COLOSSAL : THE SUPERATIVE GRANDE COMPLICATION FROM HYSEK
From : HYSEK (ハイゼック )COLOSSAL
THE SUPERATIVE GRANDE COMPLICATION FROM HYSEK
Hysek は大胆な手法でウォッチメイキングの世界に新しい足跡を印します。「Colossal(コロッサル)」は、100%自社工房で製作されたグランド・コンプリケーションです。すべての表示にローラーが使用されたパーペチュアル・カレンダー機構が搭載されたこのモデルは、わずか8 本しか製作されません。前例のないこの作品では、1,000 以上のパーツが使用され、開発には3 年を要しました。そしていくつかのパテントを獲得しています。
Colossal は、前例のない技術を誇るグランド・コンプリケーションで、過去10 年のうちで、当社工房で製作されたモデルの中で最も野心的な取り組みです。Colossal はウォッチメイキングのエベレストというべきもの。ブランドの誕生20 周年を祝福し、自社工房設立後初の自社開発モデルColosso(コロッソ)誕生10 周年を記念したものです。」とHysek 社CEO Akram Aljord(アクラム・アルジョード)は述べています。
Baselworld で発表されたColossal は、ウォッチメイキングにおける革新的なビジョンを備えています。つまり、Hysek ブランドの3 つのコンセプト – ジャンピングアワー、ジャンピング・パーペチュアル・カレンダー、そして3D のムーンフェイズです。これらとともにもっとも複雑な機構のひとつでありこれまで製作されたことがない垂直リニア・ディスプレイを備えています。これは言うまでもなく、もっとも読み取りやすいパーペチュアル・カレンダー表示ということができます。
The 23:59 challenge – 23 時59 分へのチャレンジ
リニア・ディスプレイ – 特にジャンピング機構を使用する表示は技術的に不可能というわけではありませんが、もっとも困難な点は時・分をフラットな表示方法からローラーをベースとした表示方法のシステムに変換するということでした。簡単に言えば、フラットなギアを使用した円形の表示から垂直なギアによるリニア表示に移行することです。克服された障壁のひとつが、ローラー・ディスプレイでした。ウォッチメーカーたちは、もっとも困難な課題のひとつの解決にとりかかりました。それは23:59 から00:00 へのシフトです。理論的に言えば、ローラーの「時」を表示するローラー(23:59 の3 を表示するローラー)は、そのまま動き続けると4 を表示しますが、そうすると24:00 という存在しない時間を表示することになります。もちろんその後は必然的に25:00 など・・・。
それを克服するためHysek は世界初の独占的なシステムを開発しました。真夜中の数分前に「時」表示の1 の単位のローラーの3 から9 に後退し0 にジャンプすることで、真夜中00:00 が正しく表示されます。それはオートマトンがステージに立つかのような機械的なバレエのようです。アーム、レバー、ギアは2 つの「時」表示ディスクが完全に深夜0 時に同時に回転するよう定位置に移動します。この壮観なジャンプは、真夜中のショーが完璧に調整されていることを確実にするために、それよりもずっと早くから始まるメカニカルなプロセスの最終結果です。この機構であるリバース・アンド・フォワードのローラー・システムの特許が出願されました。
A Moonphase unlike any other in watchmaking – どことも似ていないムーンフェイズ
Colossal のキャリバーHW80 のセンターを占めるムーンフェイズは、それを取り巻くコンプリケーション機構すべてが革新的なので、それ自体が伝統的なものになるわけがなく、それゆえ、このモデルのための特別な機構が開発されました。その表示方法とは、月自体は固定され、コンスタントに回転するキュポラに覆われています。つまりセンターの月とその上にセットしたドーム、2 つのパーツから成り立つ表示機構です。ドームが回転するにつれて、徐々にさまざまな月相が明らかになります。ドームは実際の月周期と同様29.5 日で完全に360 度回転します。
