第26回 三越ワールドウォッチフェアが8月16日より開催~約50ブランドが参加、三越創業350周年記念ウォッチなど多彩なプログラムに期待
By : KITAMURA(a-ls)今年も"あの季節"がやってくる。
日本橋三越本店のワールド・ウォッチ・フェア、略してWWF。今年で26回目を数える、時計ファンにとっては毎年の風物詩となっている一大イベントだ。
【 開催概要】
第26回 三越ワールドウォッチフェア
会期:2023年8月16日(水)~8月29日(火) 午前10時~午後7時
会場:日本橋三越本店 本館6階 ウォッチギャラリー/ジュエリーギャラリー/本館1階 ステージ/本館1階 中央ホール/本館・新館1階 宝飾 ※本館1階 中央ホールは、8月23日(水)~8月29日(火)
出品ブランド数:約50ブランド
※詳しい内容は、「第26回 三越ワールドウォッチフェア」スペシャルサイトで公開中。商品やイベントの詳細を記載した「デジタルカタログ」もご覧いただけます。
◆「第26回 三越ワールドウォッチフェア」 スペシャルサイト:
https://www.mistore.jp/shopping/event/nihombashi_e/world_watch_50
かつてまだ、それほどネットが発達していない時代、年初のSIHHやバーゼルで発表された新作が、ある程度まとまって見られる国内最大の場であり、各ブランドが意匠をこらした展示を競うことで、規模においても内容においても他の時計フェアとは一線を画す存在であったわけである。
しかし、3年間のコロナ禍の中、積極的な集客宣伝を控えなければならなかった事情もあったし、ブティック限定や公式サイト限定といった、ブランド直接の発信も増えた今、こうした大規模な展示フェアの将来を占ううえでも、今年のWWFはとても大事な催事となるように思う。
日本橋三越サイドでもそうした流れをひしひしと感じているようで、今年のキャッチコピーは、コロナ自粛期を時が止まった状況になぞらえ、
"国内外の名門ブランドの新作時計が一堂に。年に一度の時計の祭典"
「第26回三越ワールドウォッチフェア」~そして、時が動き出す~
というフレーズを採用している。
三越のプレスリリースには次のように書かれている。
『今回のテーマは、「そして、時が動き出す」。三越は、お客さまとともに「時」を積み重ね、おかげさまで創業350周年を迎えました。時代の変化、社会の変化を先取りし、伝統を守りながら革新を続けてきた三越。その歴史と伝統を受け継ぎながら、これからも常に新たな発見と感動を提供し、特別な価値をお届けするため、未来に向けて動き出す新しい「時」に寄り添う時計との出会いを紡ぎ出します。』
そして、これはまた素晴らしい偶然なのだが、プレスリリースでも言及されているように、今年は三越の350周年にあたっている。
ということで、希少なスペシャルピースが、三越創業350周年を記念して製作された「MITSUKOSHI 350th ANNIVERSARY SPECIAL」という切り口で、多数登場するのが今年の一大特徴なのである。
以下、引用すると、
『世界各地の気鋭ブランドが作り上げた、三越創業350周年の記念ウォッチが登場。日本が世界に誇る時計ブランド〈グランドセイコー〉をはじめ、独立時計師やスモールメゾンのブランドの〈チャペック〉〈D.ドルンブルー
ト&ゾーン〉〈アーミン・シュトローム〉〈クドケ〉〈ハブリング2〉〈ヴェンぺ〉、あわせて7ブランドが製作した限定の記念モデルがお目見えします。』
〈グランドセイコー〉日本橋三越限定2023ヘリテージコレクション
品番:SBGH319
自動巻、SSケース、直径40mm、10気圧防水、約55時間パワーリザーブ。
847,000円●本館6階ウォッチギャラリー
創業時の江戸時代を偲ばせる大店暖簾に着想を得た紺色ダイヤルの記念モデル。
三越創業350周年を記念し、日本が誇る〈グランドセイコー〉が製作したのが「SBGH319」。創業時の江戸時代を偲ばせる紺色の大店暖簾に着想を得たダイヤルで、縦方向に不規則に施されたストライプパターンは、張りのある暖簾生地にドレープが入っているかのような表情。1967年に発売されたブランド初の自動巻ムーブメント搭載モデル62GSをベースに、現代的なアレンジが施されたケースは、ザラツ研磨[※]によるシャープな造形が特徴。深みのあるダイヤルとの組み合わせが洗練されたイメージの日本橋三越本店だけで販売する限定モデル。
[※]ザラツ研磨:ゆがみのない美しい面を作るためケースの下地を整える研磨技術。高度な職人技が必要とされる。
<D.ドルンブルート&ゾーン>クイントス2010.1クラシック三越創業350周年モデル
手巻、SSケース、直径38.5mm、3気圧防水、約52時間パワーリザーブ
