ゼニス バーゼルワールド2019新作実機写真

 By : CC Fan
特徴的なシリコンの特性を活かしたデファイ インベンターを既に掲載しましたが、ゼニス(ZENITH)からは、もちろんそれ以外にも魅力的なピースが発表されております。

デファイ エル・プリメロ 21(DEFY EL PRIMERO 21)のブラック カーボンケースモデル。



通常の10振動/秒の計時輪列に、クロノグラフ専用の100振動/秒の輪列を加えることで1/100秒を測定することができるクロノグラフです。
中央の1秒積算計は1秒で1回転、目にも止まらぬ速さで回り続けます。
6時位置には60秒積算計、3時位置に30分積算計があり、12時位置はクロノグラフ機構(100振動/秒)のパワーリザーブインジケーターです。



通常のエル・プリメロの文字盤側に100振動/秒の機構を追加したように見え、計時用テンプとクロノグラフ用テンプは異なる高さに配置されているようです。



自動巻きローターによって両方の香箱が巻きあげられます。
通常輪列のパワーリザーブは50時間、クロノグラフ側は失念しましたが、30分積算計が一周する以上は持つとのこと。



カーボンは独特な模様があるためそれぞれにユニークな作品となります。

パイロットコレクションにはスペシャルな文字盤のピースが登場。



航空機のリベット打ち外装を思わせる文字盤。



光によって表情が変わります。



パイロットウォッチの証、ソリッドバックに施された飛行機のエングレーブ。





ボックスも文字盤に合わせたスペシャル仕様。



グリーン文字盤のパイロット タイプ 20 アドベンチャーとパイロット タイプ 20 クロノグラフ アドペンチャー。



こちらもソリッドバッグに飛行機のエングレーブ。



最後は大物、デファイ ダブル トゥールビヨン(DEFY DOUBLE TOURBILLON)、基本的な構成は10振動/秒の計時輪列と100振動/秒のクロノグラフ輪列があるエル・プリメロ21と同じですが、両方のテンワ部分がトゥールビヨンになったコンプリケーション!

ケースはブラックカーボン、繊維に由来する模様が見えます。



クロノグラフ側のトゥールビヨンケージは5秒で一回転。
高速回転する1秒積算計と合わせ、目にも止まらぬ速さです。



コレクションに共通する星形の自動巻きローター。

"革新的"なインベンターに加え、レギュラーコレクションも充実させるゼニス、どれも素晴らしい。