オーデマ ピゲの創業150周年を記念した楽曲「Suzanne」をマーク・ロンソンとレイがロンドンで発表

 From : AUDEMARS PIGUET (オーデマ ピゲ )

オーデマ ピゲの創業150周年を マーク・ロンソンとレイと共に祝う


音楽なしに150周年を祝うことはできません! この度、スイスのオートオルロジュリー マニュファクチュール、オーデマ ピゲは長年にわたりフレンズ オブ ブランドを務めるマーク・ロンソンと、新たにAPファミリーに加わったRAYE(レイ)のコラボレーションによる特別曲を発表します。
「Suzanne(スザンヌ)」と題されたこの楽曲は、ロンドンの180スタジオで開催されたアーティストや顧客、フレンズ オブ ブランドが一堂に会し、熱気と感動に包まれたスペシャルなイベントで発表されました。楽曲のリリースに合わせて、マーク・ロンソンとレイの創作過程とコラボレーションの軌跡を追った貴重なドキュメント映像作品「Syncing Sounds 150」も公開されます。オーデマ ピゲは共通の価値観を持つ才能豊かなアーティストたちとのパートナーシップを通じて、ダイナミックな音楽プログラムの幅をさらに拡大させ、時計製作の枠を超えた体験を創造し続けています。


感動と祝賀ムードに包まれた、ロンドンの180スタジオの夜、マーク・ロンソンとレイが新曲「Suzanne」を披露しました。© Courtesy of Audemars Piguet


「Suzanne(スザンヌ)」 家族と伝統に捧げるトリビュート
オーデマ ピゲの創業150周年を記念して始まったレイとマーク・ロンソンのコラボレーションが、オリジナルの楽曲としてついにリリースされました。「Suzanne(スザンヌ)」と題されたこの楽曲は、伝統とファミリー・スピリットを讃えるものです。楽器の音色とデジタル技術を融合させることで、アーティストたちの共通の価値観を表現するとともに、レイの卓越したボーカルがグルーヴなメロディーを一層引き立たせています。
彼女が「Suzanne」という曲名を提案したとき、マークは偶然の一致に驚かされました。それは、彼の過去に深く関わる人物を思い出させる名前だったからです。しかし、二人がその名前を、オーデマ家とピゲ家直系の先祖であり、その勇気がオーデマ ピゲ社創業に重要な意味を持つスザンヌ・オーデマの物語と結びつけたのは、楽曲編集の段階に入ってからのことでした。スザンヌ・オーデマに関する感動的な物語は、最新のAP クロニクルで紹介されており、この偶然の繋がりが曲名を確固たるものにしました。



さらに、オーデマ ピゲは「Suzanne」の創作過程を映像化し、音楽ファンに特別な体験をお届けします。テオドール・ギュラ監督によるムービー「Syncing Sounds 150」は、レイとマーク・ロンソンによる楽曲製作の舞台裏に独占的に潜入し、彼らの芸術観やインスピレーションからレコーディングまでの過程を探ります。


マーク・ロンソンとレイ

レイとマーク・ロンソンの対照的なスタイルは、ブランドが大切にしているクラフツマンシップや情熱、そしてコラボレーション精神を見事に捉えています。綿密かつ思慮深いロンソンの繊細で落ち着いたスタイルは、レイの生き生きとしたキャラクターと力強い表現力を自然に引き立てています。伝統と革新、自由と精密さのバランス、すなわち時計製作と音楽の本質にある調和を二人は共に体現しています。

『レイのアーティストとしての才能を何年も前から尊敬していて、彼女がソングライターから実力派アーティストへと成長する姿を見てきました。私たちが、オーデマ ピゲのAPxMusicプログラムを通じて出会えたことは、まさに星の配置が完璧に揃ったような感覚でした。
これは、単なるプロジェクトではなく、ロンドン、ニューヨーク、ロサンゼルスで徹夜でレコーディングに没頭するほど、私たちのすべてを注ぎ込んだ特別なものです。私たちが共に作り上げた音楽は、互いの音楽性を融合させながらも、どちらか一人では到達できなかった場所へと私たちを導いてくれました。
この作品をお届けできる日が待ち遠しいです。楽曲が完成して世に出るときほど、胸が高鳴る瞬間はありません。この作品が私たちの心に響いたように、世界中の人々の心にも響くことを願っています』
マーク・ロンソン(DJ、作曲家、レコードプロデューサー)


