Baselworld 2017：CZAPEK Place Vendôme

2017年3月24日　From : Czapek (チャペック)

The dream of François Czapek

CZAPEK & Cie 新たなるマイルストーン

2017年3月23日ジュネーブ発
チャペック(Czapek & Cie)は最新作を公開しました。若く、クラウドファンディングによって支えられたそのブランドはバーゼルワールドにて、とても希少な超複雑機構の世界への新たなる挑戦をはじめました。

新しいコレクションの名はプラス・ヴァンドーム(Place Vendôme)、フランソワ・チャペック(François Czapek）が、19世紀半ばにブティックをオープンした世界的に有名な広場です。これはこの広場に初めて作られた時計のブティックでもあります。
このコレクションの特徴は、1分で一回転するサスペンデッド・トゥールビヨンです。また、現代的な旅人のためのセカンドタイムゾーン、ディ&ナイトインジケーター、クラシカルなパワーリザーブインジケータを備えます。

新しい機能が加えられたとしても、特徴的な7:30と4:30の2つのサブダイヤルによって愛好家はすぐにCZAPEKの時計であると認識することができるでしょう。プラス・ヴァンドームには、12時にもサブダイヤルが追加され、時間はそこで表示されます。プラチナ10本とローズゴールド15本の限定版で登場する最初のシリーズは"リュミエール(Lumières)"と名付けられました。ダイヤル側から見える斜めに面取りされたブリッジの光の反射はチャペックが活躍した啓蒙の時代を思い起こさせます、科学と機械的な詩の究極のバランス、トゥールビヨンを作り出しました。

"技術的に高度な時計を作ることは大きな課題と冒険でした。"
Czapek＆CieのCEO、Xavier de Roquemaurelは次のように述べています。
"優れた業界の職人のチームを結集した時計製作への水平的なアプローチだけでなく、このプロジェクトを愛し、共有しているすべての人々が共有する高級時計の情熱にも助けられています。"

GPHG2016のPublic Prize受賞に次ぎ、プラス・ヴァンドームはフランソワ・チャペックの精神にチャレンジします。ケ・ド・ベルク(Quai des Bergues)と同様に特徴的な"フルール・ド・リス"針と洗練されたローマ数字を持つグラン・フー・エナメルのダイヤルが、アンスラサイトのビードブラストされたメインプレートと磨かれたスチールのブリッジの上に整然と並べられます。

技術的な見地と審美的な見地から、初作ケ・ド・ベルクからいくつかの変更が加えられました。反時計回りのディ&ナイトインジケータのディスクが2つのサブダイヤルの間に追加され、トゥールビヨンを左側のサブダイヤルに、セカンドタイムゾーンを右側のサブダイヤルに配置しました。パワーリザーブインジケータは、12時の時分針のダイヤルへ移動しました。
"フランソワ・チャペックは、伝統的な時計作りに深い造詣を持った現代の思想家でした"とde Roquemaurelは言います。"この時計は、彼が夢見たでものであろうことは間違いありません、時計製造についての彼の考を引き継ぎ、技術と審美性を兼ね備えた作品です。"

プラス・ヴァンドーム "リュミエール"は、振動数21,600 vph(3 Hz)の専用手巻きムーブメントSXH2を備えています。シングルバレルで60時間のパワーリザーブを持ちます。ムーブメント直径は34.8ミリメートルと比較的大きいですが、高さは9.8ミリメートルであるため、多くの機能にもかかわらず、時計を控えめでエレガントにすることを可能としました。伝統的なサテンブラシを施したブリッジとブランドの特徴であるオープンワークのラチェットも備えています。時計の裏には一文が刻まれています：Tourbillon suspendu - Ici et Ailleurs(サスペンデッド・トゥールビヨン ‐ 此処ではない何処かへ)、セカンドタイムゾーンはまだ見ぬ世界旅行者へのチャペックからの贈り物です。

プラス・ヴァンドームコレクションはバーゼルワールドにて2017年3月22日、ホール1.2 “Les Ateliers,” のブースL58で発表されます。

Czapek＆Cieについて
2015年11月、3人の芸術、工芸、時計愛好家が3年間の徹底的な研究開発の後に伝説的なブランドCzapek＆Cieを復活させました。
彼らは、世界初の3つの地域にあるクラウドファンディング・サイトを利用してプロジェクトに資金を提供する革新的な資金調達システムを設計しました。 "このようにして、私たちは情熱と冒険を投資者(＝愛好家)と共有します"とXavier de Roquemaurelは言います。 "あなたは実際にブランドの所有者であり、モデルの作成に参加できると思うのは信じられないほどです。時計業界では極めてユニークです。" 同社はスイスのジュネーブに本社を置いています。
ケ・ド・ベルク No.33BISは、GPHGのPubic Prizeを受賞しました。これは、同社が活動を開始して1年で成し遂げられました。