オーデマ ピゲ 「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の2022年新モデル、ホワイトゴールドのパーペチュアルカレンダー

 By : KITAMURA(a-ls)


オーデマ ピゲは今年2022年に、重要な周年を迎える。
時計史に燦然と輝く、まさに不朽の名作とも言うべき、ロイヤル オークの誕生50周年である。

普通であれば、記念モデルのニュースなどを刻々とお届けしたいところなのだが、昨今のロイヤル オーク人気の異常な高まりもあって、記念モデルの新作速報的な紹介だけでなく同モデルの真価を伝える記事を作成して欲しいというメゾンの意向もあって、現在、機構面、歴史面など、いくつか切り口からの企画を準備中なので、ちょっとお待ちいただくとして、その前に、オーデマ ピゲのもうひとつの柱となってる「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の新作をプレスリリースからご紹介しておこう。



「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の新モデル、ホワイトゴールドのパーペチュアルカレンダー


オーデマ ピゲは今回新たに、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダーを発表しました。18Kホワイトゴールドケース、ブルーのアヴェンチュリンダイヤル、それに合わせたテキスタイルモチーフのラバー加工ストラップを組み合わせています。このコンテンポラリーなタイムピースはマニュファクチュールが長い経験を持つカレンダーウォッチをCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲの豊かな創造性の中に表現したものです。

●新しいCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダーは18Kホワイトゴールドケースにブルーのアヴェンチュリンダイヤル、そしてコーディネイトしたテキスタイルモチーフの ラバー加工ストラップを組み合わせています。© オーデマ ピゲ提供




ブルーアヴェンチュリンダイヤルの輝き

このホワイトゴールドのタイムピースは、星空を思わせるダークブルーのアヴェンチュリンガラスダイヤルを組み合わせています。研磨し非常に薄くカットしたガラスがダイヤルプレートに取り付けられています。

この素材は17世紀にムラノのガラス工場で作られたのが起源です。溶けたガラスの冷却中に誤って銅のパウダーが混入してしまったのですが、それがきらめくような効果を出すことになったと言われています。今日ではこのガラスは、溶けたガラスに黒い銅酸化物とコバルトを加えることにより、ブルーのカラーを発色させています。

6時位置のムーンフェーズのモチーフはレーザー彫刻で表現し、薄いアヴェンチュリンのディスクに取り付けられています。3時位置のデイトと9時位置の曜日、12時位置の月表示もアヴェンチュリンのサブダイヤルに示されています。週表示はブルーラッカーのインナーベゼルにトランスファー印刷。ホワイトゴールドのアワーマーカーと針が絶妙なコントラストで輝きます。このカラーはケース、リューズの色とコーディネイトされています。

ダブルカーブのサファイアクリスタルが極薄なベゼルのカーブとなめらかに一体化し、全体のデザインを引き立て、ダイヤルにユニークなビジュアル効果を与えています。



洗練されたホワイトゴールドのアーキテクチャー

この新しい18Kホワイトゴールド バージョンは2019年にコレクションが発売された時のパーペチュアルカレンダー18Kピンクゴールドのモデルに次ぐものです。ホワイトゴールドのエクストラシンベゼル、スタイリッシュなラグ、八角形のミドルケース、丸型のケースバックが、ブルーのアヴェンチュリンダイヤルと共に優雅なコントラストを演出。それぞれの部品にはサテンブラッシュやポリッシュ面取りが施され、光をとらえて美しくきらめき、CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲコレクションの複雑な構造が強調されます。
女性にも男性にもお使いいただけるこの複雑なウォッチは、41ミリケースのエルゴノミックなカーブにより手首に快適にフィットします。




現代的なテキスチャーストラップ

このタイムピースに組み合わせたダークブルーのラバー加工 カーフスキン ストラップにはテキスタイルモチーフが施され、クラシックなコンプリケーションウォッチに、モダンな雰囲気を添えています。ストラップは、極薄ベゼルに溶接されたラグの延長線上にぴったりと一体化され、ケースの洗練された美しい手仕上げをアピールします。


最高級のパーペチュアルカレンダー

このタイムピースは自社製自動巻きパーペチュアルカレンダームーブメント、キャリバー5134を搭載。コレクション特製の22Kピンクゴールドローターを備えています。

キャリバー5134は自動的に大小の月を考慮し、閏年にも正しいデイト表示を行います。ウォッチを正しく完全に巻き上げ続けた場合、日付はグレゴリオ暦*に従い2100年まで手修正を必要としません。

ムーブメントには「コート・ド・ジュネーブ」、マイクロビーズブラスト、サンレイ模様、サテンブラッシュ、ポリッシュ面取りなどの洗練された装飾が施され、サファイアケースバックから見ることができます。

