ヴァシュロン コンスタンタンが 12星座へ想いを馳せた12種のタイムピース「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて -」を発表~卓越性への探求が描き出す夜空

 From : VACHERON CONSTANTIN (ヴァシュロン・コンスタンタン )


メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて~卓越性への探求が描き出す夜空


夜空の美しさと神秘に敬意を表し、ヴァシュロン・コンスタンタンは12星座とその星の配列でそれぞれ構成された「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」を発表します。星座とそれぞれの星の配列を手作業のギヨシェ彫りで描いた12種類のダイヤルに、ダイヤモンドの星が輝きます。エレガントな39mmのホワイトゴールド製ケースにブルーダイヤルと調和するバゲットカット ブルーサファイアをセットし、トゥールビヨンを備えた超薄型自動巻きムーブメントのキャリバー2160を搭載しています。



装飾における美の探求:手作業で行うギヨシェ彫りとジェムセッティング
「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」は、ギヨシェ彫りとジェムセッティングという工芸におけるヴァシュロン・コンスタンタンのノウハウを讃えるタイムピースです。1755年の創業以来、メゾンはこうした芸術的な手仕事の技を次世代へと継承し、今日も美と洗練された美学の探求を続けています。



12種のダイヤルそれぞれに、星座とその星の配列を手作業によるギヨシェ彫りで描き、主な星の位置にブリリアントカットダイヤモンドを配しています。人物をモチーフとする4つのサイン(双子座、乙女座、射手座、水瓶座)にはギヨシェ彫りに加えて、オパーリン仕上げのディテールを施しています。ギヨシェ彫りによって形象的なモチーフを描く技法は、ヴァシュロン・コンスタンタンの熟練ギヨシェ職人が考案したものです。抽象的な模様を描く従来のギヨシェ彫りの枠を越え、より緻密で具体的な表現を可能にしたこの技法は、伝統工芸を具象芸術へと昇華させています。この革新的な技法では手先の器用さが求められ、わずかな狂いも許されません。



手作業のギヨシェ彫りによって細かな直線で埋めつくした三角形を、さまざまな角度で配置することでモチーフを表現しています。1つの星座を完成させるだけでも、職人は約16時間を費やして多大な集中力と精密な作業を注ぎます。



ダイヤルのブルーを引き立てると同時に、ヴァシュロン・コンスタンタンが自社に擁するメティエ・ダール工房のジェムセッティング技巧を物語るのが、ベゼルとリュウズ、ラグ、バックルにセットした計96個(約3.87カラット)のバゲットカット ブルーサファイアです。これらのジェムセッティングには、約27時間もの作業時間が費やされました。ベゼルに採用したチャンネルセッティングは、平行に走る2本レールの間に宝石を並べて留める技法で、宝石の間に地金を必要としません。



サファイアはまるで浮かんでいるように見え、ダイヤルの周りに途切れることのない光の輪を描きます。バゲットカット サファイアの直線的な形状と、ギヨシェ彫りのモチーフを構成する細かなラインに合わせ、ホワイトゴールド製のアプライド・インデックスは表面にリブ模様を施しています。




ダイヤルの組み立ては8つの工程に分かれ、入念に調整された複雑なプロセスを伴います。それぞれの職人は、先行して作業した職人の成果を損なうことがないよう配慮する必要があり、そのために難易度が増します。工程はダイヤルのベース製作から始まり、18Kゴールド製の薄いディスクに星座と星の配列の輪郭を描きます。次に、ダイヤル全体にサンバースト仕上げを施し、人物をモチーフとする4つの星座ではオパーリン仕上げのディテールを加えます。次に星の配列を描く手作業のギヨシェ彫りはこの工程が完了して初めて、トゥールビヨンの開口部を繰り抜くことができます。その後、ダイヤルをブルーに着色します。そして、星と星を結ぶ線を、ゴールドのダイヤルベースが細い線となって露出するように機械加工を施します。完了後、ダイヤル全体に保護用のニスを施します。



最後のディテールは、ミニッツトラックとセコンドトラック、またヴァシュロン・コンスタンタンの名を記すためのスタンプによる転写です。ホワイトゴールド製のアプライド・インデックスとメゾンを象徴するマルタ十字を配置し、最後に星座の主な星を示すダイヤモンドのセッティングを行います。コンステレーション(星座)という言葉の起源であるラテン語のコンステラシオは、「星々を飾った」とも訳すことができ、ディテールと美しく響き合います。


