鳴り物時計愛好家は必見(⁉) NHK Eテレで 「ビッグベン 世紀の大修復プロジェクト」を放送

 By : a-ls


先月末、所用でロンドンに行っていたのだが、あのビッグベンが改修工事中で、こんな感じになっていた。


修復作業用の足場ですっぽりと覆われたタワー。

3年くらい前の個人ブログに、このビッグ・ベンが"重症”だというニュースを紹介したことがあったが、
https://alszanmai.exblog.jp/25011139/

上の光景の意味するところはすなわち、70億円ともいわれていた修復費を英国政府が拠出したことになる。
修復の期間は、なんと4年!

つまりその間は、グラン・ソヌリ時計など4ゴングを持つ時計の多くが手本とする、あのウエストミンスター・カリヨンのチャイムも鳴らない(例外として、戦没者を追悼する11月の「リメンバランス・サンデー」と大みそかは鐘を鳴らす予定)という。

停止の理由は、工事作業員が鐘の大音量で聴覚障害をおこすことを避けるためだそうだが、国会議員や国民からは「鐘が4年間も停止されるとは聞いていなかった」というブーイングもあり、メイ首相も停止に不満を表明したそうで、英国下院は停止期間を見直すという説もある。

で、本題だが、鳴り物時計愛好家としてはちょっと気になる、ビッグベンの痛々しい姿を間近に見てきたこのタイミングで、とても興味深い番組をNHKさんが放送してくれるというお話。

本日、
11月3日(土)
午後7時00分から、NHKのEテレで、

地球ドラマチック
「ビッグベン 世紀の大修復プロジェクト」
という番組が放送される。
以下、番組HPより、

「イギリスを象徴するビッグベン。4年間の大修復工事のため、その鐘の音が止まろうとしている。番組では修復プロジェクト直前の日々に密着。知られざる歴史と舞台裏に迫る!

国会議事堂の一角に建つ時計台“ビックベン”。160年間、ほぼ休むことなく時を刻んできた。週3回、整備士が時計のねじを巻き、手入れを施しているが、古い機械装置は劣化し、鐘の部品も消耗が激しい状態。この度、大規模な修復が行われることになった。プロジェクト始動に向け、時計台からはすべてのものが撤去され、建物周辺には足場が組まれた。そしていよいよ、鐘の音が止まる日がやってきた…。(2017年イギリス)」


という予告告知だが・・・、時計自体についてどこまで踏み込んでくれるかは不明なので、もしかしたら、時計マニア的には期待倒れ…という可能性もないではないものの、第二次大戦中のドイツ軍の空襲で国会議事堂(ウエストミンスター宮殿)が爆撃された際にも、宮殿の時計塔であるビッグベンの鐘の音が途切れることはなかったという、157年にわたる塔の歴史などの貴重な動画を見ることはできそうだ。


この記事が放送に間に合わなかったという人には、
11月12日(月)
午前0時00分 から、再放送もある。



最後にオマケ。
ビッグベンの往時のチャイム音を聞きたい方はこちら(↓)で
http://www.parliament.uk/about/living-heritage/building/palace/big-ben/anniversary-year/downloads/



良い週末を!!