*グレゴリオ暦では100で割り切れる年(例えば2100年、2200年、2300年など)は閏年(2月29日)になりません。ただし400で割り切れる年(例えば2000年、2400年、2800年など)は閏年になります。このようにして実際の太陽時に合わせています。その結果、2100年は閏年では ないので、パーペチュアルカレンダーのメカニズムは、2月28日のあと翌月へ進める手修正が必要です。


カレンダーウォッチのレガシー

アストロノミカルウォッチはジュウ渓谷の時計づくりの歴史に長く根づいています。時計師たちはこの土地の澄み切った星空にインスピレーションを受け続けてきました。オーデマ ピゲが伝え続けてきたアストロノミカル コンプリケーションの歴史は、二人の創業者が1875年頃に作ったスクールポケットウォッチのマスターピースに始まります。ジュール=ルイ・オーデマが製作したこのウォッチ(オーデマ ピゲ ヘリテージコレクション Inv.8)はパーペチュアルカレンダーとクォーターリピーター メカニズム、そして希少な独立デッドビートセコンド機能を組み合わせています。その後20年にわたってアトリエでいくつかの進化を遂げました。それでも創業後の20年間、カレンダーコンプリケーションは全体の10%未満にすぎませんでした。

オーデマ ピゲ初のフルカレンダーウォッチは1921年に製造ラインに入り、3年後に著名な時計店ギュブランに販売されました。1921年から1970年までの間に188本のフルカレンダーウォッチが製造されましたが、依然としてマニュファクチュール全体の製造のわずかな部分にとどまっています。1955年、オーデマ ピゲは世界初の閏年表示のパーペチュアルカレンダーウォッチを発売しました。1955年から1957年の間に9本が製造されています。

さらにクォーツ危機に続く1978年、世界最薄の自動巻きパーペチュアルカレンダーウォッチを発売。3名の時計師が秘密裏に開発に取り組んだ驚くべきパーペチュアルカレンダーウォッチは、超薄キャリバー2120によりエクストラシン(3.95ミリ)を実現、1967年に発表されました。その後15年間に、このキャリバーを搭載したパーペチュアルカレンダーウォッチは7219本製造されています。キャリバー2120/2800の成功によりオーデマ ピゲは新たな成長の軌道に乗り、クラシックなコンプリケーションの復活への道を拓きました。

2015年に登場したキャリバー5134は、41ミリのロイヤル オーク(モデル26574)に合わせ、パーペチュアルカレンダームーブメントをやや大きくしながらも、厚みは薄い4.31ミリを維持しました。以来このキャリバーは2019年のCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲを始めとし、マニュファクチュールのコレクションの多くのパーペチュアルカレンダーウォッチに搭載されました。

2018年、マニュファクチュールはパーペチュアルカレンダーの歴史の新たなページを開きました。RD#2の名で知られる41ミリ パーペチュアルカレンダー ウルトラシンを世に送ります。世界で最も薄い自動巻きパーペチュアルカレンダーウォッチの登場です。6.3ミリのウォッチはキャリバー5133を搭載。新設計の厚さ2.89ミリのこの超薄ムーブメントは、アストロノミカルウォッチの新たな世代を開くこととなりました。







“Born in Le Brassus, raised around the world.”
⟪ル・ブラッシュの自然が生み出し、人とともに生きていく⟫




【仕様】
CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ パーペチュアルカレンダー / 41ミリ
26394BC.OO.D027KB.01

[機能]
パーペチュアルカレンダー、週表示、曜日、デイト、アストロノミカルムーン、月、閏年、時、分

[ケース]
18Kホワイトゴールドケース、両面反射防止加工サファイアクリスタルと反射防止加工サファイアケースバック、3気圧防水
ケース厚:10.9ミリ

[ダイヤル]
ブルーのアヴェンチュリンダイヤル、蓄光処理を施したホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーと針、ブルーラッカーのインナーベゼル

[ストラップ]
ブルーラバー加工 カーフスキン ストラップ、18Kホワイトゴールド フォールディングバックル

[ムーブメント仕様]
自動巻きキャリバー 5134
外径 29ミリ(12 ¾リーニュ)
厚さ 4.31ミリ
石数 38
部品数 365
パワーリザーブ 約40時間
振動数 2.75 Hz (19,800振動/時









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[オーデマ ピゲ]
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史ある高級時計ブランドです。1875年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。感性という言語を通して、世界中の時計愛好家と情熱や職人技を共有するオーデマ ピゲは、創造的な実践を行うさまざまな異分野と豊かな交流を楽しみ、素晴らしいコミュニティを築いてきました。ル・ブラッシュの自然が生み出し、人とともに生きていく。www.audemarspiguet.com
© Audemars Piguet 2021