[マーク・ロンソン]
マーク・ロンソンは世界的に著名なDJ、オスカー®受賞者、グラミー賞に9回ノミネートされたプロデューサー兼作曲家です。プロデューサーとして5つのアルバムをヒットさせたあと、エイミー・ワインハウスやマイリー・サイラス、デュア・リパ、アデル、ポール・マッカトニー、ブルーノ・マーズ、レディー・ガガなどの大物アーティストたちとのコラボレーションに取り組みます。ロンソンは、映画「バービー」や「アリー/スター誕生」、「ユーフォリア」などのサウンドトラックや映画音楽の制作に携わっています。
www.markronson.co.uk 



AP150 IN ロンドン 創造性が交差する夜
新曲のローンチは、ロンドンのアイコニックなカルチャースポットである180スタジオで行われました。エントランスはブランドの本拠地ル・ブラッシュの自然を再現し、ゲストを魅力あふれる旅路へと誘いました。ベンジー・Bの音楽キュレーションが雰囲気を盛り上げる中、ブランドのヘリテージピースやAPファミリーのポートレート、そして長年にわたり受け継がれてきた時計製作の秘密がインタラクティブな演出で紹介されました。さらに奥へ進むと、スピークイージーの入口が現れ、まるで別世界のような空間が現れます…



そしてイベントは、レコーディングスタジオ特有の雰囲気を再現した、心地よく賑やかな空間でのカジュアルなディナーへと続きます。観客の驚きと歓声の中、レイが登場し圧巻のパフォーマンスを披露し、サプライズで「Suzanne」が発表され、ダンスフロアは忘れえぬ特別なステージになりました。



その後のマーク・ロンソンによるDJパフォーマンスで、ダンスフロアの盛り上がりは最高潮に達し、情熱・絆・才能をテーマに、ブランドを取り巻く人々が音楽で一つになりました。




レイ APxMusicが迎える新たなアーティスト
オーデマ ピゲは、レイを新しいフレンズ オブ ブランドとして迎え入れることを嬉しく思います。クラシック音楽のバックグラウンドを持ち、伝統的な音楽と革新的な音楽を巧みに融合させるミュージシャン、レイチェル・アガサ・キーンは、コンテンポラリーミュージック界で最も魅力的な声のシンガーとして強い存在感を放っています。2024年のブリット・アワードで、最優秀アーティスト賞、最優秀アルバム賞、最優秀楽曲賞を含む史上最多の6つの賞を獲得し、レイは一回の授賞式で最も多くの賞を獲得したアーティストとして歴史を塗り替え、また初めて女性としてソングライター・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。世界で最も多くのストリーミング数を誇るアーティストの一人として、同年後半にアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞。さらにグラミー賞では新人賞やソングライター・オブ・ザ・イヤーを含む3部門にノミネートされ、音楽業界における真のアイコンとしての地位を確固たるものにしました。



ジャンルにとらわれない表現力と多彩な芸術性に加え、レイはオーデマ ピゲと同様にファミリー・スピリット、多文化的な視点、そしてクラフツマンシップへの情熱を大切にしています。両親と共に歩みながら、限界を押し広げ自身の道を切り開く彼女の強い意志は、深く胸に響くものであり、1875年の創業以来オーデマ ピゲが持ち続けてきた、独立した精神を体現しています。ブランドとの初めてのコラボレーションは最初の一歩であり、これから続いていく実りある友情の始まりを示しています。

『音楽こそが私の人生の目的であり、それが私の情熱と創作の意欲を支えています。私は、亡くなった後も時代を超えて愛され続ける作品を生み出すアーティストたちからインスピレーションを得ています。マーク・ロンソンとともに「Suzanne」を制作したことは、まるで奇跡のような体験でした。そして、この楽曲がブランドのストーリーと深く結びついていると聞いたとき、あまりの驚きに言葉を失いました! APと、そしてレジェンドであるマーク・ロンソンと共に楽曲制作ができることを心から光栄に思います。この曲が大好きで、とても誇らしく思っています…すべてが運命のように感じられます』レイ(シンガー、ソングライター)


