カルティエのデザインを称える新たなキャンペーンを発表

 From : Cartier (カルティエ )


カルティエのデザインを称える新たなキャンペーンを発表


新たな年の幕開けにふさわしく、カルティエを象徴するアイコニックなデザインに捧げるキャンペーンが発表された。
コンテンポラリーでありながら、伝統的――時代を超えて愛されるアイコンの数々。
その時代に存在感を残し、未来にも刻み込まれていくカルティエのデザインは、尽きることのない創作への情熱によって、さまざまなアイコンを時代の流れに沿って進化させてきた。
カルティエのアイコンがなぜ愛され続けるのか――ジュエリーとウォッチそれぞれの歴史に名を刻んだアイテムのデザインにフォーカスをあて、1月より新たなキャンペーンが展開される。



新しいキャンペーンには、「サントス ドゥ カルティエ」、「タンク」、「トリニティ」、「LOVE」、「ジュスト アン クル」、「パンテール ドゥ カルティエ」、「バロン ブルー ドゥ カルティエ」といった、カルティエを象徴するコレクションのイメージが登場し、メゾンのアイコンコレクションの多様性を浮き彫りにすることから始まる。
これらのコレクションには、カルティエのデザインに対する厳格な基準とビジョンが色濃く反映されている。無駄を削ぎ落したライン、明確なシェイプ、完璧なプロポーション、そして洗練されたディテールをベースに、カルティエは常にパーフェクトなフォルムを追求しているのである。



以下、カルティエのプレスリリースから引用。

メゾンを代表するコレクションが初めて一堂に会する今回のキャンペーンは、パワフルで無駄のない、精緻なラインに光を当てます。明確なビジョンと確固たる意志から生まれたラインには、デザイナーの視点がそのまま表れています。時を経てもなお魅力を放ち続けるオブジェを創出することによって、デザインを文化の領域へと引き上げます。


 『カルティエは、創造的な探求を絶え間なく続ける先駆的な存在です。今回のキャンペーンは、時を超えて永遠の人気を誇るデザインや、一目でそれと分かる歴史の証人と呼ぶべきオブジェを生み出すメゾンの力をはっきりと示すものです。きわめてシンプルでありながらも力強いこれらのイメージは、ジュエリーとウォッチメイキングの歴史に名を刻み、そしてカルティエのお客様の心に残るカルト的人気のデザインの数々を称えるものです。』
アルノー・カレズ(カルティエ インターナショナル マーケティング & コミュニケーション ディレクター)

キャンペーンには、すべてのコレクションをまとめたイメージに加え、個々のコレクションにフォーカスしたイメージも登場。1月6日にグローバルメディア向けに発表されたほか、カルティエのソーシャルメディアプラットフォーム、およびウェブサイト(cartier.jp)上で一挙に公開予定です。このキャンペーンを通してカルティエは、高い人気を誇るそれぞれのデザインに新たな歴史を築きます。これらの無駄を削ぎ落したデザインによって、まさに唯一無二のコレクションがつくり上げられたのです。


ウォッチとジュエリーそれぞれの歴史に名を刻んだ、ここに紹介する作品は、デザイン性の高いオブジェを創作しようとするカルティエの意図を証するものです。


BALLON BLEU DE CARTIER
「バロン ブルー ドゥ カルティエ」 ウォッチ

2007年に誕生した「バロン ブルー ドゥ カルティエ」は、ラウンドシェイプのケースにボリュームをもたせるという、カルティエ デザイナーの新たな発想から生まれました。

両面に膨らみを持たせたそのフォルムは、ラインとボリュームの美しいバランスを実現しています。丸みのあるサファイアクリスタルがケースに完璧に一体化し、なめらかに続くラインを描きます。同様に、青い球形のカボションを配したリューズとリューズプロテクターは、ベゼルの3時位置に組み込まれています。




JUSTE UN CLOU
「ジュスト アン クル」 ブレスレット

カルティエは、1本の釘という日常的なフォルムを、ジュエリーへと昇華させました。

根源的で、妥協のないすっきりとしたラインを描き、完璧なプロポーションをみせるこのブレスレットは、1970年代にアルド・チプロによってニューヨークでデザインされました。オーバル型のフォルムがしっかりと手首に寄り添います。


