夏休みに親子で"歯車"を学んで時計への理解を得よう~もしくはミッキーにお願い

 By : KITAMURA(a-ls)

最近は、プレスリリースNEWSのUPに時間を取られて、ブログ記事がまったく書けていない。
書きたいことは多々あるのだが、大好きだった時計を取り巻く状況に、コロナ禍以降どうも以前のように燃えられないという、わが身の“老害一直線”な心境があるのかもしれないのだけれど、本来とっくに書いてなければならないOFF会レポートやジュネーヴ・レポートなど、まだ棚ざらしのままで本当に申し訳ない次第。

なんとか夏休み期間中の改善を目指してブログの投稿を5日に一回くらいのペース増やそういう想いだけはあるので、とりあえず、書くことへのリハビリも兼ねて、ここでは親子向けの夏休み企画のご紹介を。

世の時計沼おとうさんたちの、家庭内における序列はそんなには高くないと思われるが、もし子供たちの"援軍"を得られたらならば、そうした状況は大きく変わるのは自明の理。そんな起死回生のキッカケになりそうな、親子でも参加可能なワークショップ・イベントが東京ミッドタウンで開かれる。


キーワードは"歯車"!!

夏休み、子どもたちの「探求力」と「つくる力」を刺激するワークショップを東京ミッドタウンで開催。自由に組み合わせた歯車から生まれる動きを通じて、楽しみながらデザインと機械の原理に触れる創作体験を提供。「描いて動かす!紙の歯車カードを作ろう!」



学校法人多摩美術大学は、東京ミッドタウンアトリウムにて2024年8月10日(土)と11日(日祝)の2日間、お子様を対象としたワークショップイベント「描いて動かす!紙の歯車カードを作ろう!」を開催する。
(以下、一部プレスリリースより抜粋)

ものづくりの基本システムのひとつとして、車のエンジンや時計といった身近な機械に使われている歯車。
今回のワークショップは、その歯車のシステムを活かした動くカードを組み立てて、それぞれの視点からオリジナルのデザインを施す、「探求心」を刺激し「つくる」を楽しむプログラムだ。

この企画をサポートするのは、日々表現を通して新たな価値を作り出すことへの挑戦を続ける、多摩美術大学プロダクトデザイン専攻の有志学生。プログラム内容から空間やキービジュアルのデザインなど、今回のイベントに関するあらゆる制作を手掛け、さらに当日は先生となり子どもたちの「つくる力」を引き出すという試み。



また同エリア内では、実際に触って動かすことで歯車の仕組みを体感できる大きなモニュメントや、歯車の機構を応用して制作された作品の数々も展示。

変化の激しいこれからの時代を生きる子どもたちにとって重要な、自分のイメージを表現し、伝える力。「創造力」や「好奇心」を刺激する、つくって、見て触れて体感できる、ものづくりの面白さが詰まったイベント。
夏休み、東京ミッドタウンへぜひ足をお運びください。


歯車を使った手作りカードは夏休みの自由研究にもご活用いただけます(ワークショップイメージ)


【イベント概要】
MIDTOWN SUMMER 2024~MIDTOWN SUMMER WORKSHOP
多摩美術大学TUBによる夏の特別ワークショップ「描いて動かす!紙の歯車カードを作ろう!」
会場:東京ミッドタウンアトリウム(ガレリアB1)
   〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-1
開催日時:2024年8月10日(土)・11日(日祝)
※1日8回各回20〜30分。各回25名程度までご参加いただけます。
   13:00-/13:30-/14:00-/14:30-/15:00-/15:30-/16:00-/16:30-
※混雑が予想されるため、会場にて12:30より整理券を配布いたします。
※整理券の枚数分のみの材料のお渡しになります。参加される人数分、整理券をお受け取りください。


内容:紙でできた歯車に絵を描いたりスタンプで模様をつけて、まわして動かす世界に一つだけのカードの作成
※参加枠に空きがある場合は、各回その場での参加が可能です。
対象:全年齢
※未就学児は保護者の方の同伴の上ご参加ください。
主催:東京ミッドタウン
協力:多摩美術大学TUB、多摩美術大学プロダクトデザイン専攻
MIDTOWN SUMMER 2024のイベントサイト
https://www.tokyo-midtown.com/jp/event/6922/ 



いかがでしょう。
ただしまぁ、これは歯車ONLYなので、歯車から時計への紐づけがまどろっこしいと感じる方には、かなり低学年向けとはなるものの、以下のようなミッキーと一緒に時計の読み方を学ぶ書籍という直球な手法もあるので、そちらもご紹介しつつ、おとうさんのご検討を祈る次第である!!


