レッセンス2020 新作モデル『タイプ1 スリム X』(TYPE1 Slim X)～創設10 周年記念モデル Vol.1～

レッセンス2020 新作モデル『タイプ1 スリム X』(TYPE1 Slim X)
～創設10 周年記念モデル Vol.1～





●品番：TYPE１.3-S- X



1 分1 分を有意義なものに
レッセンスは、明確な目的を持って2010 年に創業しました。その目的とは、機械式時計の機能を21世紀の環境に適応させ、進化させること。視認性や着け心地の改良、全体の直感的な仕様に磨きをかけることが済むと、革新性を重視する同社が次に追求することは、時の経過により意識を向けることでした。
レッセンスは、人と時間との関係に焦点をあてることで、人々が時間をより有効に活用することを望んでいます。この合目的な野心は、ブランド創設10 周年を記念した新作「タイプ1 スリム X」とともに進みます。


10 周年記念
ブランド立ち上げの最初の10 年は、極めて重要なマイルストーンとされます。レッセンスにとってこの期間は、決定的な瞬間に満ちた意義深いものでした。2013 年のジュネーブ時計グランプリでの受賞がレッセンスに国際的な反響をもたらしたことは、思い出深い出来事の一つです。また2016 年に高級時計財団のメンバーとなったことは、業界関係者からブランドとして認められた瞬間でもありました。
これにより、レッセンスは高級時計カテゴリーに定着するブランドとなったのです。しかし、とりわけ困難でありながら有意義だった出来事は、間違いなくスマートリューズのe-クラウン®（特許取得済み）を発表し、大成功を収めたことでしょう。ブランドが絶え間なく前進し、コンフォートゾーンに留まらずに高級時計づくりに異なるアプローチをし続ける姿勢を示しています。



ブランドマニフェスト
時間は貴重な財産である。毎日、誰にも24 時間が与えられる。それ以上にも、それ以下にも決してならない。
それでも時間は、人々の指の間からすり抜けていくように思える。高速かつ過剰にコネクトされた消費主義でつくられた現代社会は、人々を無意味で受動的な活動へと駆り立てる。
レッセンスは、人々と時間との関係に変化をもたらそうとしている。もっと意識的に時間を費やし、1 分1 分を有意義なものにできるように。今こそ、その時。


コレクションX
レッセンスは、コレクションX の最初の作品の発表により、人々と腕時計との関係性やその意義に変化をもたらします。コレクションX は、ブランドの創業10 周年を記念すると同時に、ブランドマニフェストを具現化するものです。まず視覚的に、ラテン語で10 を意味する“X”と砂時計のマークを融合させ、このコレクション専用のシンボルをつくりました。タイプ1 スリム X の時表示ディスクに、この新しいシンボルが異彩を放ちます。コレクションX の4 モデルはそれぞれ40 本のみ限定生産され、どれもダークオリーブグリーンカラーを基調としています。
いずれのモデルも、砂時計のようにグラフィカルに時の経過を伝えることで、人々に意識的な時間の有効活用を促します。





腕時計
腕時計のように、主にツールとして設計されたオブジェクトは、時とともに進化する必要があります。「タイプ1 スリム X」では、刻々と変化する、レッセンスの象徴的なダイアル上のディスクに手仕事による絶妙な改良が加えられています。
これまでのレッセンスと変わらず、新しいデザインは機能性主導で生まれたもの。その背景には、レッセンス・オービタル・コンベックス・システム（ROCS）と名付けられた、ディスクが軌道に乗って互いを追いかけるように常に動き続ける機構を搭載した自社開発（特許取得済み）の時計構成パーツユニットがあります。



タイプ1 スリム X では、ダークオリーブグリーンのダイアルが半分ずつ異なる仕上げで作られ、午前零時と正午の表示を区別しています。片方の半分はマット仕上げ、もう片方はサーキュラー仕上げになっています。光が2 種の異なる仕上げの表面に当たると、一つの色に対して異なる解釈が生じるという、遊び心溢れるアプローチです。
分表示および時表示ディスク上では、2 種の異なる仕上げはグラフィックな針の拡張を担っています。ひとたび時計が動き出すと、この魔法のような仕組みは新しい意味を帯びます。ひと目で、文字通り時が経過する様子を目の当たりにすることができるのです。これは、砂時計の現代的かつウェアラブルな解釈として意図されています。



時計の形状も有機的になるよう設計されており、感触の良いカーブと時計ケースの側面まで広げたドーム状サファイアガラスによって、メタル感よりもサファイア感が主張されています。
「タイプ1 スリム X」の調整は、ケースバックに配されたレバーを用いて手動で行うことができます。この時計にはリューズが不在で、巻き上げおよび調整のための機構は、ケースバックそのものになっています。
これは、人間工学の観点からも優れたデザインで、着用する手の左右を選びません。

見た目も動きも直感的、またその外観は控えめながら、タイプ1 スリム X は、人々に1 分1 分の大切さを思い出させてくれる、時代にふさわしい遊び心のあるパートナーとなることでしょう。


【スペック】
■モデル名 『TYPE１.3-S- X』
ケース ： グレード5 チタニウム、直径42 ㎜、厚さ11 ㎜、ケースバックに固有番号
ガラス ： ドーム状サファイアクリスタル、両面反射防止加工
防水性 ： １気圧
ムーブメント ： 自動巻、特許取得ROCS１（Ressence Orbital Convex System） 、(Cal.2892/A)、毎時28,800 振動、40 石、
27 個の歯車、ケースバックを用いた巻き上げ方法、レバーによる時刻調整
機 能 ： 時、分、秒、曜日表示
パワーリザーブ：36 時間

ダイアル ：
ダークオリーブグリーン色のジャーマン・シルバー製コンベックス（凸状）ダイアル（半径125mm）に偏心配置された3 つの2 軸サテライト（時表示サテライトは3°、秒および曜日表示サテライトは4.75°の傾斜）
2 種の異なる仕上げ：片方の半分はマット仕上げ、もう片方はサーキュラー仕上げ、エングレーブされた後、グレードA スーパールミノバが充填されたインディケーション


ストラップ ： オリーブグリーンのカーフスキン ストラップ（20/20mm）/ピンバックル
発売時期 ： 2020 年7 月7 日
価 格 ： 2,120,000 円（税抜）
限定本数 ： 40 本



【お問い合わせ先】
RESSENCE/ レッセンス（DKSH ジャパン）
TEL 03-5441‐4515