高級時計製造の機構と仕上げ:精巧に作り上げた超薄型トゥールビヨン ムーブメント – キャリバー2160
270年にわたり、ヴァシュロン・コンスタンタンは技術的専門知識と高度な職人技、そして仕上げの融合を礎として、時計製造の卓越性を探求しています。



高級時計製造のムーブメントと手作業で装飾を施した緻密なダイヤルを組み合わせた「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」シリーズは、この哲学を究極の形で体現しています。
188個もの部品で構成しながら、わずか5.65mmという薄さを実現した自動巻きトゥールビヨン・ムーブメントのキャリバー2160は、メゾンの超薄型コンプリケーション・ムーブメント製造における卓越性を証明し、機械技術とエレガンスに対する飽くなき探求を物語っています。



2.5Hz(毎時18,000振動)で動作するこのムーブメントは、時・分表示に加え、トゥールビヨン・キャリッジによって表示するスモールセコンドを備えています。



主ゼンマイを巻き上げて80時間のパワーリザーブを確保する22Kゴールド製ペリフェラルローターを採用したことで、緻密な仕上げを施したムーブメントを存分に鑑賞することができます。地板に施したペルラージュ仕上げを、手作業の面取り仕上げとコート・ド・ジュネーブ装飾を施したブリッジ、ペルラージュ仕上げのローター、面取り仕上げとポリッシュ仕上げを施したスクリューが引き立てます。



ダイヤル側では、青焼き加工のスクリューと、手作業でポリッシュ仕上げを施したトゥールビヨン・バー、マルタ十字を象ったトゥールビヨン・ケージがコントラストを生み出します。

すべての「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」はジュネーブ・シールを取得しており、原産地、計時精度、ムーブメントの機能的および装飾的部品に対する高品質の仕上げを保証します。


星座と星の配列に敬意を表して
太古の昔から、人類は夜空の美しさと神秘に魅了されてきました。古代の観測者たちは、宇宙を司るリズムと天体のパターンを、当時の世界観や文化的信条に基づいて読み解こうと試みました。遡ること5,000年前、青銅器時代のメソポタミアで、天文学者らは星々を特徴的なグループに分けられることに気づきました。そして星を線で結んでは、動物や神話上の人物、さまざまな物に見立てて名前を付けていたのです。のちに古代ギリシャおよびローマの人々は、この星座の多くを彼らの神話と結び付けました。その名前の多くは今日でも用いられています。中国やインド、アメリカ先住民など、異なる文化においては、それぞれの信条を反映した独自の夜空の解釈と星座が生まれています。



古代から知られる星座に後世になって発見されたものが加わり、現在では88の星座が公式に認識されています。そのうち36星座が北半球に、52星座が南半球にあります。前者は、早くも2世紀の時点で古代ギリシャ・ローマの天文学者プトレマイオスがまとめ上げていましたが、後者は大航海時代のオランダ人航海士が16世紀後半に星図の作成に取り掛かるまで、特定されていませんでした。

この88星座のうち、西洋占星術で扱う12星座は、黄道面(地球から見た太陽の見かけ上の通り道)に沿って位置しています。太陽が星座を通過する周期は季節と連動していることから、古代の文化ではこの周期を、のちに「1年」と定義される期間を認識するために用いられました。今日でも占星術では12星座を、季節のサイクルの特定の時期と結び付けています。占星術の12星座を指すゾディアックという言葉は、古代ギリシャ語で「動物の輪」を意味するゾイディアコスに由来します。

星座とその星の配置をテーマとした本作の製作にあたり、メゾンは起源となる神話の魅力を表現するとともに、天文学と占星術の間にある古来の密接なつながりに敬意を表します。バビロニアと古代エジプトでは、天文現象を予測する天文学者は、それを解釈する占星術師の役割をも果たしていました。17~18世紀までこの2つの職業は一体であり、偉大な天文学者であるガリレオ・ガリレイやヨハネス・ケプラーも占星術に通じていました 。



12星座とそれに結び付いた星の配列を讃える「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて」は、2021年にヴァシュロン・コンスタンタンのレ・キャビノティエ工房が製作したユニークピース「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スカイチャート - 獅子座ジュエリー」に着想を得ています。