このデザインは2 つの問題点を引き起こしました。ひとつめは実際にこのようなムーンフェイズ表示機構を最初に発明するということです、このような複雑な機構はこれまで考案されていませんでした。もうひとつは、回転ディスクではなくドーム全体を回転させるというコンプリケーションであり、その結果、適切なセラミック製のボール・ベアリングを開発しなければなりませんでした。
Beyond the Perpetual Calendar : still more complications – コンプリケーションを超えたコンプリケーション
Colossal には、さらに3 つのコンプリケーションが搭載されています。デュアルタイムゾーン、パワーリザーブ表示、そしてシーズナル・ナイトアンドデイ・インディケーターです。Hysek は時・分とカレンダー表示のコンプリケーションはブラックですが、他のコンプリケーションはロジウム・プレイトでまとめています。GMT ディスプレイは、ローラーが回転する垂直シャフトによって駆動するシーズナル・ローラーの上に置かれています。このソリューションはかなりのスペースを節約し、特別な機械的複雑性を加えることなく、Colossal のデザインコードと適合しています。GMT のコンプリケーションはローラーとまったく同じ直径で、実際には技術的に分かれているのに対し、両者は連動しています。
パワーリザーブとシーズナル・ナイトアンドデイ・インディケーターはケースサイドのサファイア・クリスタルを介して表示されます。この表示方法は、Hysek が再び使用したColosso のレガシーであり、新しく創造的でより技術的な面を提供します。この表示方法はColossal の3D 側面を強調しています。
Tourbillon, automatic winding mechanism, and twin barrels
- トゥールビヨン、自動巻き、ツインバレル
Colossal にはフライング・トゥールビヨンが搭載されていますが、それは美的な特徴だけではありません。トゥールビヨン・ケージにはセラミック製のボール・ベアリングが使用されています。最適な快適性のために、Hysek はプラチナ製マイクロローターがセットされた自動巻きムーブメントを採用しました。このマテリアルは、希少で貴重なものであり、大きさに合わせて優れた慣性モーメントを提供します。さらに、並列配置されたツインバレルが42 時間のパワーリザーブを提供します。巻き上げ残量に関わらず、すべての機能を動作させるために十分なパワーを発揮します。これはさまざまなローラーが同時に動作する必要がある場合には特に重要です。
TECHNICAL SPECIFICATIONS
ムーブメント MOVEMENT
- Hysek 製キャリバーHW80
- パテント : CH00375/16
- 自動巻き
- ローラーによるレトログラード・ジャンピングアワー
- スゥィープ・ミニット
- 4 つのローラーによるパーペチュアル・カレンダー(月・日・曜日表示)
- うるう年表示(3 時位置)
- 天球型ムーンフェイズ表示
- ハンドペイントによる天球と月
- デュアルタイムゾーン(9 時位置)
- パワーリザーブ表示(3 時位置)
- シーズナル・ナイトアンドデイ表示(9 時位置)
- ローラー上の数字はハンドペイント
- リアマウントのフライング・トゥールビヨン(ムーブメントの裏側にセット)
- 振動数 : 28,800 vph
- チタニウム製の天輪
- PE4000 合金製のヒゲゼンマイ(PE4000 ヘアスプリングとはPrecision Engineering AG により2014 年開発された、調整が容易で、クロノメーター認証、ダブル・ヘアスプリングに特に適したヒゲゼンマイ)
- プラチナ製のマイクロローター、ホットワイヤー・カッティングによる装飾
- ダブルバレル
- パワーリザーブ : 約45 /- 3 時間
- 1,080 の構成パーツ
- 186 石
- 61 のブリッジ
- 7 つのセラミック製ボール・ベアリング
ケースCASE
- サイズ : 57(縦)x 44(横)x 18(厚)mm
- 18K ローズゴールド
- アーチ型のサファイア・クリスタル、無反射加工
- サイド、バックのサファイア・クリスタルにも無反射加工
- 可動式のラグ
- シングル・プッシャー・クラウン
- 3 気圧日常生活防水
- 8 本の限定生産
関連 Web Site
Hysek
http://hysek.com/
Noble Styling
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