IWCシャフハウゼンが 新しい文字盤のマーク XXを発表~ 伝説のマークシリーズの75周年

 From : IWC (アイダブリューシー)



伝説のマークシリーズの75周年:IWCシャフハウゼンが新しい文字盤のマーク XXを発表


IWCシャフハウゼンは、マークシリーズ75周年を記念し、パイロット・ウォッチ・マーク XXの新しい2つのバージョンを発表します。英国空軍のために開発された伝説のマーク 11を想起させるマーク XXは、このシリーズの最新のモデルです。この新しい2つのステンレススティール製バージョンは、文字盤がシルバーメッキで、既存のブルー、グリーン、ブラックなどのカラーラインナップの文字盤を補完するものとなります。


70年以上前、英国空軍のためにマーク 11を設計したとき、IWCシャフハウゼンは前例のないサクセスストーリーのスタート地点に立ちました。このパイロットとナビゲーターのための計器時計は、伝説のマークシリーズの出発点となっただけでなく、同時に現代の多くのパイロット・ウォッチの機能的な計器デザインと技術的特徴のベンチマークを確立しました。2022年、このシリーズの最新作として、IWCはパイロット・ウォッチ・マーク XXを導入しました。
ブルー、グリーン、ブラックの文字盤のモデルを発表してきたIWCは、このたび2つのシルバーメッキバージョンの文字盤によってラインナップを補完することになりました。



片方はブラックのカーフスキン・ストラップ(Ref. IW328207)が組み合わされ、もう片方はハイグレードの5リンク・ステンレススティール製ブレスレット(Ref. IW328208)が組み合わされます。



パイロット・ウォッチ・マーク XXの40 mmステンレススティールケースは徹底的に設計し直され、サイドのシルエットに見直しが加えられると同時に、ラグの形も改善されました。ラグをいっそうスリムにしてカーブを強めたことで、手首へのフィット感が向上しています。コントラストの効いた文字盤の数字とインデックスの形も、わずかな細部にいたるまで洗練の度を高めました。文字盤の夜光塗料とブラックの針により、あらゆる照明条件下で完璧な視認性が得られます。パイロット・ウォッチ・マーク XXにはIWC自社製ムーブメント、キャリバー32111が搭載されます。


この自動巻きムーブメントは、シリコン製の脱進機と双方向爪巻き上げ機構を採用しており、5日間のパワーリザーブを蓄えます。風防は、コックピット内の気圧が急激に低下してもずれないよう、特別な方法で固定されています。
もうひとつの実用的な特徴は、一体型のEasX-CHANGE®システムで、これにより工具を使わずにすばやく簡単にストラップやブレスレットを交換することができます。アクセサリーとして、多様なストラップとブレスレットが用意されており、好みに応じて時計をカスタマイズすることができます。カーフスキン・ストラップやステンレススティール製ブレスレットに加え、耐久性に優れた斬新で鮮やかなカラーの柔らかい防水性ラバーストラップも選べます。こうした多様性と10気圧防水ケースの組み合わせにより、パイロット・ウォッチ・マーク XXは典型的なスポーツウォッチとなっています。




75年前に始まったサクセスストーリー
初期の頃の航空機では、パイロットは天文航法を用いて空中での位置を特定していました。太陽や月などの天体の位置を用いて緯度と経度を特定するこの手順では、六分儀とクロノメーター(経過時間を計測する非常に精密な時計)が必要となります。しかし、当時の既存のナビゲーション・ウォッチは多くの問題を抱えていました。とくに障害となったのは、進入時に使用されるレーダースクリーンでした。これは強力な磁場を生成し、時計の精度に悪影響を及ぼす可能性があったからです。こうした問題に対処するため、英国空軍はまったく新しいナビゲーション・ウォッチの開発を要請しました。



現代のパイロット・ウォッチのベンチマークを確立
英国空軍の要請を受け、IWCシャフハウゼンはマーク 11を開発しました。正式な呼称は「ナビゲーター・ウォッチMk. 11 – Stores Ref. 6B/346」で、1948年に納入されました。
このムーブメント、キャリバー89は、磁場から保護するために軟鉄製インナーケースに収められていました。もうひとつの重要な要件は、完璧な視認性でした。そこで、マーク 11では夜光塗料を塗布したコントラストの効いた文字盤を採用し、視認性が低下する時間帯でも時刻を読み取りやすいようにしました。
この視認性に優れたコックピット計器スタイルの機能的なデザインは、IWCのパイロット・ウォッチの特徴であり続けています。その後、数十年間、マーク 11はたえずアップグレードされ、洗練さを加えてきました。干渉を起こさないラジオビーコンの採用によって天文航法が時代遅れになってからも、1980年代まで、イギリス連邦諸国のパイロットにとってマーク 11は重要な「バックアップ機器」であり続けました。



新バージョンのパイロット・ウォッチ・マーク X Xは、IWCブティック、正規代理店、カスタマーセンター(0120-05-1868)、IWC.comのオンラインショップで販売されています。いずれもMy IWCサービスプログラムの対象で、標準の2年間の国際限定保証に加え、更に6年延長サービスをご利用いただけます。




【仕様】
パイロット・ウォッチ・マーク XX
REF. IW328207 / REF. IW328208

[特徴]
機械式ムーブメント – 日付表示 – 秒針停止機能付きセンター・スモールセコンド – ねじ込み式リューズ –急激な気圧低下にも対応するサファイアガラス

[ムーブメント]
IWC自社製キャリバー 32111
振動数:28,800回/時(4 Hz)
石数 :21
パワーリザーブ: 120時間
巻き上げ: 自動巻き

[時計]
素材: ステンレススティール製ケース、シルバーメッキの文字盤、ブラックの針、
Ref. IW328207:EasX-CHANGE®システムを備えたブラックのカーフスキン・ストラップ
Ref. IW328208: EasX-CHANGE®システムを備えたステンレススティール製ブレスレット
ガラス: 両面反射防止加工を施したドーム型サファイアガラス
防水性: 10気圧
直径: 40 mm
厚さ: 10.8 mm



【お問い合わせ】
IWCカスタマーセンター
0120-05-1868