H. MOSER & CIE.(H. モーザー社)がファンキーブルーのストリームライナー・クロノグラフを発売

 From : H. Moser & Cie. (H. モーザー)



H. MOSER & CIE.(H. モーザー社)がファンキーブルーのストリームライナー・クロノグラフを発売


ストリームライナーは、2020 年に H. モーザー社から発売された刺激的な名前を持つコレクション。
幾何学的で流れるような曲線とダイナミックなフォルムが融合し、継ぎ目なく一体化されたステンレススチール製のブレスレットとクッション型ケースが特徴です。もちろん、H. モーザー社ならではのオールステンレススチールスタイルも健在。そこには、ストリームライナーの極めて革新的な美学を完璧に引き立てるためのミニマリズムが取り入れられています。グレー フュメ ダイアルのフライバック クロノグラフ オートマティックと三針モデルの成功を受け、一目で H. モーザー社とわかるダイアルを備えたストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック ファンキーブルーを発売します。




高級時計の世界で大きな違いを生むものとなるでしょう。H. モーザー社は、ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック ファンキーブルーで、調和の取れたプロポーション、流れるようなフォルムに上質な仕上げを施し、ブランドを象徴するカラー、ファンキーブルーを纏ったすばらしい逸品を作り上げました。このクロノグラフもストリームライナー コレクションのすべてのモデル同様、名前の由来となった 1920~30 年代にかけて初めて登場した高速列車を思わせ美しい曲線を持つウォッチとなっています。



ステンレススチール製クッション型ケースの 42.3 mm 大径ウォッチで、動的防水性、静的防水性いずれも 12 気圧です。「M」の文字が装飾されたオフセンターのリューズが 4 時位置に配され、10 時位置および 2 時位置の 2 つのプッシュボタンと調和が取れています。真の彫刻作品としてデザインされたこのケースは、調和のとれたプロポーションと美しいエアロダイナミクスを誇ります。トップ部分は、わずかにドーム型のグラスボックスタイプのサファイアガラスで覆われ、ボトム部分も同じようにシースルー ケースバックです。一体化されたステンレススチール ブレスレットの曲線はそのまま手首のラインに沿うように優雅なアーチを描き、リンクは細い手首にも完璧に収まる独自のデザインとなっています。非常に複雑な構造のこのブレスレットは、有機的形態に基づくきわめて滑らかなラインを備えます。すべてのリンクは、可動するように連結され、縦方向のブラシ仕上げにポリッシュ仕上げの表面を組み合わせた穏やかな波の形をしています。ベゼルには、サンレイ仕上げが施されています。モーザーの伝統的な独特のケース形状にならい、表面にはブラシ仕上げとポリッシュ仕上げが交互に施され、くぼみの付いた側面はサテン仕上げとなっています。



ファンキーブルー ダイアルの縁の外側にはレッドとホワイトの秒目盛り、内側には分目盛りが刻まれています。正午の位置には、60 の数字がダイアルを見下ろしており、読み取りやすさと機能性が重視された 1960~70 年代のストップウォッチを思い起こさせます。もちろん、クロノグラフにとっては精度がすべてです。それを保証するために、経過時間を測定する針として、自動車や測定機器のカウンターに見られるような根本が太くて先端が細い針が選ばれています。H. モーザー社では、常に読み取りやすさを重視してレッドの秒針を採用し、分針にはロジウムメッキを施しています。時針と分針は立体的でわずかにカーブし、 2 つに分かれた構造で、スーパールミノバ® を含むセラミックベースの革新的な素材グロボライト® を用いたインサートが配されています。



