Watches and Wonders が今年後半と2023年の予定を発表~中国市場重視を鮮明に

 By : KITAMURA(a-ls)



今年春のジュネーブでのフィジカル開催を経て、バーゼルワールド亡き今、世界最大のウォッチ・エキシビションとなったWatches and Wonders が、2022年後半のスケジュールと、2023年のジュネーヴの日程を発表した。


以下、そのプレスリリースを抄訳で掲載するが、Watches and Wondersがアジア市場、特に中国を重視していることが、ますます鮮明になるものであった。





Watches and Wonders:次なる新章に向けて!

Watches and Wondersは、2022年末のスケジュールと、2023年の最初の暫定的な日程を発表します。
このエキシビションは中国での存在感を高めており、最終四半期には海南(三亜)と上海で2つの重要なイベントを開催、そして2023年3月27日から4月2日にジュネーブに戻る予定です。


春はジュネーブ、秋は海南そして上海と、Watches and Wondersは常に移動し、その過程で来場者の体験を洗練させ、更新しています。現在、主催者はアジアで開催される次の2つのビッグイベントの仕上げに取り掛かっています。

最初のイベントは、2022年10月から12月まで、海南島の海口と三亜で同時に開催される大規模なエキシビションです。この2つのイベントは、「Watches and Wonders Hainan(海南時計展)」の名のもとに開催されます。

海口では、9月にオープンする新しい複合施設を、歴史的なパートナーであるCTG(China Tourism Group)と共に祝うこととなる予定です。500平方メートルの会場では数週間にわたって、愛好家、コレクター、一般の方々を対象に、ワークショップ、ラボ、トークショー、特別プレゼンテーションが開催される予定です。
各ブランドはこのプレゼンテーションを最大限に活用し、各ブティックで限定イベントを開催したり、このために特別にデザインされたポップ アップ・ブースを企画したりする予定です。



一方三亜でのWatches and Wondersは、海辺のリゾートを地図にしっかりと刻み込んだCDFモールに再び登場する予定です。イベント期間中、ここでも様々な教育的な没入体験ができるようになっています。ウォッチメイキングの旅はソーシャルメディアとも連動して紹介され、Watches and Wondersの体験の一部を構成するものとなるのです。



Watches and Wondersの中国での次の旅は、2022年11月23日から27日にかけての上海で開催されることが決定しています。第3回目となる今回は、西バンド・アートセンターで開催されます。
コレクター、小売業者、プレス関係者、VIPは、完全にリニューアルされたパビリオンを利用することができます。2階建ての明るく開放的な会場では、その年に発売される時計の新作のほか、Watches and Wonders Shanghai限定の特別モデルも多数展示される予定です。5日間の会期中、各会場では来場者の体験を歓迎します。そしてもちろん健康面でも万全を期します。



さらにWatches and Wondersは、次回のWatches and Wonders Genevaが、2023年3月27日から4月2日に開催されることをお知らせいたします。

引用は以上。



ということで、このまま行くとそのうちには、ジュネーヴに行かなくとも上海で事が足りるような日が来るのだろうか…。まぁ近くて便利になるのかもしれないが、いざそうなると、それはそれでちょっと寂しいんだろうなぁ。。。。