オリスの1世紀を超える歴史を振り返る 特別な「アクイス ヘルシュタイン エディション 2023」を発表

 From : ORIS (オリス)




一世紀を超えるオリスの歴史を振り返り、特別なヘルシュタインエディション 2023を発表~時計への愛情


オリスの119回目の誕生日を祝って、オリスコミュニティに触発されたパープルダイアルのアクイスをヘルシュタイン エディション 2023として発表。このヘルシュタイン エディション 2023は、オリスファンの声に答えた、初めてのデイト表示なしのアクイスです。


オリスについて詳しい方なら、オリスが会社として登記したのが1904年6月1日であったこと、それを記念して毎年6月1日に250本限定の、スイスのジュラ山脈にある美しい村の名前を冠するヘルシュタインエディションを発表していることをご存知でしょう。
今年はオリスのベストセラーであるアクイスがそのヘルシュタイン エディションとして登場します。これまで通り250本限定で、早い者勝ちです。

この度は色も特別ですが、デイトウインドウなしのダイアルを採用しました。
1904年の創立以来、オリスの事業方針は一貫しており、広く一般の人々のための高品質な時計をつくるということです。言い換えれば、高機能の美しい時計を、特別に裕福な人でなくても手に入れることが出来る適切な価格で提供するということです。



今は「現代社会に生きる人々の為の時計」と言う言葉を使っていますが、その背景に119年前の創業者の想いが生きています。勿論、全てのことが当時のままというわけではありません。現代では機械式時計は少なくとも時刻を
知るための必需品ではありません。でも所有する喜びがあります。喜びを感じてそれを表現することは人として自然なことであり、高品質のスイス時計はその楽しみを実現するものでもあります。私たちを笑顔にします。それがオリスの時計の背景にあるのです。

新作ヘルシュタイン エディション 2023にも同じ思いが込められています。現代社会に生きる人々の為にデザインされた、美しい高性能の時計で、機械の楽しみを伝え、人々に笑顔をもたらします。ケースバックも特別です。

オリスは独立企業として創業し、今も独立しています。だからこそ、お客様に喜ばれる時計をつくるために独自の道を歩むことが出来ているのです。
ヘルシュタイン エディション シリーズはその独立精神を最もよく表すものでもあります。これまでの3モデルは、それぞれ個性的で遊び心に満ちた、少し型破りなものでした。オリスを愛するファンのためにつくられました。



今年、ヘルシュタイン エディションの第4段目は不動の人気を誇るアクイスに、ちょっとした変化を加えたものです。先ずはダイアルの色が深いパープルです。 オリスファンの皆さんからパープルのダイアルをリクエストする声が多かったので、この度実現しました。
次はムーブメントです。画期的な5日間パワーリザーブの自動巻、キャリバー400を搭載しました。高度な耐磁性とクロノメーターを凌ぐ精度(日差 -3/ 5秒)を備え、10年間オーバーホール不要、10年保証のムーブメントです。ひとつだけこれまでのモデルと違うところは、デイト表示がないことです。アクイスとしては初めてで、これも多くのオリスファンのリクエストにお答えしたものです。



そして裏蓋に特別な趣向があります。限定番号の刻印と共にスキューバダイビングのギアを装着したオリスベアをプリントしています。
楽しく、見る人を笑顔にする仕掛けです。30気圧(300メートル)防水の本格ダイバーズウォッチであることを示すものでもあります。250本限定で一回限りのご提供です。独立精神を持つオリスファンのための時計です。



パープルのダイアルにダイバー姿のオリスベア。この時計は楽しむためのもの、とオリスの共同経営責任者ロルフ・スチューダーは言います。



――ロルフ、この4つ目のヘルシュタイン エディションのデザインプロセスを教えてください。
『数年前にオリスブティックのお客様のための特別な時計をつくろうと考えたことが始まりです。「ブティック限定」と言うとちょっと排他的な感じがするのが嫌だったので、数を限って一度だけの発売にしようということになりました。オリスの創立記念日である6月1日に発表する特別企画にしたのです。』

