【GPHG2024 受賞作④・タイムオンリー(三針)部門】H. モーザー「ストリームライナー・スモールセコンド ブルーエナメル」~独特の前衛的なスタイルと伝統的な時計製造のハーモニー

 By : CC Fan

WATCH MEDIA ONLINE宛てに送られてきたプレスリリースが英語だったため、その抄訳をブログでお伝えします。

H. モーザー、2024 年ジュネーブ・ウォッチ・メイキング・グランプリで受賞

時計ファンや業界関係者にとって見逃せないイベント、毎年恒例のGPHG(Grand Prix d'Horlogerie de Genève)授賞式では、革新性と創造性を称え、専門家の審査員が選んだ 15 のカテゴリーで時計に賞が授与されます。今年は、H. モーザーが特に際立った存在となり、3 つのモデルが最終候補に残り、ストリームライナー・スモールセコンド ブルーエナメルがタイム オンリーのカテゴリーで賞を受賞しました。



11月13日、ジュネーブのレマン劇場で、H.モーザー社はストリームライナー・スモールセコンド ブルーエナメルで審査員とアカデミーの支持を獲得、大胆なデザインと卓越した時計製造の専門技術を披露して観客を魅了しました。 エクスクルーシブさ、パフォーマンス、職人技をひとつのモデルに融合させたこのモデルは、シャフハウゼンのマニュファクチュールが作り出した単なる製品ではありません。控えめに洗練された高性能の時計製造を好む人々のためにデザインされた芸術品です。
タイム オンリー部門でのこの賞は、独特の前衛的なスタイルで自らを主張しながら、伝統的な時計製造の限界を押し広げるという同ブランドの取り組みの最高の成果です。


H. モーザー社の CEO エドゥアルド・メイランは、この賞の受賞に感謝と誇りを表明します。
「10 年以上にわたり、当社は時計製造の規範を大胆かつ創造的に再発明してきました。この賞は、当社の取り組みとチームを駆り立てる情熱を認めるものです。この賞は、この冒険に同行してくれたすべての人々、特にこの成功の基盤となっている才能を持つ時計職人に捧げます。」



ストリームライナー・スモールセコンド ブルーエナメル、ストリームライナー・トゥールビヨン スケルトン、エンデバー・チャイニーズ カレンダーなどの作品で、H. モーザー社は高級時計の世界に足跡を残し続けています。



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H. MOSER & CIE.(H. モーザー)
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在約 90 名の従業員を擁し、18 個の自社製キャリバーを開発、年間に 4,000 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。H. モーザーはモーザー家の者を名誉会長とし、Heinrich and Henri Moser 基金の代表に迎えるという栄誉に浴しています。Heinrich Moser の子孫によって設立された Moser 基金は、一族の歴史を維持するために機能しており、Heinrich Moser 家が住まうシャルロッテンフェル城に併設の Moser 博物館に収蔵すべき昔のモデルの収集といった役目も担っています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding はH. モーザー、Hautlence、Agenhor SA を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。