ブランパン、マリリン・モンローが所有していたヴィンテージモデルをニューヨークで公開

 From : BLANCPAIN (ブランパン )

マリリン・モンローが所有していた
ブランパンのヴィンテージモデルをニューヨークで公開


©Monica Schipper


ブランパンは、10月30日、ニューヨーク5番街のメゾンを象徴するブティックにて、ハリウッドスターのマリリン・モンローが所有していた1930年代の伝説のジュエリーウォッチを公開しました。
モンローのこの美しいカクテルウォッチは、世界に愛されたアメリカ人女優の私物や選りすぐりの写真を披露するエキシビション「タイムレス エレガンス」の展示物の一つです。2019年10月31日から11月23日まで一般公開されるこのエキシビションのオープニングイベントには、マリリン・モンローと数多くのコラボレーションを重ねた著名な写真家、ローレンス・シラーが出席しました。

©Monica Schipper

●オープニングイベントに訪れたナオミ・ワッツ



ブランパンは、 レディスウォッチ製造の世界におけるブランドの専門技術とパイオニア精神を披露するものとして、マリリン・モンローのカクテルウォッチを選びました。ブランパンの社長兼CEOのマーク A. ハイエックは次のように述べています。
「私たちは、マリリン・モンローが所有していたこのカクテルウォッチを初めて公開できることを大変光栄に思います。マリリン・モンローは、記憶に残る“Diamonds are a girl’s best friend”の歌を好んで歌っていましたが、ジュエリーをほとんど所有していなかったからです。」



「唯一無二のマリリン・モンローをブランパンとともに祝福できることに大変興奮しています」と、モンローの遺産を管理するオーセンティック・ブランズ・グループの創業者で会長兼CEOのジェイミー・ソルターは話します。
「ブランパンのラグジュアリーなクラフトマンシップと革新の歴史は、時を経ても決して褪せることはなく、マリリンの不朽の遺産と完璧に一致するものです」。



アールデコに着想を得たこの1930年代のモデルは、ブランパンがオークションで購入したものです。この女優の圧倒的な存在感や複雑な人間的魅力を明らかにする、ドレスや本、ディレクターズチェア、映画俳優組合の会員証、文房具、そして彼女のニューヨーク体験の領収書など、数々のアイテムと一緒に展示されます。
©Monica Schippe

●展示された資料を見るナオミ・ワッツ

また、エキシビションのオープニングに出席するローレンス・シラーのサイン入りの作品を含むポートレートも披露されます。これらのプライベートアイテムは、ブランパンの過去と現在のレディスウォッチの回顧展を通じて紹介され、洗練された雰囲気の中で展示されます。



初めて一般公開されるこのブランパンのウォッチは、マリリン・モンローの3番目の夫である劇作家のアーサー・ミラーから彼女への贈り物であった可能性があります。ウォッチはプラチナ製で、71個のラウンドカットダイヤモンドがパヴェセッティングされ、2個のマーキスカットダイヤモンドがあしらわれています。また、イエローのアワーマーカーとブルーの針が配された長方形のホワイトダイアルに“ブランパン”のロゴが、小さな機械式FHF 59ムーブメントには“Rayville Watch Co. 17 Jewels”の文字が刻まれています。



この貴重なウォッチのほっそりしたフォルムと構造的なセッティングは、アヴァンギャリズムとエレガンス、そして、昼と夜の完璧なバランスを体現しています。真にタイムレスなオーラを纏ったアイコンであるマリリン・モンロー自身のように、魅力、独創性、ユニークな気質が組み合わされた無類のモデルです。



儚さ、官能性、そして息を呑むほどの美しさを持つこの最高の女性には、ブランパンのレディスウォッチの精神と、多くの共通点があります。女性が専門技術や機械式時計の魔法の真価を十分に理解できると確信していたマニュファクチュールは、すべての女性に向けた洗練性の世界におけるパイオニアでした。



1930年 、 ブランパンは世界初の自動巻レディスウォッチ「ロールス」を発表しました(このモデルは現在、人気の高いコレクターズアイテムとなっています)。続いて1956年 には 、 当時最小の丸型ムーブメントを搭載 した 「 レディバード 」を発表しました。

