KURONO TOKYO AOYAMA SALON オープン、記念モデル「グランド漆・青山」レポート

 By : CC Fan

独立時計師、浅岡肇氏がデザインを手掛けるクロノブンキョウトウキョウ(KURONO BUNKYŌ TOKYO)、ECサイトをメインとした展開から、新たなる方向として東京を訪れるブランドのファンやフレンズの「物理的なハブ」として初の「サロン」であるKURONO TOKYO AOYAMA SALONをオープンさせました。

今回、サロンを訪問させていただき、オープンを記念したモデル「グランド漆・青山」も拝見させていただくことが出来ましたのでレポートします。



浅岡氏のこだわりで内装・インテリア・展示什器をトータルデザインし、統一した世界観(俺のやり方)で作られたサロン、こだわり故か何度かの「やり直し」もあったようです。

北青山の落ち着いた場所で、最寄り駅は東京メトロ銀座線の外苑前駅です。



入り口にはKURONO TOKYOのシンプルなレターが。
壁に使われている丸いタイルや塗りも浅岡氏のセンスでチョイスしたものだそうです。


(オフィシャル写真)

ショップではなく「サロン」という名前が示すように、人々が集まり交流の場所とすることがメインであり、販売のための場所ではないとしていますが、オープン記念モデルとして特別な3種類の「グランド漆・青山」が製作されました。
このモデルはECサイトでは購入することはできず、KURONO TOKYO AOYAMA SALONでのみ注文することができます。

各色188本の生産となり、そのうち88本は3本セットとして現在販売中、単品各100本は現在は予約を受け付けており、2月以降にお渡しの予定とのこと。



(オフィシャル写真)

3本セットはユニークな専用のボックスに納められています。
漆文字盤に合わせた和のテイストを感じます。



浅岡氏こだわり設計の板金構造で作られた展示ケース。
前述した丸タイルや壁の塗り、そして床まで調和するように素材が選ばれています。



展示ケースに向かい合うカウンター型のテーブルには今までのクロノトウキョウの軌跡が収められています(展示のみ)。



テーブルの前も同様に丸タイルで仕上げられ、KURONO TOKYO DESIGNED by HAJIME ASAOKAのレターが掲げられています。


(オフィシャル写真)

通りを眺めることが出来る大きな窓の横には有名なバルセロナ・チェアでゆったりとくつろげる応接スペースも。



工業的な意匠のドアには船舶用の窓部品がはめ込まれています。



丸タイルが印象的に使われている、と感じます。



この「サロン」の空間自体が、デザイナーとしての浅岡氏の作品とも言え、世界観を感じるために訪れてほしいと思います。


【KURONO TOKYO AOYAMA SALON】
〒107-0061 東京都港区北青山2丁目10−22
電話番号 03-6823-8358
営業時間 11:00 ~ 19:00 (日曜定休)
https://kuronotokyo.com/pages/kurono-tokyo-aoyama-salon




34mmの時の実機展示で見られて良かったという声が多かったこと、やはり実機を見てから買いたいという要望に応えるべく実現されたというサロン、是非訪れてみてください。
既に海外からの訪問者も多く、応接テーブルに置かれたゲストブックには英語のメッセージも書かれていました。

最後に記念モデルのスペックとサロンの詳細を掲載いたします。


【仕様】
「グランド漆・青山」
Ref: CU211D (文字盤色 グリーン)
Ref: CU211H (文字盤色 ブラック)
Ref: CU211S (文字盤色 レッド)

機能:時分秒表示
駆動方式:自動巻
ケース径:37ミリ
ケース厚:7ミリ(風防含む)
ケース素材:ステンレススチール(316L・鍛造)
防水性:3気圧
ストラップ:レザー
ムーブメント:MIYOTA 90S5(手巻、24石、毎時28800振動、パワーリザーブ約40時間)
風防:ボックスサファイアクリスタル
製造国:日本
価格:各358,500円
KURONO TOKYO AOYAMA SALONにて予約受付中・各100本限定(2023年2月以降お渡し)


KURONO BUNKYŌ TOKYOグランド漆・青山
税別価格(3本セット):889,000円 
KURONO TOKYO AOYAMA SALONにて発売中・88セット限定