ユリス・ナルダンが伝説のオーシャンレースとその環境への取り組みを讃える限定新作「オーシャンレース ダイバー クロノグラフ」を発表

 From : ULYSSE NARDIN (ユリス・ナルダン )



オーシャンレース ダイバー クロノグラフ~ユリス・ナルダンが伝説のオーシャンレースとその環境への取り組みを讃えて、新しい限定クロノグラフを発表

1月にアリカンテ(スペイン)を出港してから、カーボベルデ(カーボベルデ)、ケープタウン(南アフリカ)、イタジャイ(ブラジル)と4ヶ月におよぶ海上レースを経て、オーシャンレースのクルーはニューポート(アメリカ・ロードアイランド州)に停泊しました。ユリス・ナルダンは、セーリング競技の中心地であるこの地を選び、歴史的なレースの記念すべき年を祝福するために製作された最新作「オーシャンレース ダイバー クロノグラフ」を発表します。


当初は「ウィットブレッド世界一周ヨットレース」としてスタートし、その後「ボルボ・オーシャンレース」、そして2022-2023年大会から「オーシャンレース」(The Ocean Race)と名称を変えたこの伝説のレースは、人類独自の冒険であり、外洋を航海するクルーにとって最も手ごわい試練です。

オーシャンレースとのコラボレーションで実現したこの限定タイムピースは、オーシャンレースとユリス・ナルダンに共通する海への情熱、冒険スピリット、そして海洋保護への取り組みに敬意を表しています。


ユリス・ナルダンは、オーシャンレースのオフィシャルタイムキーパーとして、各レグの公式計時とスタートカウントダウンを担当するとともに、クルーが24時間で最も長い航行距離を競い合う24時間スピードチャレンジのパートナーでもあります。
これらの役割に加え、ユリス・ナルダンは汚染や気候変動、産業的乱獲が海洋に与える破壊的な影響の軽減を目指すプログラム「Time to Act (いまが行動の時)」のパートナーでもあります。「時間」は競技や記録のためだけでなく、環境に対して行動を起こす緊急性を伝える点においても、このオーシャンレースの中心にあります。

このプログラムの一環として、オーシャンレースのメインパートナーであり、オーシャンレースのサステナビリティプログラムの創設パートナーである11th Hourレーシングとともに立ち上げた「Racing with Purpose(目的を持ったレース)」という初めての試みは、水質の状態に関する重要なデータの収集と分析を目的とした科学的計画を含む、目標を達成するための3つの主要プログラムから成ります。クルーは調査船もめったに訪れないような地球上の隔絶した海域を横断する60,000kmのコースを進むので、チームはこの貴重な機会を用い、重要なデータを集め、海の健康にとって最大の脅威となる気候変動の影響とプラスチック汚染の2つに関する情報不足を補います。スポーツイベントの一環としては最も多くのデータが収集されると考えられ、オーシャンレースは海の世界への理解を深める上で重要な役割を担っていることを誇りに思います。

このようなスポーツと環境への取り組みを背景に、マニュファクチュールは、1973年にイギリスの港町ポーツマスを出港して始まったオーシャンレースの50周年を記念した新しいタイムピース「オーシャンレース ダイバー クロノグラフ」を発表します。
300メートル防水、44mmのサンドブラスト仕上げブラックDLCチタン製ケースには、ユリス・ナルダンの自社製クロノグラフキャリバーUN-150と318個の部品が収められています。このムーブメントはサファイアクリスタル製ケースバックから見ることができ、この記念すべき年にちなんで「50」という数字が記されています。



ラバーストラップとピンバックルを飾るセラミックパーツに、オーシャンレースのロゴがあしらわれています。逆回転防止ベゼルには、飛行機の胴体の端材をアップサイクルした繊維を含むカーボニウム®︎を使用し、他のカーボン合成物よりも環境負荷が40%抑えられています。ユリス・ナルダンは2019年に、この革新的な素材を時計に使用した初のウォッチメーカーとなりました。軽量でありながら比類なき耐性を誇り、見事なマーブル模様の効果で、この時計は実にユニークな作品に仕上がっています。



オーシャンレース ダイバー クロノグラフは100本のリミテッドエディションです。
「この新しいダイバーは、伝説的なヨットレースと、その海洋環境保護への取り組み、そしてユリス・ナルダンが誇りをもって支援する研究および海洋保護プロジェクトを讃えるものです」と、ユリス・ナルダンCEOのパトリック・プルニエは述べています。
オーシャンレースのクルーは、5月21日(日)に再びニューポートを出港し、ヨーロッパを目指します。オーフス(デンマーク)、キール・フライバイ(ドイツ)、ハーグ(オランダ)などの寄港地を経て、6月末にジェノバ(イタリア)で行われるグランドフィナーレに向けて競技を続けます。


[オーシャンレース]
1973年以来、オーシャンレースは、チームと人類の比類なき冒険という究極の試練を提供してきました。50年近くにわたり、偉大な船乗りたちを神話的なまでに魅了し、このスポーツの伝説的な人々にとって挑戦の場となってきました。
第14回目となるオーシャンレースは2023年1月15日にスペイン・アリカンテを出発し、2023年初夏にイタリア・ジェノバにゴールする予定です。レースは半年間にわたって世界各地の象徴的な9都市に寄港し、中には南アフリカのケープタウンからブラジルのイタジャイまでの12,750海里、実に1ヶ月間の走行となる、イベントの50年の歴史の中で最も長距離のレグも含まれます。フォイル艇IMOCA60とワンデザインのVO65という2クラス編成の混合クルーによる船艇は、希望峰、ルーウィン岬、ホーン岬の南の3大岬を、初めてノンストップで通過することになります。

[オーシャンレースにおけるサステナビリティ]

私たちは着実にサステナビリティに取り組み、オーシャンレースのプレミアパートナーおよびサステナビリティプログラムの創設パートナーである11th Hourレーシングの支援と協力関係により、行動を促し、具体的な成果を出すことに努めています。
サステナビリティにおいて受賞歴のある実績を基に、私たちの革新的なプログラム「RacingWith Purpose(目的を持ったレース)」は、前向きな変化のための契機となり、海の健康を回復するための革新的なソリューションの実践を推進しています。





【技術仕様】
オーシャンレース ダイバー クロノグラフ

品番:1503-170LE-2A-TOR/3A
ムーブメント : キャリバーUN-150 自動巻き自社製ムーブメント(クロノグラフ)
・シリシウム製ガンギ車、アンクル
・ヒゲゼンマイ
・部品数318 / 石数25
・振動数4 Hz / 28,800 V/H
ダイアル:サンドブラスト加工ブラックの文字盤
・3時位置に30分計
・6時位置に12時間計
・9時位置にスモールセコンド
・ロジウムコーティングインデックスと針にスーパールミノバを塗布
ケース:サンドブラスト加工とサテン仕上げを施したブラックDLCチタンケース
直径:44 m
防水性能:300 mm
ベゼル:ドーム型サファイアクリスタルの風防と、カーボニウム®︎製コンケーブ型逆回転防止ベゼル
ケースバック:ブラックDLCチタンとサファイアクリスタルオープンケースバック
・オーシャンレース50周年を記念して「50」のロゴ入り
ストラップ:ブラックラバーストラップ
・6時位置に「The Ocean Race」ロゴの刻印入りブラックセラミック製エレメント
・ブラックセラミック製ピンバックル
価格:2’123’000円(税込)



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