オーデマ ピゲ「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー"ジョン・メイヤー"」を発表~ジョン・メイヤーとコラボレーションした200本限定ウォッチ

 From : AUDEMARS PIGUET (オーデマ ピゲ )

オーデマ ピゲが星が煌めく「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー」を発表~ウォッチコレクターのジョン・メイヤーとコラボレーション


オーデマ ピゲは米国のシンガー/ギタリスト、ウォッチコレクターでブランドの長年の友人であるジョン・メイヤーとコラボレーションし、マニュファクチュールの自動巻きキャリバー5134を搭載した最後のモデルとして「ロイヤル オークパーペチュアルカレンダー」を発表しました。このモデルをデザインする際にジョン・メイヤーは自らの感性を生かし見事なタイムピースを誕生させました。200本限定のこのタイムピースは「ロイヤル オーク」のデザイン力と、パーペチュアルカレンダーの洗練された天文学的な機構を組み合わせています。18Kホワイトゴールドのケースと深みのあるブルーの文字盤など、全てのディテールがエレガンスに調和し、時空を超えた無限の広がりを感じさせる煌めく夜空を表現しています。



 音楽アーティストでありウォッチコレクターでもあるジョン・メイヤーとのコラボレーションによりデザインされた限定モデル「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー“ジョン・メイヤー”」。18Kホワイトゴールドケース、煌めくブルーの新しい文字盤"クリスタル スカイ"を組み合わせています。©オーデマ ピゲ提供




歴史と永遠を調和させたデザイン
オーデマ ピゲは長年才能あるアーティストたちと培ってきた豊かな対話、創造的なビジョンの中で複雑な技術性と品格あるデザインを融合させた驚くべきメカニズムのタイムピースを生み出してきました。この度、オーデマ ピゲはグラミー賞®7度の受賞をしたアーティストで、審美眼をもつウォッチコレクターとしてブランドの長い友人であるジョン・メイヤーとコラボレーションし、美しいデザインの中に精度を秘めた「ロイヤル オークパーペチュアルカレンダー」を生み出しました。「ロイヤル オーク」のデザインコードを活かしながら、時を超えた美しさと洗練を感じさせるコンテンポラリーなパーペチュアルカレンダーとなっています。宇宙の広がりを感じさせる「ロイヤル オークパーペチュアルカレンダー“ジョン・メイヤー”」限定モデルは、キャリバー5134を歴史にしっかりと記すと共に、「ロイヤル オーク」コレクション全体に新たなデザインの可能性をもたらしました。




ジョン・メイヤーはオーデマ ピゲ チームと共に絵画的のように美しい"クリスタルスカイ"と呼ばれる文字盤をデザインしました。その質感と無限の広がりを感じさせる文字盤は、オーデマピゲが創業当初から作ってきた複雑時計に深みを与えています。それぞれのディテールが調和しタイムピースに永遠の存在感を吹き込んでいます。オーデマ ピゲのクラフツマンたちが開発した真鍮の文字盤に施した煌めきを与える仕上げは、ジョン・メイヤーのビジョンを生きいきと表現しています。文字盤に施したエンボス加工のモチーフは水晶に似た不規則な形状でできており、「ロイヤル オーク」の特徴であるケースやベゼルの鋭角なアングルと磨きがピースに輝きを与えます。このようなハイレベルの繊細さと複雑さを実現するため、スタンピングの型は電鋳加工として知られている金属蒸着の工程により原子レベルで製作されています。[註1]


「私は時を忘れいつまでも眺めていられる文字盤の時計が好きです。そのような素晴らしい文字盤はまるでピクチャーウィンドウのように感じるのです。見るのではなくそこに見入ってしまうのです。このパーペチュアルカレンダーを見ていると月のない夜空を見上げているような気がします。そこには本当の自然が広がっていて、その広大さと奥行きが複雑機構のパーペチュアルカレンダーと組み合わされると、優れた技術力と美的感覚が重なり素晴らしい姿が浮かび上がります」
ジョン・メイヤー(米国出身のシンガー/作詞作曲家/ギタリスト)


[ジョン・メイヤー]
ジョン・メイヤーはグラミー賞®受賞のアーティスト、著名なソングライターでありギタープレイヤーです。コネチカット州のブリッジポート生まれの彼は2001年に“Room For Squares”でメジャーデビュー、トリプルアルバム“Heavier Things”(2003年)、ダブルプラチナアルバムBattle Studies (2009年)、ゴールドアルバム“Born and Raised”(2012年)で3度ビルボードトップ200のトップを飾りました。世界中で2000万枚以上のアルバムを売上げ、数十億のストリーム視聴を誇るジョン・メイヤーは、グラミー賞®を7度受賞しています。“Daughters”で「ソングオブイヤー」賞を受賞した他、ビルボードトップロックアルバムチャートで7度の全米No. 1を記録、ホットロックソングスチャートでは、ソロアーティストとして最多となる25回で、記録を塗り替えてきました。2015年、自身がギターとボーカルを担当するDead & Companyを編成。以降、バンドは10回以上のツアー、235回の公演を通じて400万人のファンに音楽を届け、数々のステージ記録を塗り替えています。2021年、メイヤーの8番目のスタジオアルバムSob Rockがリリースされて人気を呼び、特に“Last Train Home”と“Wild Blue”がヒットしました。—johnmayer.com


