パネライ「ラジオミール アニュアル カレンダー」コレクションに 新色登場

 From : OFFICINE PANERAI (オフィチーネ パネライ )



ラジオミール アニュアル カレンダー コレクションに新色が登場


繊細に輝くグリーンの文字盤を備えたラジオミール アニュアルカレンダー プラチナテック™( PAM01364) が、ラジオミール アニュアルカレンダー コレクションに加わりました。この新しい複雑機構モデルは、ニューヨークとミラノに続いてパリのシャンゼリゼ通り120番地にオープンした、3番目のカーサ パネライを祝って誕生しました。





すべてが始まった原点
パネライ家の遺産は、1世紀以上に渡ってイタリア海軍のために製造してきた精密機器と密接に関係があります。イタリア海軍の依頼に応えて高精度の計器を供給するために、グイド・パネライが1916年に特許を取得したラジオミール(暗闇での視認性を高めるために発光するラジウムベースの物質)がすべての始まりでした。
アーカイブの証書は、ラジオミールのプロトタイプが1935年に発表されたことを示しています。何年もの間、文字盤のサンドイッチ構造は徐々に調整され、現在は重ね合わせた2枚のプレートのみとなりました。その他の改良点としては、リュウズプロテクターデバイス、そして新しい発光物質のルミノールです。軍用に厳密に製造された時計を、軍は1970年代初頭まで使用し、その設計は軍事機密として保護されてきました。

オフィチーネ パネライは1992年に商用時計市場に参入し、3つのコレクション、44mmサイズのルミノールとルミノール マリーナ、42mmサイズのマーレノストゥルム クロノグラフを発表しました。各コレクションから10本のリファレンスが限定品としてラインナップされ、1993年9月10日にラ・スペツィア軍港で披露されました。この式典には、サー アイモーネ・ディ・サヴォイアの子息であり、当時のイタリア海軍潜水部隊の最高責任者、第5代アオスタ公アメデーオが出席しました。ヴァンドーム グループ(現在のリシュモン グループ)がパネライを買収した1997年に公開されたのはラジオミールだけでした。PAM21というモデルのプラチナケースバージョンが、初のヴァンドーム スペシャルエディションとして60本限定で発表されたのです。

この買収により、パネライの歴史は現代へと発展しました。サン・ジョヴァンニ広場の歴史あるブティックを再開し、ヌーシャテルにパネライ マニュファクチュールを建設し、スイスの高級時計製造と革新的な技術がイタリアの魂に融合しました。100年以上もの間、様々な用途でパフォーマンスを発揮するために開発された革新的な機器は、進化する技術的ニーズ、パネライの研究による未来へのプロジェクト、戦略的パートナーシップ、サステナビリティに対応し、そして現代のヒーローに力を与えます。
これらのイニシアチブには、IOC-UNESCOとのパートナーシップも含まれます。海洋リテラシーの推進によって、より多くの持続可能で公平な社会の実現を目指します。


サンブラッシュ仕上げのグリーンダイヤルの複雑機構
グリーンの文字盤を備えたラジオミール アニュアルカレンダー プラチナテック™( PAM01364)では、秒、分、時間、日、そして一年の各月という複雑な表示をするために、パネライは貴重な新しいムーブメントをラジオミール用に特別に開発しました。
アニュアルカレンダーは洗練された複雑機構として知られていますが、パネライは、複雑機構であっても常に視認性に優れたムーブメントを開発することで有名です。ダイヤルは、必要な情報をすべて明確に表示し、素早く読み取れるように設計されています。



日付と曜日は2つのダイヤル開口部を通して3時位置に表示されます。当月は3時位置の固定矢印で示される外部のムービングディスクに表示されます。月が変わると、ムーブメント内のカムによりディスクが一度に回転し、情報を瞬時に調整します。この仕組みにより、30日までの月と31日までの月が自動的に切り替わります。設定は年に1 回、2月末に行うだけです。月と日付をリュウズ操作で設定したら、ケースの左側にあるコレクターでクリックごとに曜日を変更できます。

アニュアル カレンダーに搭載された自動巻きキャリバーP.9010/ACは、パネライの時計職人たちの中でも複雑機構を専門とするアトリエによる、パネライのDNAを反映したムーブメントであり、イタリアのスタイルとスイスの時計製造の専門知識が見事に融合しています。サファイアクリスタルのシースルーバックケースから、魅力的な複雑機構を鑑賞できます。



