究極の美 オクト フィニッシモ トゥールビヨン スケルトン

 By : Kamine

 

2017年、ブルガリはバーゼルワールドにて世界最薄の自動巻きオクト フィニッシモ オートマチックを発表したことにより、世界最薄フィニッシモ3部作(2014年にトゥールビヨン、2016年にミニッツリピーター、2017年にオートマチック)を完成させたことは、色々な雑誌やメディアで取り上げられているのでご存知の方も多いと思います。

今日、ご紹介する時計はそんな3部作の1作目であるオクト フィニッシモ トゥールビヨン、しかもそれをスケルトン加工した2017年新作オクト フィニッシモ トゥールビヨンです。

 

2014年発表の世界最薄トゥールビヨンは、ケース厚5㎜、ムーブメント厚1.95㎜という究極の薄さを可能にしたトゥールビヨンでした。

設計段階で1番最初に取り組んだのがトゥールビヨンケージ。このキャリッジが限界の薄さ1.95㎜に決まったことから、その周りを肉付けしていき、直径32.60㎜のトゥールビヨンムーブメントが完成したのです。

その薄さの代償にブリッジを持つことが難しいこのムーブメントに、設計士が出した答えはボールベアリングでした。ケージや歯車を上からブリッジで固定するのではなく、回転運動を横からボールベアリングで支える方法を取ったのです。そして完成した大型のムーブメントは、現代のケースサイズにマッチした見ごたえのある迫力があります。

その迫力あるムーブメントをローマの歴史を呼び起こす八角形のケースに収めることで、永遠の都「ローマ」の長く培われてきた歴史や壮大さを感じさせる美しい造形美を表現しています。


 それから3年、他の追随を許さなかったこの時計は、スケルトン加工により進化を遂げ、その究極の薄さを目視できる、世界でたった1つの美しい時計に仕上がりました。

文字盤を持たないこのスケルトンウォッチのトゥールビヨンケージが、歯車と連結していく様子はまさにリズムを刻みながら踊っているように感じます。また歯車を支えるボールベアリングやDLC加工された少ないブリッジとベースプレートは、歯車とのコントラストにより究極の美しさを表現し、従来のスケルトンとはまた違った味わいを演出しています。

スケルトンウォッチの見る楽しさに加え、美しさを知るジュエラーだからこそ作れるこの世界最薄の時計を是非一度、手に取ってご覧ください。

 

オクト フィニッシモ トゥールビヨン スケルトン

ムーブメント: フィニッシモ スケルトン フライングトゥールビヨン ムーブメント
キャリバーBVL268
ボールベアリングに搭載したトゥールビヨンケージ
253コンポーネント
毎時21,600振動
42時間パワーリザーブ

厚さ1.95mm
時分表示
面取り仕上げ
サーキュラーサテンブラッシュ仕上げ
バレルに3つのボールベアリング

30m防水

ケース:40mmのプラチナ製ケース
セラミックをあしらったプラチナ製リューズ
ブレスレット:ブラックのアリゲーターストラップにピンバックル

価格:¥15,487,200(税込)

 

9月12日まで、カミネ トアロード店にてブルガリフェアを開催中!
オクト フィニッシモ トゥールビヨン以外にも、多彩に取り揃えています。
是非お気軽にカミネ トアロード店にご来店ください。
みなさまのご来店を心よりお待ちしています。

 
カミネ トアロード店
Tel.078-321-0039
Open.10:30-19:30(無休)