ヴィトンのウォッチ部門ディレクターであるジャン・アルノーが賞の内容と目標を動画で紹介しています(音声は英語)。
概要のページから「詳細へ」をクリックすると専用のドメインを取得した専用サイトへ飛ぶことができます。

https://www.louisvuittonwatchprize.com/

こちらは現時点では英語のみで、後ほど他の言語も追加される予定のようですが、速報ゆえに抄訳ブログで開催の概要をお伝えします。
我こそは!と言う方は文末のお問い合わせメールアドレスより詳細お問い合わせください。

<開催概要>
2023年初めから応募が開始されます。
応募された作品は時計業界の権威で構成される国際専門家委員会(Committee of International Experts)によって評価され、デザイン・創造性・革新性・技術力の観点から最終選考に相応しい5人のファイナリストを選出します。

ファイナリストは最終選考会にて作品のプレゼンテーションを行い、委員会による審査と投票により最優秀賞を決定、2024年初めに開催される授賞式で最優秀賞が発表されます。
最優秀賞受賞者には賞金と1年間のメンターシップが提供されます。

メンターシップはラ・ファブリク・デュ・タン・ルイ・ヴィトンのプロフェッショナルが受賞プロジェクトのニーズに合わせてカスタマイズした専門チームのメンター(指導者)がさまざまな側面からプロジェクトをサポートする制度です。
サポートは必要に応じてコミュニケーション、著作権、企業法務の他、マーケティング、産業戦略、プロジェクトやブランド全体の財務管理にまで及びます。
独立時計師・メーカーにとっては、専門家の知見に触れながら指導を受けることが出来る又とない機会になるでしょう。

<参加資格>
参加希望者は登記済みの企業の下で、法的に保護されうる時計または時計構造を独自に設計・製造している必要があります。
応募作品は2023年7月までに製造および販売が可能であるものに限ります。
1人の応募は1回まで、応募作品は1作品のみとします。

応募には以下の書類をご用意ください。
  • 作品の技術的な詳細
  • 作品の写真または動画 (.jpg .mp4形式)
  • 応募作品の代表者 (創業者、デザイナー、時計師など) の顔写真
<特記事項>
登録料は無料です。
また、応募はお好きな言語で行うことができます。
その他の言語は近日中に追加される予定です。

<応募について>
応募に関連する情報は、organisation-watchprize@louisvuitton.comまでお問い合わせください。

--------(抄訳ここまで、プライバシーポリシーなどは省略)--------

同様の賞は他にもありますが、特に魅力的なのは最優秀賞賞に送られるメンターシップでしょう。
少人数で運営される独立ゆえにどうしても後回しになりがちな課題に対し、専門チームのプロフェッショナルと共に取り組めるのは良い機会ですし、ブランドの継続性にもプラスになるでしょう。

WMOでは是非今後も注目していきたいと思います、2023年の楽しみが増えました!