「ジョンの複雑時計への情熱と創造性が一体となり、大自然を感じさせる素晴らしいコラボレーションが実現しました。文字盤のデザインには徹底的にこだわった成果、このモデルを着けるたびに新たな発見があり、無限の可能性を感じます」。
イラリア・レスタ(オーデマピゲCEO)


この限定モデルのために開発されたモチーフは、パターンを引き立てて深みを与える蒸着(PVD)技術を使った深みのあるブルーカラーで、光の煌めきを最大限に引き出しています。テキスタイル調のダイヤルにはブルーのPVDカラーを合わせたサブダイヤルが並び、9時位置に曜日、12時位置に月と閏年表示、3時位置にデイトを配置。視覚的なコントラストをアピールするため、カレンダー表示はサブダイヤルのブルーの外周部にホワイトで印刷、週番号はダイヤルのブルーのアウターリングにホワイトで記されています。
同様に18Kホワイトゴールドのアワーマーカーと針はブルー文字盤によく映え、蓄光処理により暗い場所でもくっきりと浮かび上がります。



視認性の向上と美的デザインの調和をはかるため、ジョン・メイヤーはパーペチュアルカレンダーの表示にやや変更を加えました。近くで仔細に見ると初めてわかるほどのわずかな修正です。最新の「ロイヤル オークパーペチュアルカレンダー」ではデイトサブダイヤルの番号の"31"は、通常赤色ですが、今回はホワイトで印刷されています。さらに"31"の2つの数字は、隣の数字"1"と区別するためサイズをやや小さくし、高さをずらしています。そしてジョン・メイヤーは週表示をライトブルーにした理由を「単に時刻を読む時には文字盤の中で邪魔にならない、週番号を見る時には簡単に読み取ることができる」ようにと説明しています。



レーザーで精密加工された6時位置のムーンフェイズがアヴェンチュリンの地に浮かび上がり、文字盤全体のデザインをまとめています。“Swiss Made”の表記は6時位置の文字盤の外周ではなく、ムーンフェイズサブダイヤル内の下部にホワイトで印刷されています。これも仔細に見ないと気づかない微妙なディテールです。

洗練された文字盤のフレームには、コレクターたちが好む貴金属18Kホワイトゴールドを採用。ケースとブレスレットはどちらもマニュファクチュール独特のサテン仕上げとポリッシュ面取りの組み合わせで丁寧に仕上げられています。ベゼルとブレスレットリンクのポリッシュ加工した傾斜面は、「ロイヤル オーク」の多層構造から生まれる光の煌めきをさらに引き立てます。サファイアケースバックの18Kホワイトゴールドのフレームには"Royal Oak Quantieme Perpetuel"、"Limited Edition of 200 Pieces"と刻印されています。




歴史的キャリバーへの最後のトリビュート
オーデマ ピゲはキャリバーの開発を続ける中で、伝統のスキルと最先端技術を融合させます。その中で「ロイヤル オークパーペチュアルカレンダー"ジョン・メイヤー"」限定モデルは、自動巻きパーペチュアルカレンダームーブメント、キャリバー5134を搭載した最後の限定モデルとなります。このモデルを最後に、1978年に始まったキャリバー5134の歴史に幕を降ろすこととなりました。
クォーツ危機で逆風の最中、オーデマピゲは、キャリバー2120/2800を搭載した当時世界で最も薄い自動巻きパーペチュアルカレンダーウォッチを発売しました。水面下で3名の時計師チームが密かに開発したこの画期的なパーペチュアルカレンダームーブメントは厚さ3.95 mmという超薄型キャリバーでした。

キャリバー5134の正面©オーデマ ピゲ提供

これは、1967年に発売された超薄型キャリバー2120(厚さ2.45mm)[註2]をベースとしたものです。
その後18年にわたり、7,000個以上のムーブメントを製造、ケーシングして販売しました。オーデマ ピゲの新たな成長期を迎えると同時に、他のクラシックコンプリケーションの復活を促しました。その中にはオープンワーククロノグラフ(1980年)、最初の自動巻きトゥールビヨンウォッチ(1986年)、ミニッツリピーター(1992年)、グランドコンプリカシオン(1996年)があります。1984年、このキャリバーは最初の「ロイヤル オークパーペチュアルカレンダー」であるモデル5554に搭載され、その後他のモデルにも採用されました。