TANK
「タンク」 ウォッチ

無駄のないラインが特徴の「タンク」 ウォッチは、新たなフォルムのウォッチをつくり出したいというルイ・カルティエの強い思いによって1917年に生まれました。

平行に伸びる2本の縦枠は、タンク ウォッチのシグネチャーです。戦車を上から見た時のデザインに着想を得てデザインされ、縦枠を無限軌道に、ケースを操縦席に見立てた、明確なグラフィックによって定義されています。
こうしたフォルムの発想から、新たな伝説となるスタイルが生まれました。ブレスレットから続くラインを乱すことなく、その延長線上にケースを一体化させ、ラグのデザインが描かれたのです。



TRINITY
「トリニティ」 リング

「トリニティ」 リングは、カルティエがいかにシンプルな環からフォルムの美しさを引き出すのかを示しています。

ピュアなラインを描き、完璧なプロポーションをつくり出しているのは、互いの可動性を残しながら絡まり合う、3色のゴールドリングです。「トリニティ」のデザインは1924年に、ルイ・カルティエが考案しました。



PANTHÈRE DE CARTIER
「パンテール ドゥ カルティエ」 ウォッチ

1983年に誕生した「パンテール ドゥ カルティエ」 ウォッチの真髄は、何よりもまずデザインにあります。丸みを帯びたスクエアケース、調和の取れた曲線を描くラグ、そして存在感のあるビスモチーフ。
パンテール ウォッチのデザインでカルティエが追求したのは、極上のジュエリーウォッチとしてのシンボルでもある柔らかな曲線美を引き立てる、無駄のないラインです。

この上なくしなやかなブレスレットは、ウォッチの名前にもなっているメゾンを象徴する動物パンテールの優雅な動きを想起させます。2017年に刷新された「パンテール ドゥ カルティエ」 ウォッチは、自由で歓喜に満ちた誇り高い女性像を表します。


LOVE
「ラブ」ブレスレット


「ラブ」 ブレスレットには、カルティエのデザインに対するビジョンが表現されています。

完璧なまでのピュアなラインを描くオーバル型のブレスレットは、1969年に、アルド・チプロによってニューヨークでデザインされました。専用のドライバーでビスを締め合わせることによって、平らで堅い2つの半円がブレスレットを形成するデザインです。



SANTOS DE CARTIER
「サントス ドゥ カルティエ」 ウォッチ

1904年に誕生した「サントス ドゥ カルティエ」 ウォッチのデザインは、フォルムの概念、ミニマリズムの追求、完璧なプロポーション、そしてディテールへのこだわりに基づいています。

ラウンド型の懐中時計が主流であった時代に、カルティエは初めて、スクエア型の腕時計をつくりました。それまで時計製造において見えないように配されてきたビスを、あえて主張したモチーフは、後に「サントス」 コレクションのデザインコードとして確立されました。




カルティエのサービス

1847年の創業以来、カルティエは「エクセレンス(卓越性)」を追求し、具現化してきました。この伝統はメゾンのクリエイションだけでなく、それを実現する技術、そしてサービスの質に至るまで浸透しています。お客様の満足度を常に高め、驚きを届けながら高い価値を提供し、末永くカルティエのクリエイションをお楽しみいただけるよう取り組んでいます。


カルティエのクリエイションをお持ちの方専用のサービス
2017年の「パンテール ドゥ カルティエ」 ウォッチ、2018年の「サントス ドゥ カルティエ」 ウォッチ、2020年の「パシャ ドゥ カルティエ」 ウォッチのように、メゾンを象徴するタイムピースの新作モデル発売を記念して、制作年に関わらずこれら3つのウォッチをお持ちのお客様に無料サービス*を提供しています。

CARTIER CARE
カルティエはメゾンのクリエイションを長くご愛用いただくために、2019年にCartier Careを開設し、まずウォッチに関するサービスを始めました。カルティエ ウォッチ オーナーの皆様に、お持ちのウォッチをCartier Careプラットフォームにご登録いただき、パーソナライズした情報とサービスを提供しています。Cartier Careに登録されたお客様は、カルティエ国際保証の期限を最大8年まで延長することもできます。
革新的なCartier Careを通して、カルティエはお客様にさまざまなサービスを提供し、パーソナライズされた関係を永続的に築くことができます。現在Cartier Careはウォッチ専用ですが、その対象範囲を他のカテゴリーにも広げていきます。
* サービスのご提供は期間限定です

