IWCが長期的なパートナーシップを結ぶメルセデスAMGと共同し、初のチタン製パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・エディション「AMG」を発表!

 From : IWC (アイダブリューシー)




メルセデスAMGと長期的なパートナーシップを結ぶIWCシャフハウゼンが、高性能エンジニアリングにインスピレーションを得たクロノグラフを発表



このたび、IWCシャフハウゼンとメルセデスAMGは、パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・エディション「AMG」を発表しました。このタイムピースは、スイスの高級時計メーカーとドイツの自動車メーカーが2004年以来結んできたパートナーシップを記念する、最新のコレクションです。この初のチタン製IWCパイロット・ウォッチ・クロノグラフは、IWC自社製ムーブメント、キャリバー69385によって駆動し、カーボン・ファイバーの文字盤を備えています。このIWCの新しいエディションは、IWCのCEOであるクリストフ・グランジェ・ヘア、メルセデスAMGのCEOであるフィリップ・シーマー、そして共通のブランド・アンバサダー兼レーシング・ドライバーのマロ・エンゲルがトークするウェブ放送の中で披露されました。




このスイスの高級時計メーカーと、ハイパフォーマンス、スポーツカーブランドのメルセデスAMGとの長期的なコラボレーションは、技術的な完璧性や妥協なき品質の追求などの、多くの共通する価値観に基づくものです。どちらの会社も、大胆なアイデアと明確なビジョンをもって創業されました。
1868年、フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズは、伝統的なクラフトマンシップと先進の産業テクノロジーとを組み合わせることで、スイスの時計製造を刷新しました。1967年、ドイツのグロースアスパッハにおいて、ハンス・ヴェルナー・アウフレヒトとエアハルト・メルヒャーは、最先端レーシング・テクノロジーを公道仕様の量産車に採用するという先見の明に富んだコンセプトとともにAMGを設立しました。



「IWCシャフハウゼンとメルセデスAMGは、どちらも性能とデザイン、そして非常に小さな細部にいたるまでの優れた設計への情熱を共有しています。過去17年間にわたるパートナーシップの間、IWCとAMGはモータースポーツにとどまらず爽快な瞬間を分かちあい、それぞれの顧客のために長く記憶に残るものをつくってきました。そして今や、メルセデスAMGを当社のパイロット・ウォッチ・コレクションの永続的な特徴に組み込むことができ、うれしく思っております。その手始めとなるのが、このパイロット・ウォッチ・クロノグラフ・エディション『AMG』です。」
と、IWCシャフハウゼンのCEO、クリストフ・グランジェ・ヘアは語ります。

「メルセデスAMGとIWCのパートナーシップには、成功する長期的コラボレーションに必要な要素がすべて備わっています。これほど多くの関心事と価値観が共通する会社や人々にめぐり合えたというのは、とても珍しいことです。2004年以来、私たちは、最高水準のクラフトマンシップへの努力と、エモーショナルな製品体験の追求によって結びついてきました。パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・エディション『AMG』は、改めて私たちの強力なパートナーシップを際立たせてくれます。」と、メルセデスAMGのCEO、フィリップ・シーマーは言います。



自動車工学と同じ材料を用いてつくられたパイロット・ウォッチ・クロノグラフ・エディション「AMG」(Ref. IW377903)は、自社製キャリバー69385を搭載したIWC初の43mmパイロット・ウォッチ・クロノグラフであり、同時に、傷つきにくい超軽量チタン製ケースを備えた初のパイロット・クロノグラフでもあります。グレード5のチタン仕上げとすることで、マット・グレーの外観となっていますが、これはAMGを代表するセレナイト・グレー・マグノ塗装仕上げにヒントを得ています。
文字盤に備わる精密に編み込まれたカーボン・ファイバーは、AMGのエアロコンポーネントから直接採用されたものです。こうした部品は、熱と圧力を加える複雑な工程を経て製造され、驚くべき軽さと剛性によって定評があります。原料となる連続カーボン・ファイバーは、製織機によって織物構造となるように加工され、最終製品は特徴的な織り目のある「カーボン・ルック」となります。ブラックのカーボンの文字盤は、モータースポーツ計器を思わせるシルバーのクロノグラフ・サブダイア
ルと完璧なコントラストを形づくります。



このオールラウンドな性能を発揮するウォッチは、最長12時間のストップウオッチの計測が可能な丈夫で精密なクロノグラフ・ムーブメント、IWC自社製キャリバー69385を搭載しています。クロノグラフ機能を制御するのは、2層で機能する複雑なコラムホイールです。着色サファイアクリスタル製ケースバックには、メルセデスAMGのロゴがあしらわれています。
この時計には、コントラスト・ステッチとフォールディング・バックルがついたブラックのエンボス加工のカーフスキン・ストラップが組み合わされます。

このパイロット・ウォッチ・クロノグラフ・エディション「AMG」は、フィリップ・シーマーとクリストフ・グランジェ・ヘアがホスト役を務めるウェブキャストで披露されました。この2人は、レーシングへの情熱、両ブランドが共有する価値観、時計製造とモビリティの持続可能な未来について詳しく語りました。
さらにマロ・エンゲルが加わり、プロのレーシング・ドライバーの視点から話をしました。このIWCブランド・アンバサダーは、同時にメルセデスAMGのファクトリードライバーでもあり、両社についての深い知識を持っています。





