CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ~伝統と革新が交差する多面的な構造

 From : AUDEMARS PIGUET (オーデマ ピゲ )


CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ~伝統と革新が交差する多面的な構造



Code 11.59 バイ オーデマ ピゲのケースには、時計の美しさと技術的複雑性を対照的に表現する特徴が備えられています。専用工具の使用が必要とされ、手仕上げの技法をさらなる高みへと引き上げた、カーブを描く多面的な構造には、目に映る以上の細部にわたる技術が数多く用いられています。

オーデマ ピゲのコンプリケーション部門を率いるマイケル・フリードマンは「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲは、ポリッシングを手がける職人たち(ポリッシャー)に創造のキャンバスを与えました」と語りました。
先進の技術と由緒ある伝統が出会うこの複雑なケースの誕生を実現した職人技を、より詳しく紐解いてみましょう。


●複雑な3Dケースコンセプト


形状における複雑性の限界を引き上げる

Code 11.59 バイ オーデマ ピゲには、八角形のミドルケースとラウンド型のエクストラシンベゼル、それに合わせて弧を描くラグが組み合わせられた現代的な構造が採用されています。


●ケースの各部品の計測は極めて高い精度で行われる

さまざまな形状や人間工学に基づく曲線により、ケースのコンセプト形成や製造、そして各部品の装飾は特に複雑なものとなりました。製品化し、部品に手仕上げを施すためには、複雑なプログラミングや特別な工具、高度な専門性を備えた人材を組み合わせることが不可欠でした。


●ケースバックやベゼルの正確な機械加工


現代的な双曲面

エクストラ シンベゼルの形状は、マニュファクチュールがこのコレクションのため特別に開発した、複雑な双曲面を描く反射防止加工サファイアクリスタル製風防に合わせて設計されています。
ガラスの内側面はドーム形状に、表側面は6時位置から12時位置まで縦方向にカーブしています。奥行きと投影、光と戯れながら、クリスタルは独自の視覚体験を提供しつつ、ダイヤルの細部をさらに際立たせます。


手仕上げが施された最先端のラグ

ケースの多面的な構造を支えるのは、異なる5つの軸を融合した複雑にカーブを描く形状の、オープンワークが施されたラグです。オーデマ ピゲのエンジニアは、八角形のミドルケースからの眺めを遮ることなく手仕上げをさらに極めるため、ベゼル上部にのみラグを溶接しています。つまり、ラグの上部はエクストラ シンベゼルに溶接されている一方で、下部は固定されず、ケースバックに向かって繊細にもたれかかるよう完璧にデザインされているのです。



ラグをエクストラ シンの表面に溶接するという工程は、既存の製造基準を超えて新たに開発されたものです。ラグには溶接用ペーストが手作業で塗布され、ベゼルへと個々に溶接されています。さらに、剥離耐性試験もCode 11.59 バイ オーデマ ピゲのために特別に考案された機械で行われています。
ベゼルの加熱による加工を手作業で施した後に、熟練のポリッシャーはラグとベゼルの接合部に繊細な研磨を施します。精緻な仕上げのタッチで隠された溶接ペーストの痕跡は、時計の組み立て後には全く見つけることができなくなります。


外装面にはサテン仕上げとポリッシングを交互に施す

Code 11.59 バイ オーデマ ピゲが挑んだ課題や複雑性は、サテン仕上げとポリッシングが交互に施された、ケースを囲む外装面にも表れています。ここまで複雑な外観の美しさは、手作業でのみ得られるものなのです。
ポリッシングとサテン仕上げの組み合わせは、オーデマ ピゲのトレードマークのひとつと言えるでしょう。
1972年にロイヤル オークが発表されたことで、さらに有名になったこの組み合わせは、20世紀を通して、マニュファクチュールの腕時計の多くを彩ってきました。


●ベゼルとラグには手作業でサテン仕上げが施されています。

オーデマ ピゲの伝統をしっかりと受け継ぎながらも、Code 11.59 バイ オーデマ ピゲでは手仕上げの技法がさらなる高みへと引き上げられています。角度や丸みが多彩な表情を織り成すケースの外装面は、6名のポリッシャーと5名のサテン仕上げを専門とする職人で構成される仕上げを担当する高度な専門チームにとって、大きな挑戦となりました。


微細なディテールにまで施される手仕上げ

機械加工を終えたケースの各部品は、ポリッシングとサテン仕上げの準備工程を経た後に、細部に至るまで手作業で装飾が施されます。ポリッシャーは各部品の角度のついた表面部に繊細な面取り作業を行い、なめらかな鏡のような仕上げを施します。
形状を変えることなく、また全体の調和を乱すことなく作業を進めるのが、細部に施すポリッシングの難しさです。ラグの内側と外側の表面、またケースバックに溶接され見えなくなる部分にまで施されたポリッシングや面取りは、Code 11.59 バイ オーデマ ピゲの美しい外装や技術的な複雑性を証明するものです。
またラグのビス穴にも、肉眼では目にすることができないほどに繊細な面取りとポリッシングが施されており、ごく微細なディテールにも正確性が宿されています。各部品にはその後に、精巧さと忍耐強さ、そして完璧な調和が求められるサテン仕上げが念入りに施されることになります。


●Code 11.59 バイ オーデマ ピゲのためにデザインされたケースパッケージ

Code 11.59 バイ オーデマ ピゲのケースは、コンセプトの着想から最後の仕上げに至るまで、 最先端の技術と受け継がれてきた職人技が調和を奏でるこの多面的なモデルに生命を吹き込み、互いを引き立て合う多種多様なディテールが、見る者に驚きを与えるようにとデザインされているのです。



“To break the rules, you must first master them.”
型を極める。型を壊すために。





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オーデマ ピゲについて
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史ある高級時計ブランドです。1875年以来、数々の世界初となる記録を含む、オートオルロジュリーの歴史の重要なページが記し続けられてきました。 スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、大胆なスポーティーモデル、クラシックやトラディショナルなモデル、すばらしい女性用ジュエリーウォッチ、一つしか存在しない銘品など、時計学の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。
www.audemarspiguet.com


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