レトロかわいいミッキーの時計盤に注目! 
遊びながら時計の読み方が学べる『ミッキーの たのしい とけいえほん』

(以下、プレスリリースより抜粋)
大人にとって時間は生活の基本。しかし時計がまだ読めない子どもは、どの時間に何をするのかわからないまま生活しています。『ミッキーの たのしい とけいえほん』は、遊びながら時計の読み方に親しめます。物語の時間経過にあわせて時計の針を自分で動かす内容で、数字や時計に興味を持ち始めた時期にぴったり。小学校受験の準備にもおすすめ! 

©️Disney


前半は、お話を楽しみながら1時間単位の時計の読み方を学べます。ミッキーやミニー、甥っ子のモーティとフェルディの1日の過ごし方をなぞるようにして、朝から夜までの時計の針を進めていきます。


©️Disney

時計の読み方を苦手とする子どもは多く、特に「分」については大人も教え方に頭を抱えがち。本書では、短針と長針をそれぞれ指で動かして遊べるので、デジタル時計と違って、時間の流れを視覚的に理解するのに役立ちます。

後半の「ミッキーたちとチャレンジ!」のページでは、「5ふん」「10ぷん」など「分」の概念にも触れられます。「5ふんで てを あらえるかな?」「15ふんで おかたづけ できるかな?」など、実生活にリンクした内容です。ゲーム感覚で参加できて、時間を意識しながら身支度したくなる工夫が満載です。


©️Disney

裏表紙には、時計の学習に欠かせない長針・短針の説明をわかりやすく掲載。丈夫なボードブックで、長く使えるのも魅力です。



【書誌情報】
『ミッキーの たのしい とけいえほん』
対象:3歳以上
サイズ:182mm×257mm
ページ数:18ページ とけい付
価格:1,650円(税込)
2024年6月17日(月)発売中
※発売日は店舗によって異なる場合があります
講談社刊
https://amzn.to/3UHMnqs 
※この本は1989年9月に刊行された「ミッキーの とけいえほん」(ISBN 978-4062043236)の再編集版です。
※長針と短針が連動して動く仕様ではありません。ご注意ください。



(関連情報:樫尾俊雄記念財団が運営する樫尾俊雄発明記念館は、7月23日(火)から8月2日(金)まで、小学生向けの夏休み企画展示「謎解きアドベンチャー」を開催)



[東京ミッドタウン・デザインハブ]
2007年4月に開設されたデザインネットワークの拠点です。デザインのプロモーション・職能・研究教育という異なる役割を担う機関が連携し、デザインによって「人」「ビジネス」「知識」を結びつけ、展覧会やセミナーの開催、出版などで情報を発信しています。(構成機関:公益財団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイン協会、多摩美術大学TUB)
東京ミッドタウン・デザインハブWEBサイト:
https://www.designhub.jp/ 

[多摩美術大学TUB ]
2021年4月、東京ミッドタウン・デザインハブ(所在地:東京都港区)に、デザインやアートが持つ創造性と美意識を社会とつなぐ場として開所。“まじわる・うみだす・ひらく” をコンセプトに、多摩美術大学の様々なステークホルダーや企業、社会人と行うオープンイノベーションによる新しい価値の創出、学生だけでなく子どもから社会人まで幅広い層に向けたデザインやアートのプログラムの提供、学生作品の展示・発信を行います。
英語名称:Tama Art University Bureau
名称:多摩美術⼤学 TUB
所在地:東京都港区⾚坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー5F (東京ミッドタウン・デザインハブ内)
⾯積:151.54平⽅メートル
ディレクター:和⽥達也教授、永井⼀史教授
https://tub.tamabi.ac.jp/