H. モーザー: H. MOSER & CIE.(H. モーザー社)がミニッツリピーターの真髄を発表

 From : H. Moser & Cie. (H. モーザー)


H. MOSER & CIE.(H. モーザー社)がミニッツリピーターの真髄を抽出

ノイハウゼン・アム・ラインファル、2019 年 3 月 20 日


フライング トゥールビヨンを備えたミニッツリピーターが回転する様子は、時間のチャイムを鳴らすための複雑なメカニズムが踊る「バレエ」のようです。H. モーザー社のエンデバー・コンセプト ミニッツリピーター・トゥールビヨンでは、ミニッツリピーターの 2 個のチャイムとハンマーの動きをダイアル側から見ることができます。つまり、耳と目の両方で魅力が感じられる時計です。シャフハウゼンに拠点を置く H. モーザー社は、本質への回帰を提案しており、このコンプリケーションの美しさを最も純粋な手法で紹介しています。ロゴもインデックスもないブラックラッカー仕上げのダイアルでは、ダイアルと金属素材が印象的なコントラストを生み出し、ハンマーとチャイムが精密な動作を披露します。2005 年から続く H. モーザーブランドが開発した意欲的な技術である 14 個目のキャリバーを使用しています。

エンデバー・コンセプト ミニッツリピーター・トゥールビヨンのために H. モーザー社は、最も伝統的なコンプリケーションに注目し、回転の動作を取り入れ、見事なフライング トゥールビヨンを組み合わせました。2 種類の形状のチャイムと、ミニッツリピーターのハンマーの輝きが、6 時位置のミニッツ フライング トゥールビヨンと絡み合うように、ブラックラッカー仕上げのダイア
ルを通して見えます。この創意の極致を開発するために、H. モーザー社はミニッツリピーターのエキスパート、MHC 社Manufactures Hautes Complications SA)の専門技術を利用しています。両社は協力して、まったく新しいデザインを生み出し、チャイムとハンマーをダイアル側に配置して、美しいコンプリケーションを作り上げました。このためには、数多くの技術的課題を克服する必要がありました。特に、チャイム(精巧さを保つために、同じレベルに配置される)は、フライング トゥールビヨンの動作を妨げないと同時に、控えめなデザインという H. モーザー社の主眼を尊重するために、湾曲した形にする必要がありました。

ムーブメントとケースの製作では、時計の直径と厚さに関して精巧さを保つために、多くの労力が費やされました。スライドボルトが、完璧な滑らかさでスライドするようにテフロン製ランナーに取り付けられ、スペースを節約するためにメインプレートに組み込まれています。ムーブメントが収まると同時に、サウンドボックスに十分なスペースを確保するために、ミドルケースの幅を最大限にしました。これにより、時間、1/4 時間、および分を告げる 2 個のゴングの音が増幅されます。これは、さまざまなフィーラースピンドルから得られる情報に基づいて作動する 2 個のハンマーがゴングを叩く音です。これは、ミニッツリピーターのメカニズムに関しては、既に偉業と言えるのですが、さらに、深み、特定の長さ、澄んだ音色を併せ持つ美しい音を実現するために、ミニッツリピーターを完全に理解していることも必要でした。

6 時位置の目を惹くミニッツ フライング トゥールビヨンは、 スケルトンブリッジの背後に見え、精度と計時機能を高めるボールベアリングが取り付けられているのがわかります。古めかしさを感じさせない最新式のこのトゥールビヨンは、ロゴもインデックスもないブラックラッカー仕上げのダイアルの上に浮かんでいるように見えます。ブラック アリゲーターレザー製のストラップが、この美しい時計にエレガンスを加え、控えめなミニマリストスタイルのロマンチックなコンプリケーションに仕上げています。
疑う余地のない H. モーザー社スタイルの高級時計です。





技術仕様 – エンデバー・コンセプト トゥールビヨン・ミニッツリピーター
リファレンス 1903-0200、ホワイトゴールド製モデル、ブラックラッカー仕上げダイアル、ブラック アリゲーターレザーストラップ , 10 個限定製造モデル

ケース
ソリッド 18K ホワイトゴールド
直径:43.0 mm、厚さ:14.0 mm
サファイアクリスタル
ランナー付きテフロン製スライドボルト
サファイアクリスタルを用いたシースルーのケースバック
「M」で装飾されたリュウズ

ダイアル
ブラックラッカー仕上げ
ダイアル側にハンマーとチャイム
リーフ型針の時針および分針

ムーブメント
手巻き HMC 903 キャリバー
直径:33.0 mm、厚さ:9.62 mm
振動数:21,600 振動/時
34 石
パワーリザーブ:90 時間
プレートとブリッジ上のダブル モーザーストライプ
手作業による仕上げと装飾が施されたムーブメントおよび部品
6 時位置のミニッツ フライング トゥールビヨン、スケルトン加工ブリッジ
ミニッツリピーター

機能
時、分
時間、1/4 時間、分をチャイムで告げるミニッツリピーター

ストラップ
手縫い、レッド ライニング付きブラック アリゲーターレザー
18K ホワイトゴールドのピンバックル、Moser ロゴのエングレービング
プレスリリース

リファレンス
エンデバー・コンセプト ミニッツリピーター・トゥールビヨン、リファレンス 1903-0200、18K ホワイトゴールド製モデル、ブラックラッカー仕上げダイアル、ブラック アリゲーターレザーストラップ , 10 個限定製造モデル


H. MOSER & CIE.(H. モーザー)
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在、約 60 名の従業員を擁し、12 つの自社製キャリバーを開発し、年間に 1,500 個以上の時計を製造しています。H. モーザーは自社製品に使用する調速機構やヒゲゼンマイなどといった部品を自社内で製造する希少なマニュファクチュールです。それらの部品はパートナー企業にも供給されています。H. モーザーはモーザー家の人間を名誉会長とし、Heinrich
and Henri Moser 基金の代表に迎えるという栄誉に浴しています。Heinrich Moser の子孫たちに設立された Moser 基金は、一族の歴史を維持するために機能しており、Heinrich Moser 家が住まうシャルロッテンフェル城に併設の Moser 博物館に収蔵すべき昔のモデルの収集といった役目も担っています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding はH. モーザー、Hautlence という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。

www.facebook.com/MoserWatches 
www.instagram.com/moserwatches
www.youtube.com/MoserWatchmaking
www.h-moser.com
www.pioneerchronicles.com


本製品に関するお問い合わせは 
イースト・ジャパン株式会社 担当/田中 
電話番号:03-6274-6120 FAX:03-6274-6121 
メール:K.TANAKA@TOHOWATCH.COM