【Only Watch 2023】ブレゲ 「マリーン オーラ・ムンディ」~オンリーウォッチ 2023のためのユニークピース

 From : BREGUET (ブレゲ )




ブレゲ マリーン オーラ・ムンディ オンリーウォッチ 2023

ブレゲ・マニュファクチュールは、オンリー・ファンデーションが主催し、2年に一度開催されるオンリーウォッチのオークションに再び参加します。いくつものウォッチブランドのユニークモデルが集まるこの特別なオークションは、今年の11月にジュネーブのパレクスポで開催されます。
この機会に、ブレゲはマリーン オーラ・ムンディのユニークバージョンを紹介します。




“マリーン オーラ・ムンディ✖ オンリーウォッチ”
2022年3月に発表されたこのタイムピースは技術と美を兼ね備えています。ブレゲが特許を取得したこの機構は、ワンクリックでタイムゾーンを変更できる他に類を見ない機構です。このような技術的偉業を可能にしているのが、プッシュボタンとリュウズの操作による仕組みです。まずプッシュボタンで最初の都市を表示して、リュウズで時刻と日付を設定します。あとは第 2 の都市を調整するだけです。すると時計の機構は、カムやハンマー、差動装置から成る巧妙なシステムによって時刻と日付を計算します。こうして、プッシュボタンを押すだけで、時計の正確な動作を妨げることなく、地球の隅から隅まで移動することができるのです。

またダイヤルは、さまざまな素材やプレートのレイヤーによって、腕に素晴らしい世界の眺めをもたらします。まず基盤となるゴールド製のプレートには、大陸の岸に打ち寄せるウェーブ模様が手作業のギヨシェ彫りで施され、ブルーで彩られたサンバースト仕上げのダイヤル基部は「ウェーブ」のモチーフで装飾されています。これに重なるサファイアクリスタルのプレートは、蛍光塗料が塗布されたゴールド製インデックスと、マリンブルーのエナメルを纏う彫刻された大陸を見せています。このスペシャルエディションでは、多数のローズゴールドカラーの眩いドットが地上で異彩を放ち、地球は決して眠らないことを想起させています。そしてダイヤル上に存在するさまざまな要素を支えるのが外周のフランジです。ダイヤルのこの立体感や見事な輝きは、数週間を要するさまざまな処理によって実現されています。




ディテールの重要性
ブレゲにとって、ラグジュアリーはディテールに宿ります。夜間でも読み取れるように、時針や分針、インデックスに蛍光塗料が施されているのはそのためです。これらの赤い蛍光塗料が塗布されたブレゲ針はオンリーウォッチ2023のテーマカラーを彷彿とさせており、同様にトラペーズ型インデックスや、基準都市を指し示す6時位置の錨のモチーフにもあしらわれています。オンリー・ファンデーションに敬意を表して、パリの代わりにモナコ公国が赤色で配されています。
4時位置のサン/ムーン表示のモチーフは、手作業によるハンマー打ちで加工され、非常にリアルに仕上げられています。ローズゴールドの明るい太陽に対し、ロジウムメッキの月はグレーの色調でミステリアスな表情を浮かべています。12時位置の窓で表示される日付には、ダイヤルの日付窓の下にレトログラード針が巧妙に組み込まれており、繊細な丸みを帯びた「U」字の先端が日付を囲んで示します。ブルイヤージュ(青焼き処理)と呼ばれる繊細な仕上げは、時計製造では古くからの装飾ですが、今では改良が進み、マットでありながら光沢感を出せるようになりました。この仕上げは、控えめながらも視認性を高めます。




独創的なムーブメント
直径43.9mmのローズゴールド製ケースは、テンプ振動数4Hzのキャリバー77F1が組み込まれています。この機械式自動巻ムーブメントには、腐食や摩耗への耐性に優れ、さまざまな特質をもつシリコン素材で作られた脱進機が装備されています。シリコン素材はまた、磁場の影響も受けません。キャリバー77F1の独自の特徴は、特許取得のモジュールにあります。そこには、デュアルタイムゾーン機構や第2タイムゾーン表示をはじめ、プログラムと再プログラムが可能な機械的メモリーの歯車、指針式デイ/ナイト表示などが含まれます。



この傑出した機構は、コート・ド・ジュネーブやギヨシェ彫り、スネイル模様の仕上げでエレガントに装飾され、その一部をサファイア・ケースバックから眺めることができます。 船の舵をモチーフにした独特なフォルムのゴールド製ローターにはブラック仕上げが施されています。そして「Pièce Unique」(ユニークピース)および「Only Watch 2023」のエングレービングがそれぞれ12時と6時位置に刻まれています。
世界に向けて旅の準備を整えた新しい「マリーン オーラ・ムンディ」はナイトブルーのラバーストラップを備えています。


ブレゲと海軍
傑出した科学者や技術者としても認められたアブラアン-ルイ・ブレゲは、1814年に王命によって経度委員会のメンバーに選ばれ、フランス海軍と運命をともにすることになりました。ドランブルやビオ、ラプラスなどのアカデミー会員の学者たちを擁するこの委員会の任務のひとつは、海上での経度決定に関する天文学的な問題を解決することでした。しかし、ルイ18世がブレゲに当時の最も栄誉ある称号のひとつに数えられる「王国海軍時計師」の称号を授与したのは1年後でした。そしてブレゲの銘が刻まれた精密時計のシステムを装備した偉大な海洋探検家たちの艦隊が船旅を続けました。エレガントでスポーティなルックの「マリーン」は現在、ブレゲを代表するコレクションのひとつになっています。




※オンリーウォッチ (Only Watch) 2023については下記もご参照ください:
https://watch-media-online.com/blogs/7247/ 




【技術仕様】
マリーン オーラ・ムンディ
5555BR/YS/5WV
ユニークピース

ケース: 18Kローズゴールド
ケース径:43.9mm
ケース厚:13.80mm
ダイヤル:サンバーストブルー仕上げ、手彫りギヨシェ模様、サファイアプレート
ムーブメント:自動巻
表示:時分秒表示、日付表示、デイ/ナイト、都市名表示が連動するインジケーター
機能:プレプログラムが可能なインスタント・ジャンプ・デュアルタイムゾーン
脱進機:シリコン製アンクルのインバーテット・ラテラルレバー脱進機、シリコン素材のガンギ車、ひらひげゼンマイ。
防水:10気圧(100m)防水
キャリバー:77F1
振動数: 4 Hz(毎時25.200振動)
パワーリザーブ:55時間
部品数:384
ストラップ/ブレスレット:ナイトブルーのラバーストラップ、18Kローズゴールド製トリプルフォールディングバックル付き



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