A.ランゲ&ゾーネの2018新作展示会開催、ウォルター・ランゲ翁の追悼企画も
By : KITAMURA(a-ls)先週、A.ランゲ&ゾーネのSIHH新作を日本のユーザーにお披露目するイベント「ランゲ・ツァイト」が開催された。
会場となった素敵な洋館(赤坂プリンス クラッシックハウス)。
新作がSIHH閉幕からかなり早い時期に世界各国をツアーするイベントが恒例化したころ、確か日本は3年連続で最速海外公開地に選ばれていた。理由は、世界で3番目に開かれたブティックとオーナーズクラブがあるということだった記憶があるが、それ以降は新しくオープンしたブティックの地などが優先されてきた。しかし今年はひさびさに最速地の栄誉を得たと聞く。日本市場、期待されているようだ!
会場内のしつらえも非常に趣向が語らされていて、A.ランゲ&ゾーネのホスピタリティーが遺憾なく発揮されていた。
●会場の模様
今年の展示は、ハイコンプリケーションのトリプルスプリットをメインとした、クロノグラフの系譜と、
トリプルスプリットの使い勝手を開設するボードなど。
ドイツ本社からはツァイトヴェルクの組み立てを行っている(ということは相当上級の腕を持つ)時計師のロバート・ホフマン氏が来日して、すごく親切にいろいろな解説を行ってくれていた。
ツァイトヴェルク(手前)とサクソニア(奥)のヒゲの違いを説明。こんなに違うが、パワーリザーブはサクソニアの圧勝なのだ、などパーツという普段目にする機会の少ないツールでいろいろ説明していただけると非常にわかりやすい。
展示の中でも、ひときわ目を惹いたのは・・・・
ウォルターおじいさまのご愛用時計の展示。。。。
思わず、ツイート。https://twitter.com/als_uhruhr/status/983896346636705793
ほかにもお爺さまの思い出フォトやお言葉がいっぱい。
さて肝心の時計である。ウォルター・ランゲ・オマージュの限定時計は言うまでもないが、
その他の作品の中で、ご来場の皆さまの反応を見ていたところではコチラの・・・
サクソニアのアベンチュリン・ダイヤルと。。。
画像下左のグレー文字盤のリトル・ワンが、ひときわ注目を集めている印象だった。
もちろん、大トリはこちらだ。
限定ピースなので入手はかなり困難な状況らしい。存在感は凄まじい!!
ご来賓の袖口を見ているだけでも楽しい。
このようなドリーム・ショットも!!
その後にいただいた食事会にはロバートさんもご同席して、愛好家から寄せられるさまざまな質問にもにこやかに答えておられたのが微笑ましかった。
この袖下はダトグラフなのだ!
宴を終えた印象だが、今年のA.ランゲ&ゾーネにはトリプルスプリットという傑出した大作のほかは、ミドル・レンジの秀作が多いためか、ブランド側にもユーザー側にも、何かとても和やかというか、温かい時間、まさに"ランゲ・ツァイト"が流れているように感じた。
2018年のA.ランゲ&ゾーネは、何かとても面白くなりそうな気がする!!
この東京展示会に引き続き、大阪で行われた展示会の模様も近日掲載予定ですので、
どうかお楽しみに!!
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