THE STORY
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “AMG” IWCとメルセデスAMGは2004年以来のパートナーです。長きにわたるこのコラボレーションは、完璧な技術を追い求める姿勢、妥協のない品質などをはじめとした、多くの共通の価値観に基づいています。
最初のチタン製「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ」とともに、メルセデス・ベンツというスポーツカーブランドとそのパフォーマンスは、IWCのパイロット・ウォッチ コレクションにおいて不変の位置を占める存在となっています。
レーシングから着想を得た素材を使用して作られた「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ “AMG”」は、身に着ける人に、スタイルとモータースポーツの興奮をもたらします。
ケース、リューズ、プッシュボタンは、高性能の車にも使われる軽量で耐久性に優れた合金、グレード5のチタンで作られています。
文字盤には、レーシングカーのフレームに用いられることの多いブラックカーボンファイバーが採用されています。これは、原料である一続きのカーボンファイバーを、織り機でテキスタイルのような構造に仕上げたもので、文字盤に特徴的な織り物のような“カーボンスタイル”をもたらします。ブラックの文字盤はシルバーメッキのクロノグラフカウンターや6時位置のスモールセコンドとコントラストを成します。
このクロノグラフに鼓動を与えるのは、IWC自社製キャリバー59360。堅牢で正確なクロノグラフムーブメントです。サファイアガラスのケースバックには、メルセデスAMGのロゴが記されています。ステンレススティール製フォールディング・クラスプを備えたブラックのレザーストラップが合わせられた、オールラウンドでスポーティなタイムピースです。




【仕様】
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ エディション「AMG」
REF. IW377903

[特徴]
機械式ムーブメント、時・分・秒のクロノグラフ機能、日付と曜日の表示、秒停止機構、ねじ込み式リューズ、気圧降下による変形に耐えられるガラス、サファイアガラス製シースルー ケースバック

[ムーブメント]
IWC自社製キャリバー :69385
振動数 :28,800回/時(4 Hz)
石数 :33
パワーリザーブ :46時間
巻き上げ :自動巻き
部品数:231個
コート・ド・ジュネーブ装飾、ペルラージュ装飾

[素材]
チタンケース、カーボン夜光性の文字盤、ブラックの針、ブラックのレザー・ストラップ
ガラス :アーチ型エッジの無反射コーティング加工を施したサファイアガラス
防水性 :6気圧
直径 :43 mm
厚さ :14.9 mm

[機能]
ストップウォッチ機能(時・分・秒)
日付・曜日表示
ガラスで急激な気圧変化にも対応
両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラス
秒針停止機能付きスモールセコンド

[ストラップ]
ブラックのカーフスキン・ストラップ
ストラップ幅 21.0 mm

価格:1,281,500円(税込)
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・エディション「AMG」は、5月21日以降、IWC.comのオンラインショップ、IWCブティック、正規代理店にて事前注文いただけます。My IWCサービスプログラムの対象となりますので、標準の2年間の国際限定保証に加え、さらに6年延長サービスがご利用いただけます。



【お問い合わせ】
IWCカスタマーセンター 0120-05-1868




[メルセデスAMG について]
メルセデスAMGは、ドイツのアッファルターバッハに本拠を置くメルセデス・ベンツ・カーズのハイパフォーマンスカーおよびスポーツカーブランドです。1967年、モータースポーツの魅力に取りつかれたハンス・ヴェルナー・アウフレヒトとエアハルト・メルヒャーによって設立されました。2005年以降、ダイムラーAGの完全子会社となったメルセデスAMG GmbHは、ハイパフォーマンスコンパクトカーからAMG GTファミリーなどの真のスポーツカーまでの幅広いモデルにより、同社のスポーティな最先端を形成しています。大量生産とは対照的に、メルセデスAMGのエンジンは、「1人が1つのエンジン」という原則に従って、アッファルターバッハで組み立てられています。サーキット生まれのAMGは、今日にいたるまで、あらゆる細部まで「ドライビング・パフォーマンス」に取り組んでおり、これはすべての車で識別可能な革新的な卓越性によって表現されています。「AMG」という3文字は、究極の自動車性能、エクスクルーシブ性、エモーション、効率、そして高度にダイナミックなドライビングの喜びを表わしており、またエクスクルーシブな出会いにとっての接点や、世界中の顧客の協力をも意味しています。ベンチマークを打ち立て続けているAMGは、メルセデス・ベンツのサブブランドとして、ハイパフォーマンスラグジュアリーブランドの製品ポートフォリオを強化したいと考えています。現在、AMGは会社の変革を後押ししており、電動化パワートレインによって「ドライビング・パフォーマンスの未来」を形づくろうとしています。



[IWC シャフハウゼン]
1868年、米国の時計技師であり、起業家でもあったフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズはボストンからスイスへ渡り、シャフハウゼンに「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー」を設立しました。彼が描いた夢は、先進的なアメリカの製造方法とスイスの時計技師たちが持つ優れた職人技を組み合わせ、その時代の最高の懐中時計を作ることでした。そして彼はIWCの独創的なエンジニアリング手法の基礎を築き上げ、スイスの地で機械式時計の集中生産を確立しました。
IWCシャフハウゼンは150年にわたる歴史の中で、正確かつ頑丈で、顧客にとって使いやすいクロノグラフやカレンダーなどの機能を組み合わせた時計を生み出すことで高い名声を得てきました。またIWCは、チタンやセラミックなどの素材の先駆者であり、チタンアルミやセラタニウム® などの先進的な素材を用いたテクニカルウォッチケースの製造もおこなっています。華美な装飾よりも「形態は機能に従う」という原則を優先するスイス時計メーカーとして、時代を超越した製品への思いは、まさに人生を旅するオーナーたちの夢と志を体現しています。
IWCは、責任を持って素材を調達し、環境への影響を最小限に抑える措置を講じながら、何世代にもわたり受け継がれる持続可能な時計を生み出しています。また、すべての従業員に快適な職場環境を提供し、誇りをもって未来を担う時計職人とエンジニアたちへのトレーニングを実施しています。さらに、IWCは子供たちと青少年への支援に向けて世界的に活動している組織とも提携しています。