――そのアイデアは成功しましたか?
『大成功です。ヘルシュタイン エディションでは大きな売り上げを作ることはできませんが、オリスファンやコレクターたちに喜ばれる特別なコンセプトの時計です。あらゆる人の為の時計ではありますが、特にオリスファンに歓迎されてきました。オリスのストーリーを理解して、価値観に共感する人々に愛されます。250本しか作らない、ある意味ファンへのプレゼントでもあります。これらのモデルは1度きりしか作られません。』



――「特別なコンセプト」と言うことですが、今年のヘルシュタイン エディションはスチールのアクイスです。よく知られる、シンプルなデザインで、特に変わったコンセプトも無いようですが?
『これまでの3モデルはすべてユニークで、特に昨年のものは1990年代後半のフルスチールを基にしたものでした。オリスにとって、最近の歴史で特別な存在だったものです。「コネクト」時代の前のものを再びファッショナブルによみがえらせる情熱的なプロジェクトでした。それと比べると2023年版はシンプルなものと言えますが、オリスファンの皆さんの期待にお答えするものです。』



――オリスファンの期待とは?
『嬉しいことに、世界中に活発なオリスファンのコミュニティがあります。SNSで活発なやり取りが繰り広げられているし、世界に30以上あるオリスソーシャルクラブのネットワークで、それぞれの地域のファンたちが情報交換しています。それらのメンバーの皆さんがオリスにいろいろなご意見をくださいます。「なぜアクイスにデイト表示なしのモデルが無いの?」というような質問もいただきます。そういうことを基にして作ったのがヘルシュタイン エディション 2023です。だからオリスコミュニティのための時計と言うわけです。』

――特別限定のモデルが定番に加わることはよくあります。デイト表示なしや、パープルダイアルのアクイスもそうなりますか?
『2021エディションはキャリバー403のデビューを飾ったとはいえ、ヘルシュタイン エディションは将来の方向性を暗示するものではありません。創立記念を祝うため、喜びを共有するため、人々を笑顔にするためのものであり、オリスコミュニティに恩返しするためのものでもあります。デイト表示なしのアクイスもいいですよね。でもこのモデルがその先駆けとなるものではありません。例えばフルスチールは定番にはなっていませんよね。』



――では、どういうことを示すのですか?
『そんなことを深く掘り下げることにあまり意味はないと思います。今の私たちは深刻な問題に囲まれていますから、もっと気楽に、スイスの機械時計を楽しんでもらいたいのです。敢えて言うならヘルシュタイン エディション2023は 「インクルーシブ(開放的な)ラグジュアリー」のシンボルでしょう。 つまり羨望の対象になるのではなく、楽しみを共有するラグジュアリーです。我々は真剣に時計づくりに取り組んでいますが、それを楽しんでいます。それがヘルシュタイン エディション2023が示すものです。』


【仕様】
アクイス ヘルシュタイン エディション 2023

ケース :マルチピースステンレススチールケース
・逆回転防止ベゼル
・グレーセラミックベゼル インサート
サイズ :41.50㎜
ダイアル :パープル
・ルミナスマテリアル センター針とインデックスにスーパールミノバ
風防 :サファイアクリスタル、両面ドーム仕上げ、内面無反射コーティング
ケースバック :ステンレススチール、ねじ込み式、限定番号刻印、オリスベアモチーフ
オペレーティングディバイス :ねじ込み式ステンレススチールリュウズ
ブレスレット :マルチピースステンレススチール、セキュリティフォールディング・エクステンション機能付クラスプ
防水 :30気圧(300メートル)

ムーブメント:オリスキャリバー400
機能 :時分秒針、ファインタイミングデバイス、ストップセコンド
精度 :日差 -3 / 5 秒(COSC基準内)
追加機能 :高耐磁性
ワインディング :自動巻
パワーリザーブ :120時間
保証 :マイオリス登録により、10年間に延長
リミテッドエディション :250本限定
税込価格 :550,000円
発売日 :2023年6月




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