パルミジャーニ・フルリエの起源ともいえる修復(レストレーション)技巧の真髄~その2「白ねずみ」

 By : KITAMURA(a-ls)


以前にパルミジャーニ・フルリエの起源ともいえる修復(レストレーション)技巧の真髄について紹介したが、
https://watch-media-online.com/blogs/2433/


その続編ともいえる画像が届いたのでお届けしよう。


作品名は「白ねずみ」
前回の記事で、動画の一部分として紹介した作品である。



白ねずみ
ゴールドに彫刻を施した、長さ120mm の全身には真珠が散りばめられています。




目にはルビーが嵌め込まれ、ゴールドを編んだしっぽで動きを駆動します。



数センチ移動しては停まり、前部を持ち上げて頭を上下に動かします。







最後に動画を!








【パルミジャーニ・フルリエ】
時計師であり修復師である創業者ミシェル・パルミジャーニの名を冠した時計メゾンは、1996 年にスイス、ヴァル・ド・トラヴェールのフルリエに誕生しました。時計製造のすべてに関わる会社が垂直統合されて以降、製造工程の隅々までが自社でコントロールされ、またグループに属さない独立性を大切にし、自由な創造を可能にしています。パルミジャーニ・フルリエの個性は、20 余年にわたって製品から製品へと受け継がれ、遥かな未来においても修復するに値するタイムピースであることを理念としています。それは、ミシェル・パルミジャーニの人生、彼を支える有能な人々、そしてなにより、過去の作品から大胆に未来をつくり上げるマニュファクチュールとしての試みがひとつになった成果です。