艶出し/洗浄サービス
クリエイションの輝きをいつまでも保つために、クリーニングおよび艶出しサービスをすべてのお客様に無料で提供しています。

パーソナライゼーション
カルティエのクリエイションをよりいっそうユニークなものにする、パーソナライゼーションのさまざまなサービスを、購入年に関わらず無料で提供しています。
標準的な刻印サービスでは、メッセージ、イニシャル、日付を文字フォントのセレクションからお選びいただいてジュエリーの内側やウォッチの裏面に刻印します。
また、レッドボックスのエンボス加工サービスも行っています。これはボックスの正面にゴールドの文字でイニシャルや日付を立体的に刻印するものです。


ウォッチの貸し出し
例えば、「サントス ドゥ カルティエ」 ウォッチと「パンテール ドゥ カルティエ」 ウォッチについては、お客様のウォッチのメンテナンス時や特別なイベント用に無料で貸し出しています。(一部のブティックでご利用可能)




カルティエにとってすべては
デザインから始まります。

妥協のないシルエット、明確で無駄のないピュアなライン。



こうした揺るぎない美学を守り抜くデザイナーの手によって、この世に2つとないジュエリーやウォッチのカルト的なコレクションが生み出され、メゾンのシグネチャーとなります。
「サントス ドゥ カルティエ」、「タンク」、「トリニティ」、「LOVE」、「ジュスト アン クル」、「パンテール ドゥ カルティエ」、「バロン ブルー ドゥ カルティエ」など、それぞれに独自の魅力を宿すコレクション。これらの基盤となっているのは、無駄を削ぎ落したライン、明確なフォルム、完璧なプロポーション、洗練されたディテールという、メゾンにおけるクリエイションの4原則です。


無駄を削ぎ落したライン

そこには、ひとつひとつのオブジェに対して最も純粋な表現、すなわち一目見ただけで分かる明瞭な構造を見出そうとするカルティエの姿勢が示されています。
一切の無駄を排したデザインを追求することで、明確なラインは生まれます。そこに真の熟練技が存在するのです。



明確なフォルム


正方形や円形、楕円形、長方形などのフォルムで、どのようなクリエイションが生み出せるのか。

カルティエのデザインは、フォルムが描き出す平行性や対称性、あるいは非対称性などの効果を見極めながら、遠近法を用いて奥行を生み出し、曲線によって動きを取り入れることで、新たなフォルムを生み出しているのです。



完璧なプロポーション

それはラインとフォルム、ボリュームと全体それぞれのバランスによって生まれます


実際に身に着けた状態でのバランスと共に、身に着ける身体の部位とのバランスを十分に考慮すること。つまり、プロポーションの考え方には、状況に合わせてナチュラルに馴染むかどうかで、ジュエリーやウォッチのエレガンスを決定するという意味合いがあるのです。デザイン初期の完璧なプロポーションがあるからこそ、カルティエは、そのシルエットを崩すことなく、時の流れとともに時代に合ったプロポーションへと再解釈することができます。また、フォルムを考えるには、身に着ける人の動きに伴う快適さが考慮されなければなりません。
そして人間工学についての研究や技術革新をベースに、オブジェの機能性を考慮した快適さが求められます。




洗練されたディテール



そこには、あらゆるものに美を見出し、他が隠すものも大胆に見せるカルティエの、表現の上での姿勢が表れています。ディテールには必ず意味があり、根拠もなく不自然に装飾が加えられることはありません。カルティエは、ひとつひとつのディテールの存在意義を、デザインを通して主張します。


心を揺さぶるオブジェ

こうしたデザインにおける感覚によって、メゾンのオブジェは常にその時代に存在感を残し、未来にも刻み込まれていきます。コンテンポラリーでありながら、伝統的な要素をもつものもあり、時代を超えて愛される永続性と、抗いがたい魅力を持っているのです。
どのオブジェも刷新される可能性を秘め、それぞれのメッセージが失われることはありません。カルティエは、尽きることのない創作への情熱によって、さまざまなオブジェを時代の流れに沿って進化させてきたのです。カルティエが生み出す作品は、文化的な資産であるだけでなく、記憶を繋ぐオブジェとして、エモーションにも訴えかけます。
身に着ける人の愛着心は、時の経過とともにますます高まることでしょう。その強い感情は、オブジェが象徴する永遠性や継承の概念に直接結び付いています。




【お問い合わせ】
カルティエ カスタマー サービスセンター 
0120-301-757



Photographs:
Haw-lin Services © Cartier
© Cartier