「レ・キャビノティエ・ミニットリピーター・トゥールビヨン・スカイチャート - 獅子座ジュエリー」


ギヨシェ彫りで形象的に描いた獅子座に、ダイヤモンドをセットした星座を重ねたダイヤルは、メゾンの芸術表現を新たな領域へと導きました。

天体というテーマは、創業初期からメゾンの中心的要素でした。天文現象が計時に与える影響を探求し、類いまれな専門性を培ってきただけでなく、メゾンは12星座を描いた審美的で形象的な作品においても豊かな伝統を有しています。
特筆すべき例の1つが、1927年にヴェルジェ・フレールと協働で製作したアールデコ様式の卓上時計です。ゴールド、オニキス、ロッククリスタル、ラピスラズリを用い、12星座が精緻に描かれています。1996年には、「メルカトル」コレクションとして、中国の十二支をポリクロムエナメル加工でダイヤルに描いたリファレンス43050を発表。2012年には、「中国干支の伝説」シリーズが登場しました。12年の周期で発表するこのシリーズは巳年から始まり、以降毎年の干支をモチーフとした作品が誕生しています。星座や星の配列は、2017年の「メティエ・ダール・コペルニク・スフェール・セレスト」にも登場しています。2005年に創業250周年を記念して製作したミステリークロック「レスプリ・デ・キャビノティエ」では、ダイヤルをぐるりと囲むように、12星座をグラン・フー・エナメルのミニアチュール・ペイントで描いています。近年では、「 アストロノミカ」(2014年)、リファレンス57260(2015年)、「ザ・バークレー・グランドコンプリケーション」(2024年)などのユニークピースに12星座の
カレンダーを採用しています。


サンドリン・ドンガイ( プロダクトマーケティング&イノベーションディレクター) 
インタビュー

――「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて -」は、ヴァシュロン・コンスタンタンの価値観や専門性をどの
ように表現していますか?
『ジャン=マルク・ヴァシュロンは、1755年にメゾンを創業した時、ある特別な姿勢で時計製造と向き合いました。技術的卓越性とは審美性と本質的に結び付いたものであり、それはダイヤルやケースだけでなく、内部部品の形状や仕上げにもおよぶと考えたのです。この姿勢は今日もなおヴァシュロン・コンスタンタンのあり方を定義しています。高級時計製造の技術と工芸としての装飾に同じだけの価値を置いたこれらの時計は、まさにメゾンの本質を表すものです。芸術的な装飾に加え、キャリバー2160の薄さが、技術と美を融合するメゾンの時計師の技を物語っています。より小さく繊細な部品が必要になるという点で、技術的には挑戦を伴いますが、薄型ムーブメントが実現するスリムなケースデザインが、この時計の美学を際立たせているのです。』



――ヴァシュロン・コンスタンタンには、西洋と東洋、両方の占星術のサインを表現してきた豊かな伝統があり
ます。今回の作品群で星座と星の配列を組み合わせたのはなぜですか?
『計時には技術的・数学的な要素があるため、ヴァシュロン・コンスタンタンは必然的に天文学と結び付いています。その一方で、神秘性や愛といった占星術の詩的な要素にも共鳴しています。ガリレオの時代が到来する以前、占星術と天文学は1つの科学と見なされていました。天文現象を観測し、また分析するという学問です。それは、まさに計時の根本をなすテーマでもあります。「メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 」シリーズで、メゾンはこれらの要素を1つにし、夜空の美しさを新たな方法で表現しています。』



――本作で用いられた芸術的技法が、伝統を守りながら革新を続けるメゾンの取り組みにどのような意味を持つのか教えてください。
ヴァシュロン・コンスタンタンは自社にメティエ・ダール工房を擁しており、こうしたノウハウを継承するだけでなく、革新技術や新たな技法の探求、開発に取り組む職人たちを支えています。今回のダイヤルに用いた形象的なギヨシェ彫りは、こうしたメゾンの姿勢が伝統工芸の弛まぬ進化を促していることの好例です。この技法はメゾンの熟練ギヨシェ職人が考案したもので、抽象的な模様を描く従来の技法を超え、装飾芸術としての境地を切り拓きました。ジェムセッティングでは、熟練のジェムセッターがそれぞれの要素に応じて技法を使い分けることで、カットや配置に合わせて宝石の輝きを最大限に引き出しています。ベゼルにはチャンネルセッティングを施し、サファイアが途切れることなく輪を描くような印象を生み出しています。ダイヤルの上で星を表すブリリアントカットのダイヤモンドは、裏側からグレインセッティングを施しています。