2,860,000円 ■本館6階 ウォッチギャラリー
記念モデルにふさわしい仕上げが楽しめるクラシカルウォッチ。
ドイツの北部の町カルベに創業し、親子2代で時計製作を行うブランド〈D.ドルンブルート&ゾーン〉。三越創業350周年を記念した「クイントス2010.1クラシック」は、彼らの作品のルーツであるマリンクロノメーターをイメージしたダイヤルにより、クラシカルな雰囲気を漂わせる。真鍮製の文字盤には縦方向のヘアライン加工を施し、ブランドロゴやインデックスはエングレービングで表記。ダイヤル6時位置のスモールセコンドには、三越の創業年である〔1673〕の数字がさりげなくあしらわれている。
(参照: https://watch-media-online.com/shop_news/7310/)
〈クドケ〉クドケ2 三越創業350周年モデル
手巻、SSケース、直径39mm、5気圧防水、約46時間パワーリザーブ
1,870,000円 ■本館6階 ウォッチギャラリー
三越のライオン像に着想を得た堂々たる佇まい。
独立時計師のステファン・クドケにより、2007年にドイツ・フランクフルトで創業され、現在はドレスデンの工房で製作されている〈クドケ〉。この気鋭の独立時計メーカーが製作したのは、自社製造ムーブメントを搭載して高い評価を得た「クドケ2」をベースとした記念モデル。ステファン・クドケが2019年の来日時に目にしたという、三越のライオン像をインスピレーション源としており、ダイヤルはブロンズを想わせるマットゴールドで彩色している。12時位置には、クドケ自身の手によって彫金が施されたデイ&ナイトディスクを備え、華やかな表情に仕上げている。
〈チャペック〉アンタークティック・ラトラパント ホープ三越創業350周年モデル
8,360,000円●本館6階ウォッチギャラリー
新たな歴史の始まりにふさわしい、希望を感じさせるレインボーカラー
以下、画像提供がないのでちょっと小さくなってすみませんが、残る3ブランドの記念モデル。
※記載の価格は全て税込み。為替変動などの諸事情により価格が改定される場合があります。
※販売点数限定表記のある商品については、会期初日(8月16日・水)午前10時10分の時点で限定数を超えるお申込みがあった場合、抽選とさせていただきます。
※記載の内容は、諸般の事情により変更になる場合がございます。
また、期間中には各種イベントも予定されている。
以下もプレスリリースより、主なイベントをピックアップする。
<オメガ>シーマスター サマーブルー ~深海に煌めく、絶対的な精度
8月16日(水)~8月29日(火)
■本館1階 ステージ
今年、誕生75周年を迎えた〈オメガ〉を代表するダイバーズウォッチコレクション「シーマスター」の魅力をご紹介するイベント。本イベントでは、驚異的なテクノロジーの進歩によって、業界最高レベルの耐磁性と精度を誇り、150mから6000mまでの防水性で展開する全シリーズが一堂に会します。
更に、新色“サマーブルー”をダイヤルに取り入れた7シリーズ・11本の新作も登場。海とともに伝説的なストーリーを紡いできた「シーマスター」の魅力をご紹介。
<ウブロ>期間限定ブティック 2023 HUBLOT NEW COLLECTION
8月16日(水)~8月29日(火)
■本館6階 ウォッチギャラリー
「The Art of Fusion(異なる素材やアイデアの融合)」をコンセプトに掲げる〈ウブロ〉。期間限定のポップアップブティックでは、2023年発売の最新作をはじめ、ブランドを代表する人気コレクションから日本限定モデルまで、〈ウブロ〉ならではの革新的なアイデアと独自の技術が融合したユニークなタイムピースが多数揃います。
〈グランドセイコー〉エキシビション
8月23日(水)~8月29日(火)
■本館1階 中央ホール
日本はもちろんのこと、世界中の信頼を獲得し注目されているブランド〈グランドセイコー〉。その世界観に触れる特別な時間を提供するイベントです。限定モデルや新作コレクションに加えて、貴重な〈グランドセイコー〉のアーカイブモデルも展示いたします。
【お問い合わせ】
日本橋三越本店
電話:03-3241-3311 大代表
住所:東京都中央区日本橋室町1-4-1
営業情報は、ホームページをご覧ください。
https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html
会期中、おそらく2回は行くことになると思うが(笑)、これに合わせてOFF会やったり納品会やったり、お祭り的な約2週間、愉しい"真夏の大冒険"が始まる!! みなさんもぜひ楽しんで下さい。
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