文字盤には月と曜日がイタリア語表記で、そしてメゾンの名前、アニュアルカレンダーを意味する「Calendario Annuale」が刻まれています。象徴的なラジオミールのクッション型ケースには、特徴的なディテールである円錐型のリュウズが備わっています。特徴的なグラデーションのサンブラッシュ仕上げのダイヤルは、スーパールミノバ®を充填したサンドイッチ構造です。
ラジオミール アニュアルカレンダー プラチナテック™( PAM01364)は、45mmのパネライ プラチナテック™ ケースにサンブラッシュ仕上げのグリーングラデーションダイヤルとダークブラウンの手染めマットアリゲーターストラップが組み合わされています。

パネライ プラチナテック™ はプラチナの深い光沢を維持しながら、伝統的なプラチナよりも硬く、傷つきにくい特徴があります。バックルは、パネライのホワイトゴールドのBDR バックル(観音開きのバックル)が付いています。着脱時の時計の落下を防ぎ、装着しやすく、エレガントな仕上げを実現しています。アニュアルカレンダーは、パネライの伝統を体現しながら、美しさと信頼性の喜びを求めて細部にまでこだわる複雑時計愛好家を魅了します。



ブティック限定のラジオミール アニュアルカレンダー プラチナテック™(PAM01364)は、ラジオミール アニュアルカレンダー コレクションの一部です。コレクションにはすでに2023年4月に発表されたラジオミール アニュアルカレンダー ゴールドテック™(PAM01363)および ラジオミール アニュアルカレンダー エクスペリエンスエディション(PAM01432)がラインナップされています。
ラジオミール アニュアルカレンダーゴールドテック™(PAM01363)は、サンブラッシュ加工を施したブルーグラデーションのダイヤルを備えています。ブルーの手染めマットアリゲーターストラップが、45mmゴールドテック™ ケースにセットされています。パネライ ゴールドテック™ は、パネライ独自のフォーミュラで金にプラチナと銅を配合し、強烈な赤いニュアンスを与えたゴールド素材です。

ラジオミール アニュアルカレンダーエクスペリエンスエディション(PAM01432)は、サンブラッシュ仕上げのバーガンディグラデーションのダイヤル、ブラックの手染めのマットアリゲーターストラップが、45mm のプラチナテック™ ケースにセットされています。このモデルのオーナーはイタリアの首都であり永遠の都、ローマへの特別な旅に招待されます。職人のノウハウ、文化、史跡を目の当たりにする体験により、参加者はパネライの本質に浸ることができるのです。


【仕様】
ラジオミール アニュアルカレンダー プラチナテック™
Radiomir Annual Calendar
PAM01364

Movement:P.9010/ACキャリバー(自動巻きメカニカル)
・16リーニュ/厚さ7.90mm
・40石
・振動数28,800回/時
・インカブロック™耐震装置
・2バレル
・ 構成部品:316個
Functions:時、分、秒、アニュアルカレンダー
Power Reserve:3日間
Case:ポリッシュ パネライ プラチナテック™ケース、ベゼル
・径45㎜/厚さ16.13mm、
・サファイアクリスタルシースルーケースバック、コランダムサファイアクリスタル風防
Dial:サンブラッシュ仕上げのブルー
・夜光アラビア数字とアワーマーカー
・3時位置に日付と曜日
・9時位置にスモールセコンド
・エッジに月表示
Strap:ブラックアリゲーター、ポリッシュ ホワイトゴールド製BDRバックル
Waterproof:10気圧(~100m)
税込価格:7763800

=====================================
【参考】
Radiomir Annual Calendar
PAM01363/PAM01432

(参照:https://watch-media-online.com/news/6887/




【お問合せ】
オフィチーネ パネライ
0120-18-7110




[Panerai]
1860年にフィレンツェで時計店、時計工房、時計技師学校として創業し、長年イタリア海軍、主に特殊潜水部隊に精密機器を納入してきた歴史をもちます。ルミノールやラジオミールを含むパネライが開発した製品は、イタリア海軍の軍事機密として長く門外不出とされてきました。リシュモングループの傘下に入り、国際市場にデビューしたのは1997年のことです。今日ではヌーシャテルに自社工場を構え、ムーブメントの開発から製品製造まで一貫して行うマニュファクチュールブランドへと成長しました。イタリアのデザインとスイスの卓越した時計製造技術を融合させたパネライの時計は、世界中の正規代理店と直営ブティックにて取り扱っています。
www.panerai.com 
www.facebook.com/paneraiofficial 
www.twitter.com/paneraiofficial 
www.instagram.com/panerai