【技術データ】
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて -
限定生産モデル
取り扱いはヴァシュロン・コンスタンタンのブティックのみ
[特長]
高級時計製造と芸術的なノウハウを融合した「メティエ・ダール」シリーズから、12星座とその星の配列を手作業のギヨシェ彫りとダイヤモンドのセッティングでダイヤルに施した12種類のタイムピースが誕生。超薄型自動巻きムーブメントのキャリバー2160を搭載し、18Kホワイトゴールド製ケースに、ダイヤルの深みのあるブルーを引き立てるバゲットカット サファイアをセット。

リファレンス:(画像それぞれ左より)
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 牡羊座 6007A/000G-H042
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 牡牛座 6007A/000G-H043
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 双子座 6007A/000G-H044


メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 蟹座 6007A/000G-H045
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 獅子座 6007A/000G-H046
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 乙女座 6007A/000G-H047


メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 天秤座 6007A/000G-H048
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 蠍座 6007A/000G-H049
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 射手座 6007A/000G-H050


メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 山羊座 6007A/000G-H051
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 水瓶座 6007A/000G-H052
メティエ・ダール - 12星座へ想いを馳せて - 魚座 6007A/000G-H053


ムーブメント:キャリバー 2160(ヴァシュロン・コンスタンタン自社開発・製造/機械式自動巻き)
・ジュネーブ・シール取得
・ペリフェラルローター
・トゥールビヨン
・ムーブメントサイズ:直径31mm(13 ½リーニュ)/厚さ5.65mm
・パワーリザーブ 約80時間
・2.5Hz(毎時18,000回振動)
・部品数 188
・石数 30
ケース:18Kホワイトゴールド製ケース
・ケースサイズ:直径39mm/厚さ10.7mm
・ベゼル、ラグ、リュウズにバゲットカット サファイア計96個(約3.87カラット)をセット
・サファイアクリスタルのシースルーケースバック
・防水機能 3気圧(約30m)
文字盤:18K(5N)ゴールド製ベース
・表示:時、分、トゥールビヨン・キャリッジ上にスモールセコンド
・占星術の12種と対応する星座を描いた、手作業によるギヨシェ彫りのモチーフにブリリアントカット ダイヤモンドをセットした星々
・18Kホワイトゴールド製マルタ十字
・レイルウェイミニッツトラック
・アワーマーカー、針 リブの質感を施した18Kホワイトゴールド製アプライド・インデックス
・2面ファセット仕上げの18Kゴールド製剣型時分針
ストラップ: ダークブルーのアリゲーターレザーストラップ
・アリゲーターライニング付き18Kホワイトゴールド製フォールディングクラスプにバゲットカット サファイア16個(約0.53カラット)をセット




【お問い合わせ】
Vacheron Constantin
0120-63-1755(フリーダイヤル)


[ヴァシュロン・コンスタンタン]
1755年、ヴァシュロン・コンスタンタンの飽くなき探求の旅はジュネーブで始まりました。創業以来、一度も途切れることなく受け継がれてきたこの探求心は、今日に至るまでメゾンの独自性を形づくる原点となっています。卓越した技術への探求は、複雑機構、計時精度、小型化、独創的な表示、精巧な仕上げ、そして常に革新的であり続けるという確固たる意志によって表現されています。芸術性への探求においては、エレガントなデザインや複雑な装飾の創造を育むだけでなく、芸術や文化、工芸品や職人への長期的な支援へとつながっています。
またこの探求心は、人とも結びついています。メゾンは絶えず学びを深め、改善の余地を探ると同時に、知識やノウハウの継承にも力を注いでいます。
「できる限り最善を尽くす、そう試みることは少なくとも可能である」。1819年に、フランソワ・コンスタンタンが記したこの言葉が表す探求の精神こそが、270年間、メゾンの創造と革新の歴史を導いてきたのです。
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