ドイツのクロックメーカー「HERMLE(ヘルムレ)」新作~時打ち機能付きのパーペチュアルカレンダー搭載置時計を発売

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ドイツ最大のクロックメーカー「HERMLE(ヘルムレ)」からパーペチュアルカレンダー搭載の新型置時計が発売


2023年に創業101周年を迎えるにあたり、ヘルムレとして新たな商品開発に取り組み、その結果として誕生した同社初のパーペチュアルカレンダーモデルとなる新製品「パーペチュアル カレンダークロック」が、2024年2月より販売されます。





HERMLE(ヘルムレ)は1922年にフランツ・ヘルムレによって創業。南ドイツのブラック・フォレストと呼ばれるエリアのReichen bach(ライヘンバッハ)で誕生しました。
創業当初、まずはクロックムーブメントのパーツ製造からスタートし、その後本格的にムーブメント製造にシフト。チャイム付きムーブメントの製造やホールクロック、デスククロック、ウォールクロックなど徐々にその範囲を拡大していきました。 
1980年代以降はクォーツムーブメントモデルから本格機械式ムーブメントモデルまで幅広いラインナップを擁する巨大クロックメーカーへと成長しました。全盛期は世界70ヵ国以上に出荷するなどその成長は著しいものがありました。2024年現在は、同社4代目であるドミニク・ヘルムレが経営の舵取りを担っています。

現在はクロック製造のみにとどまらず、航空業界、自動車業界をはじめほぼあらゆる業界にパーツを提供するサプライヤーとしての一面も持ち、今後のさらなる成長も期待されています。 

2023年に創業101周年を迎えるにあたりヘルムレとして新たな商品開発に取り組みました。それが同社初のパーペチュアルカレンダーモデルです。

グレゴリオ暦においてひと月の表示は31日、30日、28日で、4年に一度のうるう年においては2月は29日で表示しなければなりません。これを表示するメカニズムを組み込んだものがパーペチュアルカレンダーです。パーペチュアルカレンダーの設計および開発は同社の技師Carolin Hermleが中心となって行われました。このモデルはイギリスの時計技師Thomas Mudgeによって発明された史上初めてのパーペチュアルカレンダーにインスパイアされたもので、彼女はこの機構を約1年という短期間で開発しました。

またこのパーペチュアルカレンダーモデルはデザインに関しても徹底的にこだわりぬいています。特にダイヤル部分の月、曜日、日付、スモールセコンドのレイアウトやサイズ感、シンプルかつ印象深い、そして設置場所を選ばないデザインはまさにドイツ製品ならではのものです。また全方向をスケルトン仕様にしているためムーブメントの美しい輪列や動きを眺めることも可能です。

カレンダー機能に加えて、ベルをハンマーで打つことによりウエストミンスターチャイムを奏でることも魅力の一つです。15分で1小節、30分で2小節、45分で3小節チャイムを打ちます。60分では4小節チャイムを打ったあと時間の数だけ時報を打ちます。いわゆる音で時を告げるリピーターとしての機能も搭載されています。



今回ブラックダイヤルブラックケース、ホワイトダイヤルブラックケース、ホワイトダイヤルウオルナットケースの3モデルを発表しました。各モデル世界限定101台となります。



【概要]
パーペチュアル カレンダークロック

23059-740352
(ホワイトダイヤルブラックケース)


23058-740352
(ブラックダイヤルブラックケース)

23059-030352
(ホワイトダイヤルウォルナットケース)

サイズ:29.5×25×25cm
機 能:HERMLE社製手巻き式ムーブメント(1バレル18,000/h)
・パワーリザーブ8日間
・パーペチュアルカレンダー(月/曜日/日付/うるう年インジゲーター)
・ウエストミンスターチャイム/時報/夜間鳴り止め機能
・木枠(ブラックピアノフィニッシュ/ウォルナットフィニッシュ)
ドイツ製
価格:3,080,000円(税込)/2,800,000円(本体価格)
ムラキクロックギャラリーHP:
https://muraki-clock-gallery.com/ 


【お問い合わせ】
株式会社ムラキ
WATCH&CLOCK sales div.
https://www.muraki-ltd.co.jp/  (ムラキHP)