ブランパン、工芸ダイヤル作品「ヴィルレ メティエダール ビンチョウタン」を発表 ~"備長炭" ⁉

 From : BLANCPAIN (ブランパン )

ブランパンは「メティエダール」コレクションにより、職人の卓越した技術と時計製造の世界では珍しい伝統的な装飾技術を融合した革新的な作品を提案し続けています。今年ブランパンは、日本の紀州に生育するウバメガシを原料とする炭、「備長炭」を使用したダイヤルを初めて発表します。

備長炭は400年を超える歴史を持つ伝統的な製法で作られた日本の炭です。ウバメガシは1000度から1300度の土窯でじっくりと焼き上げることで、驚くほど密度の高い炭に仕上がります。
備長炭は高温で焼き上げた後、急速に冷却することにより樹皮が焼き尽くされて、滑らかな表面にスティールと同等の強度が与えられます。

備長炭は浄化作用を持つことで知られていますが、装飾用に用いられることはほとんどありません。ブランパンは、比類ない作品を通じて、この天然素材に新たな可能性を引き出します。




ル・ブラッシュのメティエダール アトリエでは、ブランパンの職人たちが革新への飽くなき探求心に導かれ、17世紀から続く日本の伝統技術をダイヤルに応用しました。まず、備長炭を洗浄してから繊細なディスク状に裁断し、その表面に漆の樹脂を複数回塗り重ねることで素材を経年劣化から守ります。その後、ディスク状の備長炭は研磨によって備長炭ならではの木口面の美しさや印象的な色調を強調した後、色素入りの漆によって丁寧な装飾が施されます。そしてブランパンは、マニュファクチュールが2015年に初めて取り入れた日本の赤銅技術を活用して緑青付けし、手作業でエングレービングを施したゴールドの装飾とこのダイヤルを合わせたのです。



また、備長炭はグラン・フー・エナメルと併用し、予めエングレービングが施されたダイヤルに装飾的な象嵌細工を作り出すこともできます。

新作「ヴィルレ メティエダール ビンチョウタン」は、ブランパンの類まれな創造力を物語り、時計製造の卓越した技術を余すところなく発揮した作品です。この比類なき新作モデルは、ダブルステップが特徴的な42mmのレッドゴールド製ケースに13R3A キャリバーを搭載し、その様子をサファイアケースバックから眺めることができます。また、8日間のパワーリザーブを保証し、ブリッジサイドにパワーリザーブ表示が施されています。






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