オーデマ ピゲ コンテンポラリーが 今年9月からの、ギャラリー ウィークエンド ベルリン「ディスカバリーズ」にあわせ、アレクサンドラ・ドマノヴィッチによる新たなアートワークを展示

 From : AUDEMARS PIGUET (オーデマ ピゲ )


オーデマ ピゲ コンテンポラリー、 ベルリンでアレクサンドラ・ドマノヴィッチによる新たなアートワークを展示



オーデマ ピゲ コンテンポラリーは、アーティスト、アレクサンドラ・ドマノヴィッチによる新たなアートコミッションを発表します。現地に設置されるアートワークは、2021年9月17日から10月10日まで、ギャラリー ウィークエンド ベルリン「ディスカバリーズ」(2021年9月15~18日)に合わせ、ベルリンのポスツダマー通りの旧 Der Tagesspiegel print houseで展示されます。このインスタレーションは、私たちが見るものと感じるものとの間に存在するテンションについて考えるアーティストの新たな取り組みの一つです。

左:アーティストのポートレート、自らのスタジオで右:オーデマ ピゲ コンテンポラリー アートワークの
スタディを行うドマノヴィッチ。画像は全てアーティストとオーデマ ピゲ提供


ベルリン在住のドマノヴィッチは同市でリサーチをベースとしたアート活動を行っています。その作品は歴史と最新のテクノロジーの発展を一体化させた多層構造のアートワークとして表現したもの。スカルプチャーとコンピュータベースの媒体を駆使しながら、ドマノヴィッチはアイデンティの不均衡にたびたび焦点をあてます。
旧ユーゴスラビアに生まれた彼女のプロジェクトの根底に流れるのは、この地の社会・政治的な歴史だけでなく、科学技術の歴史における女性の役割を再評価する試みです。自らの人生と過去の歴史を今日の肥大化したテクノロジー社会にリンクさせ、ドマノヴィッチは私たちが住むこの複雑なデジタル社会のあり方に問いかけを行います。



オーデマ ピゲ コンテンポラリーのためのドマノヴィッチの大規模インスタレーションは、旧印刷所の天井の高い巨大な空間を生かして設置されます。回転するLEDの翼を表現したスカルプチャーを中心としたアートワークは二つのパートで構成:空間を占める各スカルプチャーの物理的な存在と、その回転翼が生み出す視覚的現象です。
このプレゼンテーションはアーティストの最近のエキシビション、Worldometers(2021年4月30日から6月5日、Tanya Leighton ギャラリー)に基づいています。これはベルリンの日々のCOVID-19感染データ統計をリアルタイムで示したもので、私たちが現在どのようにパンデミックから抜け出しつつあるかを示しています。



「私たちは未来を変えられるだけではない。歴史を変えることもできる。それは修正主義と呼ばれることも、歴史解釈と言われることもある。結局、歴史や私たちの物語は、知覚や認識の可能性とリスクに対して開いたものだということ」
アレクサンドラ・ドマノヴィッチ(アーティスト)


「オーデマ ピゲ コンテンポラリーはアレクサンドラの作品を長いことフォローしてきました。そのタイムリーな行動力、多様な視点をとても評価しています。アーティストのこの新たな取り組みをサポートすることは私たちの喜びでもあります。コンテンポラリーアートをより広めることに貢献し、過去に別れを告げ新たな未来へ進もうとする今、なされる問いかけは貴重なものです」 ドニ・ペルネ(アートキュレーター、オーデマ ピゲ コンテンポラリー)



アレクサンドラ・ドマノヴィッチ
アレクサンドラ・ドマノヴィッチ(1981年、ノヴィサド生まれ)、ベルリン在住。

アーティストの主な個展:Galleria d’Arte Moderna(ミラノ、2019年)、MoCA Cleveland(2018年)、Bundeskunsthalle(ボン、2017年)、Henry Moore Institute(リーズ、2017年)、Museum Boijmans Van Beuningen(ロッテルダム、2016年)、Oakville Galleries(カナダ、2016年)、Gallery of Modern Art(グラスゴー、2014年)、Kunsthalle(バーゼル、2012年)その作品は多くの国際ビエンナーレで展示されています:(58回ベネツィアビエンナーのVAC Foundation exhibition(2019年)、ベルグラードビエンナーレ(2018年)、マニフェスタ(チューリッヒ、2016年)、ニューミュージアム トリエンナーレ(2015年)、上海ビエンナーレ(2014年)。
2018年にミラノの第5回Arnaldo Pomodoro Sculpture賞を受賞しました。これからの展示予定としては、第58回ベルグラードビエンナーレ、第14回バルティックトリエンナーレ、第34回ビエンナーレ オブ グラフィックアーツ(Ljubljana)があります。作品はTanya Leighton Galleryが代理。 – https://www.tanyaleighton.com/artists/aleksandra-domanovic

