レッセンス新作 『Type3W』、初のホワイトダイアル登場~ 時の表現を越えたデザインと革新的な技術を搭載 ~

 From : Ressence (レッセンス )


レッセンス新作モデル 『Type3W』
オイル充填式時計に初のホワイトダイアル登場
~ 時の表現を越えたデザインと革新的な技術を搭載 ~

ベルギーのブランド「レッセンス」は、2013 年に世界で初めてオイル充填した画期的な機械式時計「Type3」の新作モデル『Type3W』を発表いたしました。



機械式時計の現状を打破しようと挑み続ける「レッセンス」は、新作『Type3W』でシリーズ初となるホワイトダイアルを採用。先行モデル『Type1』 『Type2』同様、自社開発(特許取得済み)の独自の時計構成パーツユニット、レッセンス・オービタル・コンベックス・システム(ROCS)を搭載します。

同ユニットは、軌道に乗って互いを追いかけるように常にダイアルが動き続けることを可能にする機構で、その最大の目的は、時刻をより効果的な方法で伝えることにあります。情報は、一枚の紙に書かれたかのように、すべて一つの面に表示され、より高い視認性を実現しました。針やダイアルが層状に重ねられることで、段差のある視界が作り出される従来の時計とは根本的に異なります。215 個のパーツで構成されるROCS に組み込まれた歯車は、自動巻ムーブメントの分表示の情報を基準にして、時、曜日、そして日付を計算します。

『Type3W』および先行モデルの製作は容易なことではありませんでした。
レッセンスの製作チームが直面した課題の一つは、粘性のある液体中で脱進機を正常に振動させることでした。彼等は斬新的な創意工夫を凝らし、機械の部屋とオイル充填された部屋を分けて配置した、2チャンバー・システムを設計しました。下部のチャンバーはカスタマイズされた自動巻ムーブメントが占有し、上部のチャンバーは密閉された空間で、35.7ml の油にROCS のディスプレイユニットが浸かっている状態になっています。

2チャンバー・システムは、時計のムーブメントとROCS の間に直接の繋がりが無いことを意味します。そこで、この構造に適した手法として、磁気によるトランスミッションを用いて、モジュール同士をコネクトしています。マイクロサイズの磁石を、オイルが充填された上部のチャンバーと水分の無い下部のチャンバーに複数配置し、それぞれが引き合う力を利用。また、油の特性である温度による体積変動を相殺するため、時計の内部にはベローズと呼ばれる7 つの小さな鞴(ふいご)で構成されるシステムが搭載され、それぞれのベローズが油の体積変動に従って収縮します。

魅力溢れる視覚的なヒントとしてダイアルに配された温度計と間接的にリンクしており、ユーザーはこの温度計に表現されたベローズの働きを確認することができます。ホワイトで仕上げられた回転するディスクと、ブラックおよびグレーのインデックス(超強力スーパールミノバ®を充填)とのコントラストが印象的かつコンテンポラリーな雰囲気を演出しています。

直感的な動きと視認性、そして装飾を避けたシンプルな美しさを誇る『Type3W』は、レッセンスの提唱する21 世紀の時
計づくりを完璧に体現する、想像力を刺激しかき立てる、時を超越したタイムピースです。




モデル 『Type3W』
<スペック>
品番:Type 3W
ケース : 径44 ㎜、厚さ15 ㎜、重さ79g、グレード5 チタニウム製
ガラス : 両面ドーム状サファイアクリスタル、両面反射防止加工

ムーブメント : 自動巻き ROCS3(Ressence Orbital Convex System)、モジュール(Cal.2824‐2)、47 石、パワーリザーブ36 時間、ケースバックによる巻き上げおよび時刻調整、磁気によるトランスミッション、油の体積変動に対応するベローズ・システム(7 個の鞴/ふいご)

機 能 : 時、分、秒(180 秒表示ランナー)、日付、曜日表示、オイル温度計
ダイアル : コンベックス(凸面)状のグレード5 チタニウム製ダイアル、偏心配置された4 つの2 軸サテライト(時表示サテライトは3°、曜日および温度計は4.75°、秒表示ランナーは6.25°の傾斜)、エングレーブされた後にグレードA スーパールミノバが充填されたインデックス

防水性 : 3 気圧
発売時期 : 2020 年2 月
価 格 : 4,200,000 円(税抜)



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RESSENCE/レッセンス(DKSH ジャパン)
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