2015年に導入されたキャリバー5134は、4.3mmという薄さを維持しながら、より大きなケース径41mm(モデル26574)に適応させました。41mm径というダイナミックなデザインをアピールした最初の「ロイヤル オークパーペチュアルカレンダー」(ref. 26574)で発表されたこのムーブメントは20世紀の終わりから徐々に衰退していたこのクラシックな複雑機構に新たな光をあてることになりました。この復活は、2017年に発表されたブラックセラミックの「ロイヤルオークパーペチュアルカレンダー」(26579CE)で大きな人気を博したことで確かなものとなりました。それ以降、このキャリバーはマニュファクチュールのコレクションの多くのパーペチュアルカレンダーウォッチに搭載されています。

キャリバー5134は自動的に月の大小を考慮し、閏年にも正しいデイト表示を行います。時計が適切に巻き上げられていれば、現在のグレゴリオ暦2100年に手修正が必要となるまでは、日付修正の必要はありません。[註3]
ムーブメントの振動数は2.75 Hz (19,800振動/時)でパワーリザーブは約40時間。サファイアケースバックからはコート・ド・ジュネーブ、サーキュラーグレイン、サーキュラーサテン、ポリッシュ面取りなどムーブメントの洗練された装飾を見ることができます。ロジウムカラーの22Kピンクゴールドオープンワークローターには、マニュファクチュールの有名なタペストリーを思わせるモチーフで装飾されています。

「パーペチュアルカレンダーは私にとって究極の複雑時計ですが、ハイオロロジーの指標と言ってもよいでしょう。もっと複雑な機構があるとしても、パーペチュアルカレンダーが時計製造の歴史に残した軌跡は 偉大なものです。キャリバー5134はそれまでにないような注目を集め、ウォッチコレクターにとっては熱強的なエポックを残した一つを記したキャリバーとして記憶されるでしょう」。
ジョン・メイヤー(シンガー/ソングライター/ギタリスト)




“Seek Beyond.”
⟪時計の先へ。想像の先へ。⟫



[註1]:電鋳加工では溶液の中に電流を通すことにより、メタルの部分が原子レベルで成型又は生成されます。金属は成型のための軸に蒸着生成され、これを後に2つを分離させます。この金属成型プロセスでは高精度の加工ができ、複雑な形状と細かいディテールを表現することができます。

[註2]:オーデマピゲ、ルクルト& Cie、ヴァシュロン・コンスタンタンの協力から生まれたキャリバー2120は、50年以上にわたって製造され進化し続けました。このムーブメントとその開発について詳しくはAP Chroniclesの特集記事をご覧ください:
https://apchronicles.audemarspiguet.com/ja/article/calibres 
-2120-2121(日本語版)

[註3]:グレゴリオ暦では太陽時と合わせるため、400年の間に閏年を3度除外します。つまり2月の29日については100で割り切れる年では除外し、400で割り切れる年には維持します。その結果、2100年は閏年ではなく、パーペチュアルカレンダーのメカニズムは、2月28日後、翌月へ進める手修正が必要です。



【仕様】
ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー“ジョン・メイヤー”
/ 41ミリ
26574BC.OO.1220BC.02
200本限定モデル。

機能:週表示つきパーペチュアルカレンダー、デイ、デイト表示
・アストロノミカルムーン、月、閏年表示
・時、分
ケース18Kホワイトゴールドケース
・ケース径:41ミリ
・反射防止加工のサファイアクリスタルとケースバック
・2気圧防水。
・ケース厚:9.5ミリ
ダイヤル:ブルー"クリスタルスカイ"ダイヤル
・蓄光処理を施したホワイトゴールドのアプライドアワーマーカーとロイヤルオーク針
ブレスレット:18Kホワイトゴールドブレスレット
・APフォールディングバックル
ムーブメント:キャリバー5134(自動巻き)
・外径29ミリ(12¾リーニュ)
・厚さ4.5ミリ
・部品数374
・石数38
・パワーリザーブ約40時間
・振動数2.75 Hz (19,800振動/時)

価格:要問合せ 
発売時期:4月予定

キャリバー2120/2800について詳しくは、AP Chroniclesの記事をご覧ください。
https://apchronicles.audemarspiguet.com/ja/article/calibres 
-2120-2121(日本語版)


※オーデマ ピゲが発表した「2024上半期新作・第一弾」の全貌に関しては、コチラをご覧ください。
https://watch-media-online.com/blogs/8175/ 





【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
03-6830-0000




[オーデマ ピゲ]
オーデマピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史あるラグジュアリーウォッチブランドです。1875年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。実現可能な境界を押し進め、創造的な世界の間に橋を架けるオーデマピゲは常に新たな地平に向かって進み、その精神にインスパイアされたコミュニティを作り出してきました。Seek Beyond(時計の先へ。想像の先へ。)
— www.audemarspiguet.com 
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