●アレクサンドラ・ドマノヴィッチ、ベルリンのスタジオにて




ギャラリー ウィークエンド ベルリン
2005年、ベルリンの複数のギャラリーが設立したギャラリー ウィークエンド ベルリンは、50のギャラリーがまとまってベルリンで開催する国際アートイベントです。ギャラリー ウィークエンドは、ベルリンの経験とギャラリースペースを駆使してトップクラスのエキシビションを行う、アーティストとギャラリーのためのユニークなイベント。2021年、ギャラリー ウィークエンドは初めて秋に2度目の開催が行われます。「ギャラリー ウィークエンド* ディスカバリー」と銘打って2021年9月15日から18日まで開催され、参加ギャラリーは今回初めて広く一般に紹介されるアーティストを特集します。
https://www.gallery-weekend-berlin.de/about




“Born in Le Brassus, raised around the world.”
「ル・ブラッシュの自然が生み出し、人とともに生きていく」



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【お問い合わせ】
オーデマ ピゲ ジャパン
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[オーデマ ピゲ コンテンポラリー]
オーデマ ピゲ コンテンポラリーは、国際的なアーティストたちにコンテンポラリーアート作品の制作を依頼し、クリエイターたちの国際的なコミュニティを支援します。オーデマ ピゲはコンテンポラリーアートに人々同士のつながりを促すパワーがあることを信じています。このメセナ活動は、オーデマ ピゲが創業以来そのルーツを保つジュウ渓谷において、マニュファクチュールが支援し発展を支えてきた才能ある工芸職人たちとの取組みとも共通するものです。オーデマ ピゲは、それぞれのコミッションにおいて企画の立ち上げから制作、展示会の実行までアーティストを支援し、世界各地の展示会において見学者に作品をを見出す貴重な体験を提供します。制作された作品はアーティストが所有し、自らのキャリアの一部となります。オーデマ ピゲ コンテンポラリーは、二つの方法でこの作品制作のコミッションを運営しています。スタジオ オーデマ ピゲでは、アーティストは最も自信のある作品を当社のキュレーターチームと共に、様々なスケールやメディアを通して制作することにより、新たなテリトリーで活動することが可能になります。オーデマ ピゲ アートコミッションは、ブランドのビエンナーレコンペティションです。国際的にまだ知名度の低いアーティストが選抜され、招聘キュレーターと共に大きなスケールの作品を制作します。機械式ウォッチと同様、コミッション制作された作品は単にその作品を見ることができるというだけではありません。これらの作品は日々変わりつつある世界に対峙しています。新しいクリエーションとして、その前に立つ見学者たちに第一印象を超えてさらに深い対話をうながす機会を提供します。
2012年以来、オーデマ ピゲ コンテンポラリーは世界各地のアーティストたちと豊かな対話の機会を生み出してきました。その中には、クルト・ヘントシュラーガー、ダン・ホールズワース、池田亮司、ラーズ・ジャン、テオ・ヤンセン、アレクサンドル・ジョリー、KOLKOZ、ロバン・マイヤー、ケオラ、チェン・ラン、アリン・ルンジャン、トマス・サラセーノ、セミコンダクター、ヤナ・ウィンデレン、スン・シュンがいます。コミッション作品は世界各地のエキシビションで展示されます。その中には香港/バーゼル/マイアミビーチのアートバーゼル(オーデマ ピゲは2013年以来アソシエイトパートナー)、ヴェネツィアビエンナーレ、ニューヨークのタイムズスクエア、パリのパレ・ド・トーキョー、バーゼルのHeK (House of Electronic Arts)、ウォルフスブルグ美術館、リンツのアーズ・エレクトロニカなどがあります。 – https://www.audemarspiguet.com/com/en/about/audemars-piguet-contemporary.html



[オーデマ ピゲ]
オーデマ ピゲは、今なお創業者一族(オーデマ家、ピゲ家)によって経営される最も歴史ある高級時計ブランドです。1875年以来ル・ブラッシュを拠点に、型破りなトレンドを生み出そうと新たなスキルや技術の開発、そして職人技の向上を続ける才能ある職人たちを、何世代にもわたり育んできました。スイス・ジュラ山脈に抱かれたジュウ渓谷で、マニュファクチュールが受け継いできた職人技と先進的なスピリットが込められた、デザインや技術の粋を極めた数々の厳選されたマスターピースが制作されています。感性という言語を通して、世界中の時計愛好家と情熱や職人技を共有するオーデマ ピゲは、創造的な実践を行うさまざまな異分野と豊かな交流を楽しみ、素晴らしいコミュニティを築いてきました。ル・ブラッシュの自然が生み出し、人とともに生きていく。Born in Le Brassus, raised around the world. – www.audemarspiguet.com