[レイ]
レイは、イギリス出身のミュージシャン、シンガー、ソングライター、プロデューサーとして、現代音楽のスタイルを革新し続けています。インディーズ系アーティストである彼女は、ストームジーやラッキー・デイ、ディスクロージャーから、ビヨンセやデヴィッド・ゲッタ、チャーリー・XCXといった世界的スターまで、多彩なアーティストたちと共演してきました。アイヴァーズ・アカデミーから「イギリスで最も優れたソングライター」、「この時代の声」と称賛されたレイは、ジャンルや世代を超越した存在感を放っています。彼女のデビューアルバム「My 21st Century Blues」は、業界内外から高く評価され、大成功を収めました。また、続いて発表されたシングル「Escapism.」は20カ国以上のチャートでトップ10入りを果たしました。以来、レイは世界中で150以上の公演のヘッドライナーを務め、コーチェラ、グラストンベリー、ロラパルーザ、モントルー ジャズ フェスティバルで称賛を浴びるパフォーマンスを披露しています。2025年、グラミー賞と第97回アカデミー賞での話題のパフォーマンスに続き、世界中の大規模フェスティバルに出演し、その後、故郷ロンドンのオール ポイント イースト フェスティバルでヘッドライナーを務めます。歌手、作曲家、プロデューサーという三つの分野で傑出した才能を誇るレイは、インディーズ系アーティストの新たな可能性を切り拓いています。彼女の歩みは、しなやかな力強さと革新、そしてクリエイティブな輝きに満ちています。
www.rayeofficial.com 



APと音楽 受け継がれる伝統
オーデマ ピゲは長年にわたり、オートオルロジュリーと音楽の世界の創造的な結びつきを、さまざまなコラボレーションを通じて育んできました。そのパートナーシップの一つに、2006年に始まったマニュファクチュールとEPFL(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)と音楽家を含むエキスパートチームが共に行った、チャイミングウォッチの音響に関する8年間の研究プロジェクトがあります。

オーデマ ピゲは音楽の世界との絆を深める中で、2010年からはクロード・ノブス財団、EPFLと共にモントルー ジャズ デジタル プロジェクトに貢献しています。この大規模なプロジェクトはフェスティバルの音源と映像のアーカイブをデジタル化して保存、向上させる取り組みであり、その成果はユネスコの「世界の記憶遺産」にも登録されています。

2019年、オーデマ ピゲはモントルー ジャズ フェスティバルのグローバルパートナーとなり、実践的かつ具体的な成長に繋がるコラボレーションを通じてアーティストたちを支援する、APxMusicプログラムを新たに立ち上げました。この取り組みの一環として、ブランドは2020年、オリジナルサウンドトラックの共同制作に招待されたアーティストたちの創作プロセスを振り返るミニシリーズ「180」を発表しました。このプロジェクトに続き、2021年モントルー ジャズ フェスティバルの一環として行われたパフォーマンスが、翌2022年のオーデマ ピゲ パラレルの立ち上げに繋がりました。フェスティバルと同時期に開催されるこの斬新なコンサートシリーズは、厳選されたアーティストに特別な空間で演奏する機会を提供するとともに、来場者にユニークなホスピタリティ体験をお届けします。同年、オーデマ ピゲはマーク・ロンソンをフレンズ オブ ブランドに迎え、英国と米国を出身のルーツに持つ音楽プロデューサーであり、またR&Bアーティストでもあるラッキー・デイとのコラボレーション楽曲「Too Much」の創作過程を追った短編ムービーシリーズにより、そのパートナーシップをスタートさせました。2023年には、モントルー ジャズ フェスティバルのクロージングパーティを任されたマーク・ロンソンとその仲間たちが賑やかにステージを飾りました。

さらに、ベルリンを拠点とするDJコレクティブKeinemusikなど、多様なバックグラウンドを持つアーティストとの独自かつ特別なコラボレーションを通じて、幅広い層に響く新たな視点を取り入れています。今日もなお、世界中の音楽アーティストとのコラボレーションを継続するなか、新たな才能溢れるアーティスト、レイをAPファミリーの一員として迎えます。


(左から)Naomie Campbell, Ilaria Resta, Filippo Testa and Tamara Kalinic


『APxMusicプログラムは、創造性と才能の育成に対する私たちの取り組みをさらに拡大させるものです。創業150周年を記念して、レイとマーク・ロンソンを迎え、APコミュニティや多くの方々に長く愛される素晴らしいオリジナルの楽曲をお届けできることを心から楽しみにしています』
イラリア・レスタ(オーデマ ピゲ CEO)


Meryl Streep and Ilaria Resta


“THE BEAT GOES ON”
«時を刻み、胸に刻まれる»


【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
03-6830-0000


[オーデマ ピゲ]
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史あるラグジュアリーウォッチブランドです。1875年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。実現可能な境界を押し進め、創造的な世界の間に橋を架けるオーデマ ピゲは常に新たな地平に向かって進み、その精神にインスパイアされたコミュニティを作り出してきました。The beat goes on. — www.audemarspiguet.com