ムーブメントには AGENHOR が H. モーザー社のチームと共同で開発したキャリバーを搭載。このムーブメントは非常に複雑な設計でありながら、シンプル、視認性、そしてミニマリズムを重視しつつ、センター表示で実用性および人間工学的な側面にも配慮がなされています。分および秒のフライバック機能を備え、センター表示を採用したオートマティック クロノグラフであるストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック ファンキーブルーは、より控えめなデザインでさらに正確な表示を実現します。ムーブメント中央には、目の肥えた時計愛好家であればすぐに目に留めるであろう、とがった耳の形に彫り込まれた歯車が配置され、伝説的なコミックに登場するスーパーヒーローを思わせます。この密かな意匠は、こういった通に向けたもので、伝統的な時計製造の世界にもちょっとしたユーモアを添える余地があることを示すものとなっています。

疑う余地のない H. モーザー社スタイルの高級時計です。



【技術仕様】
ストリームライナー・フライバック クロノグラフ オートマティック ファンキーブルー
リファレンス 6902-1201
スチール製モデル、ファンキーブルー フュメダイアル、スチール製一体型ブレスレット



[ケース]
ステンレススチール製、トップ部分になだらかなドーム型サファイアガラス
直径:42.3 mm
サファイアガラスを除いた厚さ:12.1 mm
10 時および 2 時位置のクロノグラフプッシュボタン
4 時位置の「M」で装飾されたねじ込み式リュウズ
シースルー ケースバック
12 気圧動的防水(水中でクロノグラフおよびフライバック機能を使用可能)

[ブレスレット]
一体型ステンレススチール製ブレスレット
モーザーのロゴが刻印された 3 枚のステンレススチール製ブレード付きフォールディング・クラスプ

[ダイアル]
ファンキーブルー フュメ
グロボライト® インサート付きの時針および分針
経過秒および分のための分目盛り
フランジのタキメーター

[ムーブメント]
AGENHOR が H. モーザー社のために開発したキャリバー HMC 902 自動巻きムーブメント
直径:34.4 mm または 15 1/4 リーニュ
厚さ:7.3 mm
振動数:21,600 振動/時
両方向自動巻き
ムーブメントとダイアルの間に配置されたタングステン製ローター
デュアル・バレル
コラムホイール式クロノグラフ
2 層構造のクロノグラフ機構
フリクションホイール付き水平クラッチ;クロノグラフ作動時の歯車が噛み合った時に生じる問題を防止し、望ましくないジャンプを防止するための微小な歯を備えたスムースホイール
クロノグラフの作動と解除を可能にするチューリップ型ヨーク(くびき)
434 個の部品
55 石
パワーリザーブ:54 時間

[機能]
時針および分針
センター表示を採用し経過分および秒を表示するクロノグラフ
分および秒のフライバック
自動巻き

H. MOSER & CIE.(H. モーザー)
H. モーザーは Heinrich Moser により 1828 年に創設されました。ノイハウゼン アム ラインファルを拠点とするこのブランドは現在、約 60 名の従業員を擁し、14 つの自社製キャリバーを開発し、年間に 1,500 個以上の時計を製造しています。H.モーザーは、その姉妹会社であるPrecision Engineering AG(PEAG)を通じて、調速機構やヒゲゼンマイなどの部品を製造しており、これらは自社の生産に使用されるほか、パートナー企業にも供給されています。 Precision Engineering AGは、2012年にモーザーウォッチホールディングスに設立された独立企業であり、エスケープメント用の部品製造を専門としています。H. モーザーはモーザー家の人間を名誉会長とし、Heinrich and Henri Moser 基金の代表に迎えるという栄誉に浴しています。Heinrich Moser の子孫たちに設立された Moser 基金は、一族の歴史を維持するために機能しており、Heinrich Moser 家が住まうシャルロッテンフェル城に併設の Moser 博物館に収蔵すべき昔のモデルの収集といった役目も担っています。時計製造に関するノウハウとこの分野での専門技術に裏打ちされた MELB Holding はH. モーザー、Hautlence という企業を擁するに至っています。MELB Holding は伝説的なジュウ渓谷を拠点とする家族経営の独立系グループです。