● ブランパンのヴィンテージ「 レディバード 」、当時最小の丸型ムーブメントを搭載 


ブランパンのレディスウォッチの壮大な物語 は 、 こちらもまたマリリン・モンローのように歴史に名を残す傑出した女性、ベティ・フィスターによって記されました。1933年に時計製造会社を率いる初めての女性となった彼女の聡明さと先見の明がブランパンのジュエリーウォッチへの道を開き、その結果、ブランドの国際的な名声が高まりました。フィスターが歩んできたキャリアは、自らの制作会社を経営する2番目のアメリカ人女性となったマリリン・モンローのキャリアと似ています。
彼女たちは、ブランパンのカクテルウォッチというユニークな作品によって交錯する運命にあったのです。


●ベティ・フィスター

このスターとメゾンの絆は、ブランパンのムーンフェイズウォッチを飾る小さな美の印によっても明らかにされます。
マリリン・モンローの歴史的に有名な美のトレードマークは、官能的で神秘的な魅力を体現しています。

1980年代、ブランパンはムーンフェイズ表示をアップデートし、それ以来ムーンフェイズはマニュファクチュールの象徴となりました。そして、ブランパンは微笑んだ月の顔によって、徐々に他のブランドと一線を画していきます。


2006年に「ウーマン」 コレクションが発表されて以来、女性用ムーンフェイズモデルの月にはすべて、星の形のほくろが配された女性の顔が描かれているのです!このハリウッドスターのように、ブランパンのレディスモデルも同じく本質的にユニークであり、「タイムレスなエレガンス」を纏っています。







「タイムレス エレガンス」展
2019年 10月 31日~ 11月 23日
ブランパン ニューヨーク ブティックにて開催中
(所在地:697 Fifth Avenue, 10022 New York, USA)


©Monica Schipper

マリリン・モンロー
マリリン・モンローは、史上最も影響力のあったポップカルチャーのアイコンのひとりです。女性のために開かれた道などほとんどなかった時代に、モンローは文字通り、第一人者として、自分の道を自分で切り開き、自らの個性を活かし、情熱を追求しました。彼女のパイオニアスピリットと自立心と自信は、その完璧なまでのスター性と相まって、現代の世代をインスパイアし続け、文化や背景を超越し続けています。多くのマーチャンダイジングプログラムのほか、ラグジュアリーブランドとマスブランドの両方とパートナーシップを結ぶことで、彼女のステータスは世界的なアイコンへと昇りつめました。現在、マリリン・モンローの遺産は、ブランド開発、マーケティング、エンターテイメントを専門とし、グローバルメディア、エンターテイメント、ライフスタイルブランドを展開する、オーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)が所有しています。


ブランパンについて
1735年にジャン-ジャック・ブランパンがスイス・ジュウ渓谷に創業したブランパンは、世界最古のウォッチブランドとして知られています。革新の伝統に忠実なマニュファクチュールは、長い年月をかけて無数の時計の複雑機構を開発してきたことが証明しているように、時計製造の限界を押し広げ続け、その技術をかつて到達したことのない所へと導きます。
機械式時計を復活させるという長期的視点に立ったこのコミットメントは、世代から世代へかけがえのない技術を受け継いできた歴史と、人材、製造技術、研究へのたゆまぬ投資に表れています。
絶え間ない革新と、完璧なまでに管理された製造工程により、ブランパンは完全に自由な創作を実現しています。高い割合で社内で設計・製造される部品や工具、研鑽を積んだ専門家や職人、それぞれのムーブメントをたった一人の時計職人が手作業で組み立てる製造工程、目に触れない細部に至るまで完全に手作業で施される洗練された仕上げなど、マニュファクチュールの強みは、革新的でありながら、優れたスイスの時計製造の伝統に忠実なタイムピースを作り上げるその能力にあります。この哲学は、クラシックなヴィルレ、伝説のフィフティ ファゾムス ダイバーズウォッチ、洗練を極めるレディスモデル、唯一無二の「メティエダール」など、ブランパンのすべての作品とコレクションに表れています。
詳細については、www.blancpain.comをご覧ください。